西伊豆の海へ②
見出し画像

西伊豆の海へ②

昨夜12時ごろ、武ちゃんの恋愛相談室1日目も無事終了し、寝床につく。

2日目の3月25日、朝6時起床。7時半ごろにはペンションを出る。宿を出ると必ず、何かがない!あれを忘れた!なんてことはあるが、もちろん今回もそんな騒動もあった。なんだかんだとチェックアウトを済ませ、ペンションのおばちゃんと爽やかにお別れを済ませる。そういえば、チェックインした際に、代表者の住所を記入するところなのに(というか誰が代表なのかよくわからないが(笑))、チェックイン時に勢いで現地から一番遠い私の住所(青森県)を書いたもんだから、忘れ物をしたらわざわざペンションから青森に発送され、そこから持ち主のもとへ届くことになる。なんて無駄な移動(笑)。でも、幸いなことにペンションから忘れ物は届いてないのでよしとしよう。

そして、8時に出艇場所へ、そして8時30頃に出艇。この日からは、西伊豆コースタルカヤックスの村田さん、そして藤本さんも合流。お二人とも初めましてではあるが、現地のアウトフィッターの方々とご一緒できるなんて本当に楽しみでもった。出艇前に集合写真をパチリ。

画像1

昨夜見た予報と何ら変わりはなく、天気図ばっちり、南西の風が終日2~3mほど、波高0.2m、そして南東のうねり。藤本さんいわく、一昨日ぐらいまで西風が強く、その名残も残ってか昨日は天気自体はいいものの海はそこまでいい状態ではなかったようだ。けれども今日は、なんて日だ!と叫びたくなるほどのグッドコンディション。これなら海岸線をなめるように遊びつくせるではないのか。楽しみを胸に、いざ出艇。

画像2

水温も温かく、風も穏やか。東北、太平洋の海を主にベースにする私にとっては南風、南からのうねりはなんだか慣れない。

今回のトレーニングの目的はただのカヤッキングではなく。あくまでも、プランニング、ナビゲーションについて。昨日のプランニング時にチェックしたエスケープポイント、目標物を確認しながら、区間を5つにわけ、武田さん、中野さん、平口さん、笹島さん、大津の5人で各区間指揮を取っていく。

画像3

面白い地形ではあるのだけれども、初めての場所で同じような景色が続いていくと、今どこにいるのかがわかりにくい。山のピークが目印になるのか(断崖が続くエリアでは岸辺から山のピークは確認できず)、そのほか目印になる建物は(Yチャートでは目印となる建物は乗っておらず)・・・と考えると、私は今回初めて125000/1のYチャートを使用したが、やはりもっと拡大した地形図の方が使いやすいのかなとも感じた。用途にもよるのだろうけれども、コースタルツーリングには不向きなのだろうか。ただYチャートに関してはプレジャーボートなどでよく使われるそうなので、ちょっと沖に出ればその真価を発揮するのだろう。もう少し使ってみなければ何とも言えないところではある。ただ、Yチャートは海ならではのいろんな情報が載っているので、見ているだけでも面白い。沈没船の情報などものっていた。

画像4

ところどころで地図、現在地、目標物、エスケープポイントを確認しながら進む。ほぉ~とかへぇ~とか言いながら海蝕洞、断崖に目を奪われぼんやり漕ぎ進んでいると、すぐにどこなのかわからなくなる。しかしその点他のリーダーたちは素晴らしく、ちゃんと自分のいる場所を把握していた。(と思う。笑)

画像5

約3時間ほど漕ぎ進め、尊之島へ。ここが、とても印象的だった。波風を抑えられるプールになっていたし、砂の色なのだろうか、まるで南国にいるような海だった。

画像6

名前は忘れてしまったけれども、上の写真はサンゴの仲間のようだ。東北で言うところのホヤだな(多分全然違います(笑))。と思い話を聞いていた。

画像7

上を見渡せば、ギャーギャーとジェラシックパークのような鳥たちの鳴き声。

画像8

そうして、お昼休憩。伊豆のトンビ?ノスリ?は、人にエサを求めてくるのか。昼食を取っていると、上空を旋回している。そして、結構近くまで近づいてくる。北東北のトンビはそんなことないんだけどなあ。温かい地域の野鳥は、人に慣れているのか、もしくは警戒心が緩いのか。そんなことを想いつつも、次は本日のキャンプ地、松崎・あそび島へ向けて出艇。

