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2020年天猫W11は昔と別物?!勝ち抜くために絶対知っておくべきこと

こんにちは。unbotマガジン編集部です!

全世界において毎年報道されて、世の中に知れ渡るようになった中国の「双十一(W11)」。最近では日本でも「11月11日(独身の日)」キャンペーンを行うようになってきましたね。
中国EC市場を攻略する上で、このW11を制覇することはもはや「成功への鍵」と言えます。

そんなW11ですが、なんと2020年は今までと違う「遊び方」で開催されるそうです!本日は今年のW11について、いくつか以前と違ったPointをピックアップし、ご紹介させて頂きます。

01:ブランド側にとっては諸刃の剣?!2020年W11は長期開催が決定

先日、アリババが発表した2020年のW11についての内容によると「今回はキャンペーンの販促期間をこれまでより長く設置し、10月下旬から予約販売+予熱の期間に入り、11月11日当日まで盛り上げていく」とのこと。この発表によると、今年のW11は開催期間が長くなったため、販促周期が2回に分けられるそうです。

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これまではカテゴリ別でそれぞれのキャンペーンを行い、11月11日当日に全面的なピークを迎える…徐々に盛り上がるパーティーのような開催スタイルでしたが、長期開催+二回のピークとなり、消費者にとってもこれまでのW11とは一味違った楽しみ方ができると、注目されています。

しかし、このキャンペーンスタイル…ブランド側にとっては「諸刃の剣」でもあるのです。告知期間と予約販売の期間が長く、オーダーのピークが二回に分かれるため、CSや物流のサービスに余裕ができる一方、他のプラットフォームの販促スケジュールと異なる場合、在庫調整が難しくなります。
各プラットフォームの特性やキャンペーン情報を先取りし、獲得したい消費者に合わせ戦略を立てていくことが重要になります。

02:2020年のW11は「ライブコマース販促」が成功の鍵

2019年のW11期間中、淘宝App内でライブコマースを視聴したユーザーは累計4,133万人で昨対成長率が130.5%、GMV貢献200億元、10個以上の【億元レベル配信ルーム】が開設され、100個以上の【千万元レベル配信ルーム】が開設されました。

今年はコロナの影響でライブコマース販促がブランド側の絶対的武器となり、618の期間では淘宝ライブコマースを開設した店舗数の昨対成長率が160%という結果をたたき出し、3分の2のブランドが億元レベルのライブコマースの実績を残しました。そして一番の驚きは、600名以上のブランド創業者や管理層の方が“自らライブコマースを行ったこと”です!

淘宝ライブコマースのGMV貢献率を更に成長させるために、天猫はブランド側のライブコマーススケジュールを作り、これを通して今年のW11を盛り上げていく予定です。

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同時に、菜鳥国際はライブコマース専用の物流サービスを用意し、ブランド側の「ライブ配信、販売、発送」が同時にできるように全力サポートを提供するそうです。合わせて活用することが更なる成功のポイントとなります。

03:消費者、大注目の「ショッピングカード形式」とは?

2020年のW11では、注目すべきポイントがもう1点あります。それが「ショッピングカード形式」。これにより消費者は、今まで以上にお得なサービスを受けることができますので、ブランド側もこの仕組みを理解し、ユーザーの購入体験を重視して挑むことが重要です。では、そのショッピングカードの仕組みをご紹介させてもらいますね。

ショッピングカードのチャージメニューは店舗やカテゴリによって異なりますが、例えば、1,000元をカードにチャージすると、キャンペーンによってチャージ金額がプラス200元追加されます!つまり1,000元チャージで1,200元分のお買い物が楽しめるという仕組みになります。

更に消費者にとって嬉しいのが、クーポンや他のセールスキャンペーンとも併せて使用可能なところです。仮に400元使って500元分のチャージを行い、さらに満499元減50元のお店で500元の商品を購入した場合、実質350元で500元の商品を購入することができます。残った50元分のチャージ額は、キャンペーン後も使えますので、150元もお得になります。

このお得なショッピングカード形式により、消費者の注目度は今まで以上に高まっていることが想像できますね。

04 天猫の消費者サービスにも注目を!全力の会員運用?

今回のW11に向けて、天猫は会員の運用に注力しています。離脱顧客の呼び戻し・新規顧客の初回購入・アクティブ顧客のリピート購入・顧客単価の引き上げ等を狙い、一連のサポート施策を用意し、W11での会員売上UPを狙っています。その施策の一部をご紹介します!

1、 会員初回購入クーポン:会員登録済だが、まだ初回購入をしてない消費者に機会を与え、販売促進に繋げます。
2、 会員ギフト:会員のみ、予約販売期間からギフトがもらえます。
3、 会員リピートクーポン:アクティブ会員にリピートクーポンを提供し、リピート購入率と顧客単価の引き上げを狙います。
4、 会員預金カード:会員に予め一定金額をチャージさせ、W11期間中のスムーズな購入機会に繋げ、売上UPを狙います。

05:最後に

今年の天猫W11は過去とは別物になってしまうと言っても過言ではないでしょう。
今までの経験とデータが参考にならなくて困っている企業様もいらっしゃると思いますが、中国市場はとにかく変化が早いので、時代の波に乗って臨機応変できることは、やはりいつになってもすごく大事です。

W11は大きく認知と売上を伸ばすことができるイベントになることが想定されます。
unbot自社開発の顧客分析システムTERASは、中国市場でデータをもとに戦略を実行していくためのプラットフォームとして、お客様のデータ活用をご支援します。

・既存顧客はどんなお客さん?
・「まとめ買い」っていくつずつ?

・W11で買った顧客のうち、リピート顧客になったのは何人?

など弊社が用意したテンプレートから貴社ならではの経験の数値化など、天猫や京東の管理画面では見れないデータを取得することが可能であり、店舗の健康診断からPR施策の効果測定まで、「顧客理解」という戦略の原点に立ち返った上で施策を企画/改善をします。

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今なら、年末まで無料お試しキャンペーン中!

W11のデータを今後の店舗成長に活用することによって、これから中国EC市場で勝ち抜くロードマップも明確に描くことができるでしょう。

まずは中国EC市場において、顧客理解に近づくためのデータ分析をご体感ください。

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