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トルコ・アイワルクの町がキュートだった!

トルコエーゲ海沿いのフェティエが期待と違ったので、もう一箇所エーゲ海沿いの雰囲気のある小さい町に行きたいと思っていました。

トルコのエーゲ海沿いのビーチ意外で有名なところは沢山ありますが、エフェソスやトロイなどの遺跡が多いです。普段ローマやギリシャの遺跡が好きなパートナーも遺跡疲れで、私ももう十分。

そこでキュートな家々が並ぶ写真が印象的だったアイワルク(Ayvalık)に行くことにしました。


イズミルからアイワルクまでの道のり

イズミルからアイワルクは電車が通っていないのでバスを利用することとなります。イズミルのバスターミナルは郊外でかなり不便。町の中心にある国鉄駅の近くにバス会社のオフィスがいくつか並んでいて、そこでチケットを買えばバスターミナルまで無料シャトルを出しているとのこと。それなら便利!とそこでチケットを買いました。

ところが係の人は「もうすぐ来る」と言っても一向に来ないシャトル。一応無線でやり取りはしていましたが、出発30分を切ってしまいもう間に合わないということで、係員が急遽タクシーを。最初は2台のタクシーを拾ったのに、経費を抑えようと思ったのか5人を無理やりタクシー1台に。かなり狭いので、ジョージア人の乗客が運転手に5人も入らないだの、間に合わないだの英語でブツブツ文句をいい始めました。

若い運転手は、「俺に俺の仕事をさせろ。時間ないから黙って乗ってろ!黙ってれば間に合うように連れてってやる!」とビシッ。そして、ジグザグとレーンを変え猛スピードで運転!

バス会社内で連絡取り合っているはずなので遅れても待ってくれるだろうとは思ったのですが、タクシーを降りてダッシュ!ギリギリ間に合いました。

バスはアイワルクまで3時間ほどかけて行きます。出発しても団地や住宅地が続きイズミルの街の大きさにびっくり。私が住んでいたアメリカ第三の都市シカゴより人口が多いと知り納得。

アイワルクのバスターミナルがまた内陸の辺鄙なところにあり、街まではミニバスに乗って海岸沿いにある街の中心まで行きました。

アイワルクのキュートな町並み

アイワルクは歴史的な2階建ての家々が細い路地に並び趣があります。

写真で見るより実物のほうが断然キレイです。

こんなギリシャ風の建物も。

絵になる建物。張り巡らされた電線が日本のよう。

ブーゲンビリアが咲いているところが多く、町の景色に色彩を与えます。

小さい町なので、中心にある道をほぼ隅から隅まで歩いてしまいました。

古い倉庫が並ぶエリア。

宿泊した辺りは、住宅やペンションが並びます。

奥に立っているおじさんが道路にチョークで絵を書いていました。

古い建物とブーゲンビリアのアーチがマッチし良い雰囲気です。

カフェの椅子とテーブルの色の組み合わせもオシャレ。

町の中心付近の海辺はレストランや商店が並びますが、5分も歩かずにのんびりした雰囲気に。

賑わうアイワルクのバザール

アイワルクのお店が集まるエリアはかなり賑わっています。洋服や下着などのバザールは商店街の店の前にズラリ。夕方にはみんな車に詰んで撤収します。

イスタンブールのバザールだとスペインで買ったほうが全然安い!というくらいふっかけてきますが、こちらは値段が書いてあるお店も多く、安かったです。

この当たり(↓)は上から服を釣る下げていて、ピンクが多いのでまるでおとぎの国にでも入り込んでしまったよう。

靴下も数珠繫ぎ!

生鮮食料品は常設の市場のスペースがありました。かなり賑わっています。

たまご屋さんはスペインの市場にもありますが、3〜4軒並んでいるのはなかなか見ません。

長期滞在でキッチンがあったら市場で買物をするのも楽しそうです。

こちらではアーティチョークハーツをを売っていました。手間がかかるのでこういうのを売っていると助かるでしょうね。

イズミルのバザールとは規模が全然違いますが、こちらも面白かったです。

アイワルクは、外国人観光客はそれほど見かけませんでしたが、トルコ人観光客がたくさんいました。

海辺のサイン

とにかく町並みがキュートで、ネコがびっくりするくらい多く猫好きにはとっては楽しかったです。

アイワルクのネコは次回お伝えします。


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