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【2021年5月~6月発表】「海・水辺にまつわる安全・事故防止啓発情報」(環境省、スポーツ庁、日本ライフセービング協会、国土交通省、警察庁)まとめ

一年を通して、官公庁や日本ライフセービング協会から、海や水辺にまつわる安全や事故防止のための啓発情報が通知されています。

※このページでは、2021年5月~6月に通知された環境省、スポーツ庁、日本ライフセービング協会、国土交通省、警察庁のお知らせをまとめました。

今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防をしながら、海・水辺での事故防止や、浜辺での熱中症対策などをおこなわなければいけません。

最新の情報を、海や水辺に接する機会がある教育現場や職場、また、ご家庭での日々のそなえや心がまえに、ぜひお役立てください。


環境省「令和3年度瀬戸内海環境保全推進ポスター決定」(5月1件)

2021.5.24
令和3年度瀬戸内海環境保全推進ポスターの決定について

公益社団法人瀬戸内海環境保全協会主催、環境省後援として、昨年募集していた「瀬戸内海環境保全推進ポスター」の公募において、応募総数429点の中から(一般部門174点、こども部門255点)、最優秀賞(環境大臣表彰)、優秀賞(瀬戸内海環境保全協会会長表彰)、佳作(瀬戸内海環境保全協会会長表彰)を決定しました。

「瀬戸内海環境保全推進ポスター」の公募は、国民一人一人が瀬戸内海の環境保全についての理解と認識を深め、各地での取り組みへと輪を広げていただくことを目的として実施しています。

最優秀賞に選ばれた作品は、瀬戸内海の環境保全の推進を普及・啓発するポスターとして使用されます。

審査の結果はこちら↓↓
https://www.env.go.jp/press/files/jp/116236.pdf

最優秀賞に選ばれたポスターはこちら↓↓
https://www.env.go.jp/press/files/jp/116237.pdf

出典:
環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/index.html


スポーツ庁「熱中症事故の防止について」(5月1件)

2021.5.26
熱中症事故の防止について(依頼)

スポーツ庁では、学校でのスポーツ活動における熱中症事故の予防において注意喚起をおこないました。

学校の屋外プールでの活動を含めた、スポーツ活動中の熱中症による被害が多く発生しております。

熱中症は、スポーツなどの活動の前に適切な水分補給をおこなう必要に応じて水分や塩分の補給ができる環境を整える活動中や終了後にも適宜、水分補給をおこなうなどの適切な措置を講ずれば十分防ぐことが可能です。

教育現場に関わる方は、ぜひ注意喚起に目を通し、今一度、子どもたちの熱中症対策の徹底をはかってください。

出典:
スポーツ庁ホームページ(https://www.mext.go.jp/sports/index.htm


日本ライフセービング協会「国際連合総会で世界的な溺水防止に関する決議が採択」(5月1件)

2021.5.27
【国際】国際連合総会で世界的な溺水防止に関する決議が採択されました

国際連合の第75回総会において、世界的な溺水防止に関する決議が採択されました。

この決議を受けて、国際連合総会は加盟国に対して、溺水防止に向けて自発的に行動をおこし、溺水のための国の窓口を設けるように奨励をはじめました。

また、世界保健機関(WHO)も加盟国の要請に応じて、溺水防止の取組みを支援すると同時に、国際連合内の関係機関間において、国際連合システム内の活動調整をおこなうよう依頼もしています。

その他、毎年7月25日をWorld Drowning Prevention Day 世界溺水防止デーと宣言いたしました。

日本ライフセービング協会では、今回の採択に寄せてコメントをおこなっています。ぜひ、ご一読ください。

出典:
日本ライフセービング協会ホームページ(https://jla-lifesaving.or.jp/


国土交通省「水災害リスクを踏まえた防災まちづくりのガイドライン作成」(5月1件)

2021.5.28
「水災害リスクを踏まえた防災まちづくりのガイドライン」を作成しました
~気候変動により増大する水災害リスクを踏まえた防災まちづくりを推進します~

国土交通省では、気候変動により増大する水災害リスクに対して、水災害対策とまちづくりのより一層の連携を推進するための方策などについて検討する「水災害対策とまちづくりの連携のあり方」検討会を設置し、有識者による議論を重ね、昨年8月に提言をとりまとめました。

提言に沿い、このたび「水災害リスクを踏まえた防災まちづくりのガイドライン」が作成、公表されました。

ガイドラインは、こちら↓↓
水災害リスクを踏まえた防災まちづくりのガイドラインPDF
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406357.pdf
水災害リスクを踏まえた防災まちづくりのガイドライン(概要版)PDF
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406358.pdf

出典:
国土交通省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/index.html


警察庁「令和2年における水難の概況」(6月1件)

2021.6.17
令和2年における山岳遭難及び水難の概況

警察庁から、令和2年における水難の概況について発表されました。

令和2年における水難の全国の発生状況は、以下となります。

・発生件数 1,353件(前年対比+55件)
・水難者  1,547人(前年対比+9人)
うち死者・行方不明者  722人(前年対比+27人)

上記のうち、子どもの(中学生以下)発生状況は、以下となります。

・発生件数 117件(前年対比-1件)
・水難者  176人(前年対比-14人)
うち死者・行方不明者  28人(前年対比-2人)

警察庁では、「水辺に行く際には必ずライフジャケットを着用する」、「子ども一人では水遊びなどをさせず、保護責任のある大人が付き添う」などの注意喚起を呼びかけています。

出典:
警察庁ホームページ(https://www.npa.go.jp/index.html
令和2年における水難の概況PDF(https://www.npa.go.jp/news/release/2021/R02suinan_gaikyou.pdf


暑い日々が続き、海や水辺などに多く出掛けるレジャーシーズンも近づいてきました。それにともない各機関からの注意喚起も増えています。水辺に出かける前に、ぜひ一度目を通してください。