見出し画像

言葉の力・・・その影響力

量子場調整®は、言葉を使って施術を行う。クライアントには聞こえないように、口の中でひっそりと。

この時後頭部に手を添えているだけで、一見して無言である。だからクライアントは寝ているだけで、何をされているのかよく分からない。

言葉の内容は技術的なことなので、ココで開示はできないが、この技術を学んで初めてある意味、言葉の力を知った。そして日本語の力も。

この技術は、創始者である岩尾和雄院長が日本語を使って検証しているので、他国の言葉では同じ効果を再現できない。

そして、量子場調整師は技術としての文言以外に、あらゆる言葉をアレンジして、その文言に組み込み、口の中で発している。

先日説明した「量子場観察術®講座」でも、この言葉の力とイメージとを使って、誰もが「量子使い」であることを体系的に学ぶので、言葉の力を認識される方は多いかと思う。

何気なく使い、発している言葉。それがどれだけ自分と他人に影響しているか。この技術を教わる以前のわたしは、そこまで影響があるものとは思っていなかった。

良い内容であれ、悪い内容であれ、それを発した時点でその言葉はわたしたちにいろいろ影響をおよぼしていたのである。もちろん、そんなことは普段誰しも意識してはいないだろう。

よほど悪意のある言葉を発していたり、発せられたりすれば、その言葉の周波数の居心地の悪さに、誰もが嫌な気分となるので、それはわかるのではないかと思う。この嫌な感じ、鈍感な人でもわかるだろう。

言った人も言われた人もこの時、この発した言葉の影響を受けているのである。だから一見して他人の悪口を言っているようでも、実は言っている本人にも同じ影響が及んでいる。

相手に対して、「ばかやろう」と言った時、その言葉は私に対しても同じである。言った本人は一時的にすっきりするかもしれない。しかし、悪口も言いすぎると段々言ってる本人自身が気持ち悪くなったり、嫌気が差してくることはないだろうか?

先日ツイッターで、ある政治家の発言に対して、正論をぶつけていた人達の話を書いていた人がいた。その人曰く「言っていることは正しいのだが、この会話の中にいると、その言葉の海で気分が悪くなる。」というものだった。

正論を主張していた人達の言葉自体が、もちろん正論ではあるのだが、悪意はなくても攻撃的であったため、その人は読んでいるだけで気分を害してしまったのである。

まさしく、言葉の持つ力である。

同じように愛ある言葉や建設的な言葉も、相手だけでなく自分にも同じ影響を与える。

「普段使う言葉は大切にしましょう。」とはよく言われることだが、このような影響を知ったら確かにそう思うだろう。

そして一番に気をつけなければいけないのは、自分に対する言葉。誰もが何気に自分を責めたり、否定的な言葉を発することがあると思う。これは本当に自分が自分を攻撃する行為であり、それがくせとしてある場合、知らず知らずのうちに自身のこころが蝕まれている場合がある。

自分に対して投げかける言葉が、今の自分のセルフイメージを強化し、形作っているとも言えるのだ。

でもそんなに堅く考えることはない。生きている限り誰でも、嫌なこと嫌な人には巡り合う。その時誰しもが、悪口を言ったり、愚痴を吐いたりするだろう。

そして自分のことに納得いかず、落ち込んだり悲しんだりして自分を責めることもあるだろう。

そんな時は無理せず、マイナスな言葉を吐いて構わないと思う。むしろ、言ってすぐに気持ちを切り替えたほうが、本人的にも良い。

これを読んでいる人は、「マイナスな言葉は言ってはいけないのではないか?」と思われただろう。確かにそうである。でも言っても構わない。

何度も同じことを言い続けないことが大切なのだ。何度も言い続ければ、その言葉は「呪い」のように相手と自分に降りかかるからだ。

この場合は、自分で感じた感情に蓋をせず、素直に認めた上で言葉に出したり、紙に書いたりして吐き出してしまった方が、じぶんのこころを守る上では適切な行動だと思う。そしてその後は切り替える。

もしそれができないのであれば、その嫌な言葉を吐かずにいられない自分を受け入れ、その感情を認める必要がある。

少し話がそれてしまったが、この言葉の力は目に見えて感じることはできないかもしれない。しかし決して侮れない、すごい力を秘めている。

それが大勢でしかも何度も発せられればなおのこと。だから自分も発する言葉の内容には気をつけたいと思っている。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?