見出し画像

こなれ感纏って、いざミュンヘン・ドイツへ

様々な性格の人が世界にはいると言えど、多かれ少なかれ国民性というものを信じている。ドイツ人といえば、真面目で機能性の鬼、倹約家、ゆえに親しみにくそう…そんなよく耳にするイメージを持ちながら初上陸したミュンヘン。※観光に来た一日本人という素人目線なのでご容赦ください!

観光名所が集まる「マリエン広場(Marienplatz)」は、観光客の期待を裏切らない。私の1日ミュンヘンツアーはここからスタート。

画像1

PRADAやHermesといった高級ブランド店が、軒並み続く中心街「マリエン広場」周辺は、ドイツ最大の仕掛け時計を持つ「新市庁舎(Neues Rathaus)」がネオゴシック様式の堂々たる姿を誇る。
早朝、石畳の広場にて清掃員が重そうなゴミ箱を運ぶところを、サラリーマン風の男性がさっと手助けしていた。

そんな光景に感心しながら歩を進めると、あのモーツァルトも、その華麗さに驚愕したというバイエルン王家の宮殿「レジデンツ(Residenz)」が現れる。

画像2

上の写真は、レジデンツ内、アンティクヴァリウム(Antiquarium、考古館という意味)

豪華絢爛な展示物は言うまでもなく素晴らしいものばかりだが、施設内の人間観察も面白い。
小学校低学年の子どもたちに、懸命に展示物について語るドイツ人親子、英語で質問する私に「英語全然わからなくて…HAHAHA!」と爆笑する男性係員、華麗な王妃の寝室を見て目を輝かせる高齢女性…「どの国も、人々は大して変わらないなぁ」と笑ってしまった。

お昼は、マリエン広場付近の野外市場「ヴィクトアーリエンマルクト(Viktualienmarkt)」でカッコよく決めてみた。定番のドイツ料理はもちろん、果物のフレッシュジュースやヴィーガンピザまで何でも揃っている(しかも大概「おまけ」とウィンクしながら嬉しい量にしてくれる)。画像3

画像4

画像5

広場を一層素敵な空間しているのは、チェロなどの弦楽器や、ミニドラムなどの打楽器を操るストリートミュージシャンたちだ。
バラバラながらもそれぞれ心地よい旋律を奏で、まるで一つの音楽を織り成すかのごとく、その場を華やかにする。
そして、観光客も地元民も関係なく、尊敬と感謝の気持ちとして、彼らに拍手とチップを送る。
しかし、ミュンヘンの夜は早いので注意。20時にはほとんどのお店が閉まってしまうのだ。橙色の街灯が灯り始め、暗くなる街にソワソワしつつ、街中に漂う甘い香りの誘惑に負けて買った「ローストアーモンド(Gebrannte Mandeln)」を頬張りながら、帰路に着いた。
この気持ちのいい街の空気を身体いっぱいに吸い込みながら。

画像6


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?