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朝活の詩

曖昧な意識が、少しづつ輪郭を保ち始めている。まだ街は寝ている。僕はこの時間が好きなんだ。ヒンヤリとした温度を身体に取り込み、細胞にアラームを聴かせていく。お気に入りのフード付きジャケットを羽織り、気分を上げる為に派手目なウォーキングシューズを履いた。今日はどこまで行こう。昨日の自分に宣戦布告をしながら、寝ぼけた街の雰囲気に、今日も溶けていった。

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