なんとなく下り坂

嫌なことは何もないのに、気持ちが下に下に潜って行くような日々。
原因はわかってる。あの日からまだ1ヶ月も経っていない。

チェコに行くことについて、母方の家族から猛攻を受けている。嫌なことは何もないって言ったけど、これが結構日々のストレスになっている。チェコに向かう日付で、今1人で住んでいるアパートを解約する。
荷物を少しずつメルカリで売ったり、父方の実家に運んでいて、だんだんと部屋の中が寂しくなっていく。
わたしはインテリアがちょっとだけ好きで、そんなに高くはないけどわたしにとっては安くもないインテリアを買い集めている。
チェコに行く前に、その中のいくつかを手放すことにした。コレクションを循環させたかったから、少し古くなったものを売った。

一時期ミニマリストに憧れてから、ものを多く所有することに対していいイメージがない。
なので、自分の所有物は全て把握しているし、把握できなくなるほどの物を持つことはナンセンスだと思っている。

人生のファイルがふたつある。
ひとつは、思い出のファイル。家族や友人からの手紙や、忘れたくないイベントのチケットなどを入れている。
もうひとつは、重要ファイル。身の回りの契約や体の検査結果など、もしわたしに何かあった時このファイルを家族が見れば役に立つと思って。

洋服と美容関係のものは少しごちゃごちゃしているので、もっとシンプルにしたいとずっと思っているが、なかなか難しい。
本は50冊ほど持っていたけど、チェコに行く前にだいぶ片付けて20冊くらいにした。その20冊の中にもまた読むかどうか分からないものがあるけど、インテリアとして飾るといい感じなので残している。この本たちを飾れる部屋に住める時は、いつになるやら。
チェコには持っていけないし、しばらく段ボールで眠ってもらうことにしよう。