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最近の記事

TOEICで三ヶ月以内に860点を取る方法。正しい参考書と正しい勉強方法とは

※12/21追記: この方法で無事900点突破しました。 ※後で述べますが、本文の99%が無料です。  普段はもっと概念的な内容について書いているけれど、今回は(ある人にとっては)もっと実用的な内容について書いてみようと思う。タイトルにある通り、TOEICで三ヶ月以内に860点を取る方法について。この記事はとてもピンポイントな読者を想定しているので、TOEICなんてつまらないものに興味はないという人や興味はあっても860点なんて楽勝だという人には全く刺さらない内容になって

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    • 社会性、あるいは協調性の大安売り

      ※この記事には一部新型コロナウィルスに関連した記述がありますが、疫学的な観点から対処法・予防法等を述べたものではありません。  現代社会、とりわけ日本という同調圧力が強い国で生きていくためには社会性や協調性が必要である。あるいは、社会性や協調性があると他者から認識されることでより生きやすくなる、と言い換えれば大きな異論は無いと思う。しかるべき時間をかけることができれば他者の内面をある程度知ることはそう難しくはないだろうが、そうではない場合、とりわけ顔も知らずすれ違う程度の相

      • 腹が痛い時、そこに神は存在する

         それは突然にやってくる。例え普段から気を遣って氷を抜きにしたり、高島屋で売っているようなハーブティーなんかを急須で淹れたりして労っているつもりでも、胃腸はそんなことを気にしてはくれない。少しでも彼/彼女の機嫌を損ねた日には我々は冷汗を流すことになる。やっとの思いでトイレにたどり着き、腰かけたとしても安心できない。むしろ辛いのはそれからで、一息ついてほっとしたかと思えば、しばらく後には急降下して我々を苦しめる。だけどこんなに辛い経験からだって我々は学ぶことができる。気づくこと

        • 小林緑から学んだ一つのこと

           私の大好きな作家の一人に村上春樹がいて、彼が書いた「ノルウェイの森」は私が最も好きな作品のうちの一つだ。いつかノルウェイの森の好きなところを文章にしてみたいとも思っている(既に色々な人が色々な思いを書いているだろうけど)。そしてこのノルウェイの森に出てくる人物の中でも最も好きなのが小林緑という女の子だ。彼女は主人公のワタナベと同じ大学に通っている小林書店の次女で、マルボロを吸い、灰皿にぐりぐりと押しつけてその煙を消す。彼女の魅力的な所はもっとたくさんあって、そしてもちろんた

        TOEICで三ヶ月以内に860点を取る方法。正しい参考書と正し…

          ある秋の月曜日の雨と、習慣。

           秋だ。秋。満を辞してようやく秋が来た。夜道を何の気なしに歩いていると、金木犀が咲いている。賛否両論あれど私はこの香りが好きだ。まさに秋が来たという感じがする。秋が来たから金木犀の香りがするのか、金木犀の香りがすれば秋なのかは難しいところだが、とにかくそこに秋が来たということに変わりはない。秋の何が良いかって、過ごしやすい気温に合わせてシックな装いができる。マスクをすれば5割増に美人に見えるとすれば、正しく秋服を着こなしている人は26割増くらいで美人になる。普段はチャランポラ

          ある秋の月曜日の雨と、習慣。

          OriHimeから考えるオンライン旅に必要な条件

           OriHimeというものをご存知だろうか。自らを対孤独の研究者として位置づけ日々研究と開発を行う吉藤オリィ氏が開発した分身ロボットだ。 OriHimeがどんなものであるかは調べればすぐに出てくるので詳しい説明はここでは割愛するが、簡単に言えば離れていてもその場に「いる」ことの実現を目指す小型の半人型ロボットだ。これを使えば、例えば離れた所から会議や結婚式、卒業式等に参加したりすることができる。操作する側は離れた所から景色を画面越しに見て、マイクを通して話したり、簡単なジェ

          OriHimeから考えるオンライン旅に必要な条件

          夢と現実、そして幻覚と妄想

           朝目が覚めたとき、その時点から少しずつ薄れゆく夢を思い出してみる。すると、今まで見ていた夢がひどく奇妙なものであったことに気づくかもしれない。黒い竜巻は四つも目の前に渦巻いてはいないし、豹柄の着物を着たサイはいないし、お婆ちゃんの踵が取れて中から餡子が見えたりもしない。夢の中では自然なこれらの現象も、一度目を覚ますと現実(と思っているもの)には適応できずに却下される。一方で、時には現実に影響を及ぼすほどにリアリティを帯びた夢を見ることがある。夢で見た芸能人のことが好きになっ

          夢と現実、そして幻覚と妄想

          元恋人は死んだ。

           中野量太監督で言えば「湯を沸かすほどの熱い愛」、村上春樹的に言えば「僕をひどくややこしい場所に運び込む」ような恋愛について。愛と恋の違いなんていうややこしい区別を語るのは別の機会にしておいて、今日は死んだ元恋人について文章にすることを試みたい。  一度は愛した恋人、本当に好きだった恋人、ともに生きていくと約束した恋人。どんな表現でも構わないけれど、本当に好きになった相手との別れは、その別れを否認し、嘆き悲しみ、あるいは憎みすらし、そしてゆくゆくはその相手の死をもってして昇

          元恋人は死んだ。