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今は我慢の時

今回の首痛をyoga的に考察することにした。


きっと、首痛は私にとって、インスピレーションでためになるメッセージがこめられているはずと思った。そして思いだした「サナギの話」

引用 ヨガ行者のサナギの話                     ある男が今にも蝶になろうとするサナギを見つけた。サナギには小さな穴が開いていて、中からモゾモゾと出てくる様子だったが、しばらくすると動かくなってしまった。いつまでたっても出てこないので、男は待ちきれなくなり、穴をチョキンと切って出やすくしてあげた。そうすると中から体が膨れ上がって羽がまとわりついた幼虫がでてきた。けれどもその幼虫は羽を広げて飛びたつことはなかった。なぜなら、蝶になるには、その小さな穴を自力でくぐり抜けることで体の血液を羽にいきわたらせる必要があったから。そうすれば、体は小さくなり、羽はくぐりぬけた後に飛びたてるように広がるはずだった。結局、幼虫は、短気で親切な男によって、一生地べたを這いつくばることになった。

今の私をサナギに例えるには、少々気がひけるけれども、yogaの勉強を始めたことを考えたらまだまだスタートしたばかり。

首痛は、yogaでの柔軟性を焦って求めようとする自分への戒めだと受け止めた。

yogaの猿王・コブラ・魚の顎を上向きに反らせるポーズができなくても、腰上げ・側屈やほぐし、呼吸法の勉強ならいくらでもできる。

首が痛いからといって何もかもできないわけじゃない!

⭕今は、地道にやさしいポーズを繰り返そう。

⭕そして、ポーズにあった呼吸を行おう。

3月は、yoga以外の用事も忙しいけれども、ひとつひとつ丁寧に。

ケガや病気をしたらもったいない!


そして、社会全体を見渡してみると、今は、効率をとても求められる時代。

効率は悪いことではないけれど、急いで近道をした結果、サナギが蝶になれなかったように、自分の目指すところにたどり着かなかったら意味がない。

天候・気温、あるいは、仕事・学校環境の変化が激しい時期、みなさんも自分が焦っているなと感じたら、一度立ち止まって深呼吸して、自分を取り戻す時間を作ってください。


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