【展示レポート】マル秘展
WEBデザイナーのmuと申します。
先日、21_21 DESIGN SIGHTで開催中のマル秘展に行ってきました。
この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。それらを間近で目にすることは、刺激と示唆にあふれた体験になることでしょう。(公式サイトより)
個人的な楽しみ方をまとめてみました。
会場の様子
まず、会場。すごい人です。
①スケッチの緻密さに感動する
山中俊治さんのスケッチ、とても好きです。影と質感の表現がすごく綺麗です。うまい...
ホワイトを使いこなしている...
②アイディアの出し方を仕方を想像する
佐藤卓さんは手帳にアイディアを出して置いて、ある程度溜まってきたら、名刺サイズの紙にパターン出しをしているのでしょうか。
確かに名刺サイズだったら、「とりあえず1パターン描いてみよう」と思えるのかも?
松永真さんのベネッセのロゴ。
ベースは切り絵から始まったということでしょうか...知らなかった。言われてみれば、確かに切り絵の感じが残ってますね。
こちらも松永真さん。
同じものが左右反転している、ということはデカルコマニー?
③ブラッシュアップの仕方を想像する
原研哉さんの東京オリンピックのエンブレムのスケッチです。
まず、画面上に出現させてバランス・余白を見ているのでしょうか。
「修正しても良いから、まず作りましょう」という声が聞こえてきそうです。(耳が痛いです)
おまけ・ちょっとしたものが可愛い
ちょこんと置いてある、ペーパーウェイトが可愛かったです。
原研哉さんのところでは、下に置いてあるプロジェクトと一緒のペーパーウェイトが。ほのぼのしました。
まとめ
貴重な体験でした。確かに、なかなか過程って見る機会が少ないなぁ、と。
素敵な機会を作ってくれたTakramの田川さんに感謝です。
ちなみに、好評につき期間延長とのことなので、気になる方は是非!オススメです。
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