2020/07/22の創作日記(〆切まで101日)
なんか妙な夢を見て、それが一日中頭から離れなかった。
夢分析とは少し違うのだけど、夢で見たおかしな風景を「これとこれとこれの合体で、全体の枠組みとしてはこれを使ってるんだな」と考える作業は結構楽しかった。
あとは赤坂アカ先生原案、横槍メンゴ先生作画の「推しの子」を遅ればせながら読んだ。
一巻時点での印象としては「要素もテーマも単体では然程目新しいわけではないが、組み合わせと演出が秀逸」という感じ。
最初から予想を裏切る展開がぽんぽん起きる上、常に複数の謎がスタンバイしているため飽きずにスラスラ読み進められる。
純粋にエンタメの技量が高くて感心してしまった。
面倒な部分をギャグ調で流してテンポを良くしている部分といい、例のあのシーンといい、読者の視線と感情の誘導が非常に巧みだ。
かぐや様でも多くを勉強させてもらったが、推しの子はさらにコンパクトに纏まっており、ストーリーテリングとして非常に参考になる。
なお自作に関しては特に語ることはなく。淡々と6000字ほど書いた。
ペース自体は悪くないのだけど、いかんせん全体的に無駄が多い感は否めない。
その都度推敲してもキリがないのでひとまずは初稿を書き終えるまで続けるつもりだが……どうにも軸があと一本二本足りないような気もする。
こんな情緒たっぷりに書いても誰も読まないのではという危惧がある。自分の作品を信じ切る根拠が足りていないのが一番問題な気がする
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