作品を非公開にした理由を語るコーナー
こんにちは、夕凪です。
さて、半月前にエブリスタ、アルファポリスの両サイトに掲載しておりました『溺愛アルファの完璧なる巣作り』を非公開と致しました。
読者の皆様におかれては予告なしの突然の非公開となり、ご迷惑やご心配をおかけしたこと、改めてお詫びいたします。
大変申し訳ありませんでした。
非公開後にTwitterにて、とある人物へ私が何度か呼びかけていることは、このnoteをご覧の方々には周知のことと思います。
あ、なにかあったんだな、とお察しいただけたことかと思いますが、私の再三の呼びかけにも残念ながらなんのアクションもいただけなかったため（後述します）、今回作品を非公開とするに至った経緯をすべて語らせていただこうと思います。
長いので、トイレを済ませてからスクロールしてくださいね。
まず、今回の経緯を語る上で三名の登場人物が出てきます。
犯人（敢えてこの言い方をします）を『A』
被害者を『B』
そして私、イトミミズ夕凪。
ことの経緯は私が、後の被害者となるBさんに『溺愛アルファ～』の表紙絵を依頼したことから始まります。
私はBさんの描かれる絵が好きで、TwitterにてBさんが上げられたとあるイラストを見て居ても立ってもいられず衝動的に、ひょひょひょ表紙絵描いてくれませんか！！と挙動不審にもほどがあるDMを送りました。
そうしたらなんということでしょう、Bさんが快諾してくださったのです。神かよ。
Bさんの表紙絵を頂戴する日をウキウキと待ちながら、私はご機嫌に『溺愛アルファ～』の執筆を続けてきました。
そんな2月のある日のこと。
Bさんより「表紙の件、お断りをしたい」と寝耳に水のLINEが来ました。
あ、私なにかやらかしたな、とイトミミズ夕凪は思いました。
コミュ障ゆえ、絵師様とやりとりするときはいつも失礼がないようめちゃくちゃ気をつけているつもりなのですが、依頼を断りたいと言われるほどのなにかを知らずにやらかしてしまったのだ、と心臓バクバクさせながら、Bさんに理由をお尋ねしました。
そうしたら、こんな返事が。
ある方から「Bさんの絵が溺愛アルファ～の作品イメージに合わないので、表紙担当から降りてほしい」とDMがあった
というものでした。
三度見しましたよね。
は？？？？ Bさんの絵柄でユーリを描いてほしいと作者である私が依頼したのに、他人が横からそんなこと言ってくるの？？？
ってなりましたよね。
ビックリしすぎて頭真っ白になりました。
私がBさんに表紙絵を依頼したことは、当時のTwitterでのやりとりを見ていれば察することができたかと思います。
（つまり、Aは私のツイートを日常的にチェックしていたと思われます）
（Bさんに表紙絵を依頼したよ、というツイートをしたわけではなく、Bさんとのリプのやりとりにて、表紙絵描いていただくことをほんのりとを記載しました。Aはこれを見ていたのだと思います）
ここでこの記事を読んでいる皆様にわかってほしいのは、このDMを送りつけてきた犯人Aが「イメージと合わないから表紙絵担当降りろ」と言ったのは、Bさんが普段上げているTwitterでの作品を見ての言葉であって、
『溺愛アルファ～』の表紙絵のために描かれたキャラを見たわけではない
ということです。
驚きですよね。
実際の表紙絵のラフなり、キャラデザなどを見て「イメージと違う」と思うならともかく、Ｂさんもまだキャラの外見を固めきってない（これに関してはＢさんに丸投げしてる私が一番悪い）段階で「イメージと違う」って……。
じゃあおまえが描けよ！！！！
ってなりますよね。
Ｂさん曰く、Ａのアカウントは作られたばかりでＦＦもゼロ、後日見にいくとアカウントは削除されていた、とのことで、
ＢさんにＤＭを送るためだけに作られたアカウントだったことがわかります。
Ｂさんはこの件を私に話すかどうか1週間悩まれました。
1週間も！！！（涙）
そして、私の作品のファンが不快に思うなら辞退したい、とお話しされました。
私はもちろん、全力でＢさんを引き留めました。
でもＢさんもこのＤＭでメンタル削られていて、表紙絵の話はお互いが落ち着くまで一旦保留、という形になりました。
