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もち麦と野菜の具沢山スープ

最近パスタばっかり作ってるのは確かだけどそれ以外の料理も意外と作ってます。そんな言い訳はさてより、ここ最近本当に寒くて体が温まる野菜たっぷりのスープが飲みたくなっちまったんだ、ちょっと手間はかかるけど頑張って作りました。


材料

もち麦     50g
ニンニク    2片
玉ねぎ     1玉
人参      1本
じゃが芋    2個
キャベツ    1/4個
ベーコン    100g
塩                         3g
オリーブオイル   15cc
マギーブイヨン 5個
水                         1500cc

白ワイン              45cc

水は1500cc以外に分量外で少し使います。

仕上げ

パルミジャーノチーズ 適量
ブラックペッパー   適量
パセリ        適量


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作り方

①ニンニクは半割りにして芽をとり粗みじん切り、玉ねぎ、人参、じゃが芋は皮を剥き大きさを揃えて角切り、キャベツは大きめにざく切り、ベーコンは拍子木切りにします。

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②冷たい鍋にニンニクとオリーブオイル10ccを入れ火にかけます、ニンニクからぷくぷくと気泡が出るまでは中火程度で、気泡が出てきたらた弱火にしてじっくりとオイルに香りを入れます。

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③ニンニクが色づいてきたら、玉ねぎを入れて中火くらいで焦がさないようにじっくり炒めます。

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④玉ねぎが透明に透き通ってきましたら、ニンジンを入れよく炒めます。ニンジンに火が入ったらじゃが芋を入れ軽く炒めたら一度火を弱め、キャベツを入れます。

この辺りの工程を省略する場合、ニンニクの香りをオイルに移すのと玉ねぎをしっかり炒めたら、ベーコン、ニンジン、じゃが芋、キャベツ、水1500cc、マギーブイヨンまで一気に入れちゃって煮込み始めてください。

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じゃが芋までの野菜を炒めてる時に焦げそうになったり、焦げかけてきたら水を入れて鎮火してください、案外なんとかなります。これが分量外の水です。

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⑤別のフライパンにオイルを5ccくらい引きベーコンを中火くらいでよーくソテーします、このときベーコンはあまりいじりすぎ無いでじっくり油脂分が溶け出てくるまで火にかけます。

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⑥ベーコンのソテーができたら、そのまま野菜が入っている鍋に入れ、1500ccの水を入れ火にかけます。

ベーコンを炒めたフライパンの底にはメイラード反応でできた旨味と香ばしい香りがついているのでここで香り付けの白ワインを入れて火にかけ、木べらなどで底についた旨味をこそぎ取って、アルコールが飛んだら野菜が入っている方の鍋に入れてください。この作業をフレンチで言うところの「デグラッセ」と言います。

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⑦もち麦の下茹でをします、沸騰したたっぷりのお湯にもち麦を入れ15分茹でたらざるにあけて、流水で軽く洗います。

下茹で前のもち麦は50gですが、茹でると150gになります。

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⑧マギーブイヨンを包丁で軽く砕いてスープに溶かし、下茹でしたもち麦も入れ煮込んでいきます。

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マギーブイヨンのキューブをスープなどに入れるときはそのまま入れず、砕いて入れるのがポイントです。
キューブのまま入れると溶けるのに時間がかかる上に油断したら溶け切らないので鍋底に溜まってたりするので、時短と失敗しないためにも是非やってみてください。

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⑨沸騰してきたら灰汁が出てきますので、強火でボコボコ煮立たせて灰汁を取っていきます。

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⑩30分くらい時々混ぜつつ中火でコトコト煮込んで完成です、スープカップに入れパルミジャーノ、粗挽き胡椒、パセリをかけて仕上げます。

パセリは盛り付ける直前に粗く刻むのがオススメです、あらかじめ最初から切っておくと香りが飛んでしまいます。

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作り方を説明するのに①〜⑩で揃えたくて、丸11がないことに気付いて後半がどんどん急足になったのは否めませんが、ご了承ください。自分で作っておいてなんですが、めちゃくちゃ美味しいです。

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今回使った具材は家にあったものでやったので、あとはセロリを入れたり、じゃが芋をさつまいもにかえたり、今の時期だと大根とか蕪なんかを入れても美味しいと思います。是非いろいろな具材を入れてお試しください!

省ける工程、簡単にできるところがあるとは思いますが、食材を一度炒めて野菜などが持っている無駄な水分を飛ばし、旨味と野菜の甘味を凝縮して煮込んだ方が個人的には美味しいと思いました。




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