ここから先が、面白い場所が増えてくる。堂ヶ島エリアだ。

画像14

堂ヶ島のトンボロ。干潮になると歩いて渡れるほどの干潟になる。25日は大潮、干潮12:10分で潮位35センチ。潮位30㎝を下回ると人が歩けるほど(歩いて島渡ができるほど)になるそうだ。冬の期間は大潮でもあまり潮位が下がらないようだ。通過した時間は14:00前ごろ、歩けるような状況になかった。写真は残っておらず・・堂ヶ島温泉郷のリンク、張り付けます。こんな風になるようです。

https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/sanshirou.html

その先には、今日一番のハイライトであろう、堂ヶ島・天窓洞。自分らで遊覧船の時間なども調べたのだが、コース等が少し複雑だったので、西伊豆コースタルカヤックス村田さんにこのエリアだけ先導を切ってもらった。村田さんの後姿を見て、こうありたいなと感じた瞬間でもあった。先輩方々のガイディングを見るだけで、本当に勉強になる。

画像9

画像10

行きと帰りの洞窟を抜けるコースが違うだけでも楽しい。天窓洞という通り、天に窓がある洞窟。どうすればこんな穴が開くんだろうか。昔々に隕石でも降ってきたのか?とにかくすごい。またまたリンク貼り付けます。決して西伊豆観光関係の回し者ではございません。

https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/cwincave.html

天窓洞を過ぎ、松崎へ。アジョーガ崎を過ぎたあたりで一気に南風を受けるようになり、潮の影響かスターンがドリフトし(ほんの少しだけれども)、松崎まで大変な思いもしたが無事にキャンプ地でもある西伊豆コースタルカヤックスの拠点、あそび島へ到着。体感で言えば7mぐらいは吹いていたのではないのだろうか。ひとつ迂闊だったことといえば、この地域ならではの風の吹き方を知らなかったこと。あとで聞けば、だいたい午後になるとこのような風の上がり方をするらしい。そういう場合も多いから、お客さんを連れての場合は南風の時は南から北上する形をとるとのことだった。なるほどなるほど。まだまだ情報の探り方が足りないなと実感した。

画像11

1日目の距離は約25km。程よい疲労感。大変な部分もあったが、トレーニングと考えれば少しぐらいのメリハリはあった方がいいとも今更ながら思う。いいカヤッキングだった。

テントを立て、近くの温泉へ行き、温泉上がりのビールを我慢しつつも夕食の場所を探しに。この日のビールは、いつかの島渡りをした時の生ビールほどの感動ではなかったが、おいしい。ただ、あのおいしさを再現するためには、きっと頑張りが足りなかったということなのだろうか。

そうして、眠い目をこすりながら気持ちの良くなった頭のまま、またまた翌日のプランニング。たぶん、ちょっと角度ずれてます。こんな時でもビビッと角度をだすワイルド系インストラクターの笹島さんがかっこよく見えた。中野さんの安定感もすごい。大津&武田さんは考えているふりはしているが、このときすでに頭がふわふわしていた(笑)。

画像12

明日は午後より前線の影響で午後から風が強まることが予想されるため、7時出艇。そして、12時ごろにはゴール予定。計画も決まり、温泉上がりの温まった体に、屋外での宴会。気温6度ぐらい。よく風邪ひかなかったよなみんな・・・。

画像13

3月の海辺で寒い寒いと言いながら熱燗をのみ、湯でピーナッツをほおばり、ウイスキーを飲み。変態集団とでもいえばいいのだろうか。そうしてお決まり、武ちゃんの恋愛相談室にうんうんと頷きながらも2日目の夜は更けていく・・・・

いざ、最終日、3日目へ。 つづく

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
北三陸OUTDOORSの漕ぐ人。北三陸エリアをベースとし、カヤックを軸としたアウトドアガイドサービスを提供します。 三陸復興国立公園、三陸ジオパーク、そして、みちのく潮風トレイル。 北三陸という壮大な遊び場が皆さんにとって身近な遊び場になりますように。迷走日記です。