私は、こんな失礼なＤＭがＢさんだけでなく、かつて拙作の表紙絵を担当してくださった他の絵師さんにも送られてたのではないかと戦々恐々で、そして今後べつの作品でも絵師さんに依頼する度に、こういう攻撃を絵師さんが受けるのかもしれない、という危惧にとらわれ、正直続きを書くのも怖くなって、連載も一旦休憩という形をとりました。
そしてＢさんとも相談し、アマチュア文字書きである私が表紙絵を依頼するということがどういうことなのか、を犯人Ａにちょっとでもわかってもらおうと、この記事を書きました。
上の記事と重複しますが、表紙絵は、自分が好きな絵師さんに、自分がお金を払って、自分の作品に絵をつけてもらうんです。
そこに他人の意見が介在する余地はないんです。
（○○さんの絵が夕凪の作品のイメージに合うよ～、とか、○○さんが表紙絵依頼受けてるよ～とか、そういうアドバイスなどはありがたく受け取りますけど！！ 人脈ないので表紙絵描いてくださる絵師さんを見つけるところからしてまずハードルが高いマンなので！！）
しかも、表紙絵にすらなってない、ふだんのイラストを見ただけで「イメージと違う」とは何事！！ 失礼千万！！
こうして思い出すだけで怒りがぶり返す……。
さて、そういうわけで前回noteを公開して、これでAも反省してくれればいいなと願いつつ、『溺愛アルファ～』の連載も再開しました。
ここまでが非公開に至るまでの前段階です。
まだ前段階です。
予告編みたいなもんです。
ここからが本編です。
トイレは大丈夫でしょうか？
まだまだ先は長いです。
コーヒーブレイクも挟んで、またスクロールしてください。
では、本編をどうぞ。
さて、Aからの大変失礼なDMが届いて以降も、ありがたいことにBさんは私と変わりないお付き合いをしてくださいました。
Twitterで絡んでも嫌な顔せず（いや、顔は見えないけどたぶんニコやかに）お相手してくださいました。
私も気持ちを切り替えて『溺愛アルファ～』の続きに取り組んでいた、そんな3月某日。
BさんからLINEが届きました。
例の捨て垢（Aのことです）からまたDMがきた、とのご連絡でした。
前回より強気な発言で、ちょっと脅迫まがいな言い方だった、とのお話だったので、詳細を把握するため、DMのスクショをBさんにお願いしました。
Bさんはとっても人間ができている御方で、AからのDMのスクショを私に送ることで私を傷つけるのではないかと心配してくださって、熟考した上で、それでも私の強い要請に応じる形で、AからのDMを送ってくれました。
はい、というわけで問題のAからのDMです。
スクショを添付するのは色々問題がありそうですのでそれはしませんが、以下に記す内容はほぼ原文ママで、一切の誇張がないことをお約束します。
『AからのDM』
夕凪先生に告げ口されたんですね
これまであんなこと書かれる方ではなかった
いったいどんな言葉で言い寄ったんですか？
（夕凪は）あなた（Bさんのことです）のような無名絵師を相手にするようなお方ではないのです
まだ（溺愛アルファ～の表紙絵を）描こうとするつもりですか
身の程をわきまえなさい
絶対に許しません
強行するつもりなら全力で潰します
これは読者総意の意見です。
あの作品（恐らく溺愛アルファ～のことです）に相応しいのはこの私なのです
夕凪先生はまだ気づかれていないけれど、私はすぐそばに居てもうすぐ気づかれます
そして私を指名されます
悔しいでしょうがあなたはお払い箱、願い叶わずなのです
馴れ馴れしい態度を改めて去ってください
そして二度と近づかないように
このDMを送りつけた後、Aはまたアカウントを削除したようです。
Bさんからは、１回目のDMとアカウント名は違うけど、文章などは同じなので同一人物だと思う、とのお話を聞きましたが、夕凪に告げ口したな、という一文があるので同一人物で間違いないと私も思います。
さて、このDMをご覧になって、皆様はどのように思いましたでしょうか。
私は、
これは脅迫だな
と思いました。
これは間違いなく脅迫DMです。
なぜこんなものを送りつけて平気だと思えたのか、心底Aの神経を疑います。
このDMについて色々言いたいことがあるので、一個ずついきましょう。
まず大前提として、
