【2021年3月~4月発表】「海・水辺にまつわる安全・事故防止啓発情報」(国土交通省、気象庁、文部科学省、消費者庁、海上保安庁)まとめ
一年を通して、官公庁や日本ライフセービング協会から、海や水辺にまつわる安全や事故防止のための啓発情報が通知されています。
※このページでは、2021年3月~4月に通知された国土交通省、気象庁、文部科学省、消費者庁、海上保安庁のお知らせをまとめました。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防をしながら、海・水辺での事故防止や、浜辺での熱中症対策などをおこなわなければいけません。
最新の情報を、海や水辺に接する機会がある教育現場や職場、また、ご家庭での日々のそなえや心がまえに、ぜひお役立てください。
国土交通省「“川の防災情報”ウェブサイトをリニューアル」(3月1件)
2021.3.10
3月23日、「川の防災情報」ウェブサイトをリニューアル!
~洪水の危険度を的確に伝え、主体的な避難を促進~
国土交通省では、大雨などの際に役立つ、川の危険や現在の川の状況を知らせる「川の防災情報」ウェブサイトを全面リニューアルしました。
「川の防災情報」ウェブサイトでは、川の水位や見込みを伝える洪水予警報、レーダ雨量、河川カメラ画像雨などをリアルタイムに配信。避難判断に必要な情報を入手できます。今回のリニューアルにより、これまで以上に知りたい情報を見つけやすくなりました。
「川の防災情報」ウェブサイト
https://test2-www.river.go.jp/index
出典:
国土交通省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/index.html)
報道資料PDF(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001390056.pdf)
報道資料 別紙 PDF(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001390057.pdf)
気象庁「津波フラッグの意見交換会、津波フラッグの周知活動」(3月2件)
2021.3.11
朝日国土交通大臣政務官による 「津波フラッグ」をテーマとした意見交換会が開催されました
津波警報などの伝達に用いられる「津波フラッグ」をテーマとした意見交換会「津波の発生をあらゆる人に伝え、避難を促すには~『津波フラッグ』の更なる普及と運用徹底に向けて~」を3月9日に開催しました。
意見交換会には、朝日健太郎 国土交通大臣政務官の他、(公財)日本ライフセービング協会理事長 入谷拓哉氏、(一社)日本デフサーフィン連盟理事長 中村健吾氏、(一社)日本デフサーフィン連盟デフリンピックプロジェクト委員長 加藤敦士氏らが参加。
聴覚障害者のための視覚による情報伝達の重要性や、「津波フラッグ」の普及に向けた方策などについて意見が出されました。
※意見交換会の様子は、YouTube(以下URL)で見ることができます。
https://youtu.be/6WYgpw-Humw
出典:
気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/index.html)
意見交換会概要PDF(https://www.jma.go.jp/jma/press/2103/11b/0309flagikenkoukankai_2.pdf)
2021.3.30
気象庁と(公財)日本ライフセービング協会の共同制作による「津波フラッグ」映像資料について
気象庁と(公財)日本ライフセービング協会は、「津波フラッグ」の周知・普及をはかるため、共同で映像資料「津波フラッグは避難の合図」を制作しました。
気象庁と(公財)日本ライフセービング協会は、昨年12月に「水難事故防止・防災に関する協定」を締結、「津波フラッグ」の広報などを協力しておこなっています。
<津波フラッグ映像資料:「津波フラッグは避難の合図」>
・気象庁/知識・解説YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=1_x7fyzRtKo
・日本ライフセービング協会YouTubeチャンネル
https://youtu.be/oluHa0DW29I
<津波フラッグの解説ページ>
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami_bosai/tsunami_bosai_p2.html
出典:
気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/index.html)
日本ライフセービング協会 お知らせ「『津波フラッグは避難の合図』気象庁と日本ライフセービング協会で共同制作した動画公開」
(https://jla-lifesaving.or.jp/news/1373/)
文部科学省「学習資料『一家に1枚 海 ~その多様な世界~』を作成」(3月1件)
2021.3.23
「一家に1枚 海 ~その多様な世界~」及び科学技術週間周知ポスターのウェブサイトへの掲載について
国土交通省では、科学技術の理解増進施策の一環として,学習資料「一家に1枚 海 ~その多様な世界~」(監修:JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)を作成、科学技術週間ウェブサイトへの掲載を開始しました。
この学習資料では「地球環境と海洋との関わり」、「海洋の豊かな生態系」、「潜在する海洋資源」、「海域における地震・火山活動」、「海洋の技術」の観点から、海の多様で神秘的な世界を紹介しています。
「一家に1枚 海 ~その多様な世界~」は、特設サイトからダウンロードできます。
「一家に1枚 海」特設サイト
出典:
気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/index.html)
科学技術週間ウェブサイト(https://stw.mext.go.jp/)
消費者庁「水上設置遊具による溺水事故について意見後の動き」(3月1件)
2021.3.26
水上設置遊具による溺水事故について、意見後の動きを追加しました。
令和元年8月「としまえん」のプール遊具を利用した女児が亡くなった溺水事故の発生を踏まえ、令和元年11月から消費者安全調査委員会による原因調査を開始。令和2年6月同委員会から経済産業大臣に対して、再発防止策を求める意見がなされていました。
このたび、消費者安全調査委員会からの意見に対する実施状況の資料が発表されました。事故の再発を防止するための体制の構築や、事業者の安全に関する指導についてなどの意見がまとめられています。
「水上設置遊具による溺水事故」(令和2年6月19日報告書公表)に関する消費者安全調査委員会からの意見に対する実施状況PDF
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_018/assets/csic_cms101_210329_02.pdf
出典:
消費者庁ホームページ(https://www.caa.go.jp/)
海上保安庁「日本一楽しい『海の安全ドリル』が完成」(4月1件)
海上保安庁は、小学生に人気の「うんこドリル」とコラボして「うんこ海の安全ドリル」を作成しました。
「海の安全ドリル」には冊子とゲームの2パターンがあり、冊子では海での事故を防止するための知識を、ゲームでは事故防止の知識に加え、海上保安庁の仕事も楽しく学べます。
ぜひ、親子で楽しく、海について学んでみてはいかがでしょう。
ゲームはこちら↓↓
https://play.unkogakuen.com/manabi/game/kaiho/?rf=kaiho
冊子はこちら↓↓
https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/topics/umi_anzen_drill_0324_f.pdf
出典:
海上保安庁ホームページ(https://www.kaiho.mlit.go.jp/)
少しずつ温かな日が続くようになり、行楽シーズンを前に水辺にまつわるお知らせも多くなりました。GWや夏など水辺に行く機会が増える前に、ぜひ一度、水辺の注意喚起などに目を通してみてはいかがでしょう。