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地下道で幸運の女神に出会った。

横浜で、デパートのチョコレート催事に行ってみた。

昔に比べて、試食チョコは店員の懐に隠されている。

厳しい時代である。

一口も味見できなかった。

帰り道、地下道の宝クジ売り場付近で、宝クジのジャンパーを着たおばちゃんがティッシュを配っている。

ティッシュを渡しながら、おばちゃんは私に向かってこう言った。

「今日は、幸運の女神が来ているから、是非!」

隣には、ティッシュをあんまりさばけない、控えめなキャンギャルが一人いた。

私は自ら幸運の女神に近づいて行き、幸運のティッシュを貰った。

ありがたさが、凄い。
しかし、私にばっかりティッシュが渡るという矛盾。

私はこの圧の弱い幸運の女神の活動が、このパートのおばちゃんの華麗なるパスによって支えられていることに感動を覚えた。

※この中のどなたか、ありがとうございました。

ちなみにチョコは、ナッツやレーズンを山盛り投入した、買ったら2000円しそうな手作りチョコにした。




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