・Bさんは溺愛アルファ～の『表紙絵』を描いていない
・Aからの1回目のDMの後、Bさんと私との話で表紙絵の依頼は一旦保留になっている
・そのため、TwitterなどでBさんが拙作の表紙を描くなんて話は私もBさんも一切していない
ということがあります。
それを踏まえて、
＞夕凪先生に告げ口されたんですね
＞これまであんなこと書かれる方ではなかった
＞いったいどんな言葉で言い寄ったんですか？
この出だし。
は？？？？ 最初に言い寄ったのは私の方だわ！！！！
前回のnoteでも書いてますが、好きな絵師さんに表紙絵描いてくださいと依頼をするのは、いつも私発信です。
絵師さんは頼まれる立場です。
なので挙動不審な言葉でBさんに言い寄ったのは、この私！！！
あと、おまえが私のなにを知ってる、と言いたいですね。
これまであんなこと書く奴じゃなかったよ夕凪は、って、夕凪語れるほどずっと私のこと見守ってくれてたとでも言うのかよ。それはそれで怖いよ。
そしてこれ。
＞あなたのような無名絵師を相手にするようなお方ではないのです
＞まだ描こうとするつもりですか
＞身の程をわきまえなさい
誰に物言っとんじゃ！！！ 失礼が過ぎる！！！
身の程をわきまえろ、とか、創作以外で言ってるひと初めて見た。
さっきも書きましたが、Bさんへの依頼は『保留』になっていたため、なぜAが「まだ描こうとしてるのか」と言ってるのかが意味不明。
恐らく私がTwitter上でBさんとこれまでと変わらずやりとりしてるのを見て勝手に勘違いしたんでしょうが、おのれの勘違いで他人様をよくここまで攻撃できたなと思いますね。
あと無名絵師とか、マジで誰に言っとんねんってなります。
＞絶対に許しません
＞強行するつもりなら全力で潰します
＞これは読者総意の意見です。
はいコレね。
『読者総意』。（どうでもいいけど『総意』と『意見』って意味かぶってんぞ）
あなたの言う『読者総意』って、誰と誰と誰が言ってるんですか？？？
何人集まったら『総意』になるんですか？？？ って問いたい。
そして『全力で潰します』って、もうこれ明らかな脅迫やん。
なにをするつもりかわかんないけど脅迫やん。
その脅迫文からの、コレ。
＞あの作品に相応しいのはこの私なのです
＞夕凪先生はまだ気づかれていないけれど、私はすぐそばに居てもうすぐ気づかれます
＞そして私を指名されます
もはやホラー
怖すぎるやろ。
っていうかおまえ絵師さんか！！！
ならこんな脅迫文送る前に私に、
「○○のイメージで描いた絵で～す」とか言ってイラスト投げてくれたら、大喜びで受け取ったのに！！！！
なんで脅迫に走ったんや……（白目）
これね、『私はすぐそばに居る』とA自身が言ってるんでね、私はこれを見てTwitterで散々呼びかけたわけなんですけどね。
そしてDMの締めがコレ。
＞悔しいでしょうがあなたはお払い箱、願い叶わずなのです
＞馴れ馴れしい態度を改めて去ってください
＞そして二度と近づかないように
何回も繰り返しますが、
Bさんは『表紙絵を描いてない』んですよ！
まだキャラのイメージすら固まってない段階だったんですよ。
そしてその依頼自体がAのせいで保留になってた状況なんですよ。
なんでこんなこと言えるんだろ……。
Bさんにこの脅迫DMが届いてから、私もずっとない頭をうんうん唸らせて今後のことを考えました。
今回はBさんが被害に遭ったわけですが、
今後も同じことが起こるんじゃないか？
という疑念と恐怖がいまもずっと私の中にあります。
たとえば『溺愛アルファ～』完結後に私がべつの作品を投稿サイトで書いて、その表紙絵をべつの絵師さんに依頼したら、またAの野郎からその絵師さんが脅迫を受けるかもしれない。
このイラストが好きだ！と思って依頼した絵師さんに、ご迷惑をかけるかもしれない。
そう考えだすと、投稿サイトに掲載するのをもう辞めた方がいいんじゃないだろうか、という結論に達しました。
あとは単純に、Aが『溺愛アルファ～』を気に入って読んでそうな気配だったため、
作品が読めなくなったらAもガッカリするかもしれないな、ぜひやってやろう
という報復の感情があったので、エブリスタ、アルファポリスから『溺愛アルファ～』を下げました。
