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見どころたくさんの東の果て、ノリッジ
ロンドンの北東の北海に突き出たイースト・アングリアという地方。イギリスは学生時代に2度周遊していますが、ちょっと奥なので行ったことのない地方でした。
今回はこのイースト・アングリア地方の北、ノーフォーク州にあるノリッジ(Norwich)へ行ってきました。行ったことのあるイギリス人が揃ってお薦めし、見どころも多そうというのが決め手でした。
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ロンドンからも直通電車で1時間45分ほどで行けてしまうのでそれほど不便ではありません。
ちょっと寂しいノリッジ市場
まずは市庁舎前にあるノリッジ市場へ。カラフルな屋根が並びます。
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肉屋さんや中華食材、チーズ屋さんなど。
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中華やピザ、インド料理、イギリス料理などの屋台もちらほら。
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ユーズドの服やジュエリーショップなども。
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外側には八百屋さんも並んでいました。
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賑わうショッピング街は目と鼻の先にも関わらず、3割ほどシャッターが下り少し残念でした。
センスのいいロイヤル・アーケードにショッピング街
ノリッジ市場の前にあるロイヤル・アーケードと呼ばれるアーケード。120年以上前に建てられたビクトリア様式の建物でアーケードの長さは75mほど。見事なファサードです。
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フロアのデザインといい、ライトといい、アールヌーボーで美しく、まだクリスマスデコレーションが飾られていて雰囲気があります。
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ところどころある青いタイルがアクセントになっています。
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アーケードを抜けるとショッピング街があり、賑わっています。似たようなチェーン店が並びがちのイギリスの中規模都市ですが、同じくらいの大きさの町にはないブランドがあったり、ウィンドウショッピングをしていても楽しいです。なんでも個人経営のカフェが多くあることでも知られているそう。
そして、ノリッジには独自のデパートJarroldがあり、本店のみで支店がないホントにここだけ。歴史的な建物に入っています。
地下にフードホールがあって、セレクションもセンスがいいです。しかも自社ブランドも出していて、買いたくなるものがたくさん!
ロンドンのセルフリッジよりいろいろあり、ハロッズのフードホールよりは小さいものの種類が豊富でした。地元ノーフォークのワインとママレード、チャツネなどを購入。デリやワインバーもあり賑わっていました。
人口15万人ほどの町でこれだけのデパートがあるというのは正直驚きでした。
シンプルなノリッジ城
ショッピング街の先にあるのがノリッジ城。11世紀にウィリアム1世によって建てられたノルマン様式のお城で、13世紀から19世紀後半にかけては監獄として使われていたそう。シンプルなデザインです。
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お城まで登ってみました。今は市の博物館となっています。それほど高さは高くないですが大聖堂など町を望むことができます。
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尖塔が圧巻のノリッジ大聖堂
そして、ノリッジ大聖堂へ向かいます。入り口の門がよく見るとユニーク。
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もう一つの門。
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門の手前から大聖堂を見るとこのとおり。
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12世紀に建てられた見事な尖塔のノルマン建築が主な大聖堂です。尖塔は14世紀終わりから15世紀にかけて崩れたため15世紀に再建されたそう。カーン石と呼ばれる石灰石を使っているそうで、黄色がかった色が印象的です。
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内部のパイプオルガンも素晴らしいです。
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天井もこのとおり。
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イギリスで最も大きい教会の回廊だそう。
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尖塔もイギリスで2番目の高さだそうで、圧巻です。
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大聖堂の門を出ると木組みの家々が並んでいました。
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そして並びにすごい曲がっている家が!
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地震がない国だから良いですが、地震があったら速攻つぶれてしまいそう。
中世の雰囲気そのままのElm Hill
大聖堂を後にして向かったのはElm Hillと呼ばれる通り。中世の雰囲気そのままです。
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今はレストランが入っているこの白い木組みの建物がインパクトあります。
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どの角度から見てもすごい存在感。ベギン会修道院として1347年に建てられたそうです。
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こんなキュートな木組みの建物も。
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いい雰囲気の通りです。
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テディベアの専門店もありました。
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ショッピング街も良い雰囲気で、歴史的建造物などの見どろも結構あり面白い町でした。
行きたい博物館・美術館もあったのですが、閉館時間になってしまい残念ながら行くことができませんでした。次回は機会があればシーフードを食べに海岸沿いなども行ってみたいです。
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