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【社会的ジェットラグ】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、寝かしつけのルーティン化についてお伝えしました!今回は、日常的に起こる可能性のある時差ぼけについて考えていきます!

社会的時差ぼけ

時差ぼけというと、海外旅行に行った際や帰ってきた際に感じる体内時計の乱れですが、そんな時差ぼけは日常的に起こってしまうことがあります。平日仕事が忙しかったり、夜遅くに寝ていると日々睡眠負債が溜まってしまいます。それが積み重なると、休日は長い時間眠って解消したくなりますよね。

しかし、そこで起きる時間が平日に比べて遅くなりすぎると約24時間周期の体内時計に乱れが生じて、翌週の眠気や疲労を増強してしまうことになります。体が目覚める1日の始まりが遅くなってしまい、なかなか体のエンジンがかからないような状態です。ここでのポイントは平日の起床時間と比較して2時間以上遅くならないようにすることです。その代わり夜寝る時間を早めることはどれだけ早めてもほとんど問題ありません。それにより負債を少しずつ解消してください!

ジェットラグによる健康リスク

社会的ジェットラグでは、生体リズムの乱れに加えて睡眠負債も蓄積していきます。それにより様々の健康リスクを引き起こす可能性があると報告されています。一部では、糖質コルチコイドの分泌リズムの異常によるストレス対応が困難になることで、抑うつ状態を引き起こしやすくなります。また、インスリンの分泌異常により、糖尿病や肥満などを引き起こしやすくなります。

睡眠負債は、短期的影響として日中の眠気やパフォーマンスの低下、中期的には記憶や学習、代謝、免疫など精神および身体機能の障害を引き起こします。それが長期的に生活習慣病へと繋がっていきます。

今週には連休がありますが、時差ぼけが起こらないよう起床時間は乱さず、寝溜めはしないようにしましょう!休日を楽しんで、しっかりリフレッシュして週明けの学校や仕事にいいスタートダッシュをきりましょう!!

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