以上が、今回の騒動の一連の流れです。
その後私はAと話がしたくて、Bさんではなく私に直接DMくれ、と何回も呼びかけました。
Aに何を言いたかったのかというと、
・私にとって表紙絵を依頼するというのはどういうことなのかをもう一度丁寧に説明したかった
・あなたがしたことは脅迫で、犯罪であると伝えたかった
・Ｂさんにきちんと謝罪をしてほしかった
というのが目的だったわけですが、Ａが私の呼びかけに応じることはありませんでした。
このままトンズラこいて知らん顔してるんだろうな、と思ってた矢先のこと。
先日Ｂさんより改めて、表紙絵の依頼を白紙に戻してほしい、との連絡がきました。
『保留』だったのが『白紙』になりました。
私には沈黙貫いてたＡが、なんとＢさんにまたＤＭ送りつけたようで、
・夕凪とは絶対に話さない、印象が悪くなったらどうしてくれるんだ
・自分は正しいことをしている
・表紙絵降りろ
・表紙絵は私が描く、私こそがふさわしい
・表紙絵降りたらもうＢさんには連絡しない
もうめんどくさいから全文掲載はしませんが、こんな感じの文言が並んでました。
これ以上Ｂさんにご迷惑をお掛けするのは本当に心苦しくて、私は表紙絵の依頼を白紙にする件を了承いたしました。
これで満足ですか？
あなたの要請通りに、Ｂさんは表紙絵を辞退されました。
おかげさまで『溺愛アルファ～』は今後一切、誰にも表紙絵を依頼できなくなりました！！！
満足でしょうか？？？
そもそもこの『溺愛アルファの完璧なる巣作り』は、書き始めた当初から、完結させることを目標に書いていました。
創作をする過程で色々あって、やる気が迷子になって、連載途中でほったらかしている作品が二つある中で、新しい作品を書き始めるという選択は中々に勇気が要るもので、こんな中途半端なことしてたら読者さんも離れていくだろうな～と思いながらも、楽しいことをしたい！という気持ちが我慢できずに、自分が楽しむために書き始めたものでした。
まずちゃんと一作を完結させて、それで紙本作って、そして未完の作品に向き合おう、と思っていました。
紙本を作る、という目標があったので、どこかの段階で表紙絵を依頼しようということは書き始めからずっと頭の中にありました。
そしてTwitterでドンピシャで好みの絵師さんを見つけて、勇気を振り絞って依頼したんです。
Bさんが表紙絵を快諾してくださったときは、本当にめちゃくちゃ嬉しかった。
それなのに、まさかこんなことになるとは……。
大好きな絵師さんにご迷惑をお掛けしたことも、表紙絵を依頼したがために傷つけるような結果になってしまったことも、本当に本当にかなしいし、悔しいです。
私が悪いわけじゃない。
悪いのは犯人Aであって、私じゃない。
でも、私が依頼なんてしなければBさんが傷つくことはなかったと思うと、やっぱり自分を責める気持ちがなくなることはありません。
そして、紙本を作るときのお楽しみである表紙絵も、白紙になりました。
こんないわくつきの作品の表紙絵、もう誰にも依頼できません。
文字通り表紙は白紙ですよ！
真っ白な表紙で本作れってことですね！！
あなたの思い通りになって良かったですね！！！
だめだ。
イライラが止まらない。
このままだと放送禁止用語連発して、noteが『ピー』音とモザイクで埋まってしまうので、私の今後の活動に話題を変えます。
と言ってもそっちも白紙です。すみません。
本来であればこの経緯説明をして、サイトの掲載も再開しようかと考えておりましたが、私の再三の呼びかけに応じなかったAが、BさんにまたDMを送りつけるという暴挙に出て、反省の色もゼロだったことで、投稿サイトでの活動も躊躇せざるを得ない状況です。
今後についてはもう少し考えます。
考えてから改めてお知らせさせていただきます。
もうキリがないので今回はこの辺で終わらせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事の内容について物申したいことなどがあれば、
夕凪に連絡ください。
一応マシュマロ貼っておきます。
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