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みんな いつかは なくなる

実家みたいな喫茶店。
マスターが引退した。

最後に訪れたときの 珈琲とアンプレス。
交わした会話を思い出している。

もう一度、と思っていたけれど
結局 それが 最後になった。

もう 会うことも ないのだと思う。

寂しいけれど
そういうものなのだと
それが 喫茶店の距離感なんだよな、と
抗うことはしないで

寂しさも含め
とても 愛しく思っている。

一緒に 働けたこと
実家みたいに 存在してくれて
立ち寄らせてくれたこと
わたしの 大切な宝物です。

本当に ありがとうございました。


✳︎

このnoteで 書いたこともある
好きだった喫茶店が
ふたつ 閉店してしまったのも
ここ1年以内のことである。

いつまでも
同じように
存在してくれるものなんてないのだ。
 
みんな いつかは なくなる。


noteを読み返す。

その喫茶店で過ごす時間が好きで
言葉にして 残していたからこそ
わたしの中で
それは 存在し続けている と思う。

言葉にして 残しておきたい。

流れてゆく 様々なことを
わたしは 容易く忘れてしまうから。

どこまでも持ってゆきたい 想いを
こうして 記していきたい。

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