「ほっ」と ひと息
今日は おやすみ。
自分のために 珈琲を淹れて
久しぶりに「ほっ」としている。
そんな気がする。
鞄から 本を取り出す。
電車の中で読もうと持ち歩いていたけれど
落ちついて読めていなかった本を開いた。
また 最初から。
最近 集中力がないと感じていた。
本を読んでいても
片足しか浸かっていないような。
何を読んでいるのか わからなくなる。
文章を書いても 途中のまま。
note にも 下書きばかりが溜まっている。
そんなときもあるよね。
いろんなバランス。
久しぶりに 「ほっ」とできて
期待してるけど そんなことないフリをして
再び 本と向き合う。
焦らず ゆっくり 文字を辿る。
一章。
読んだところで、栞を挟む。
まだまだ時間は たっぷりある。
だけど、今日は ここまで。
珈琲を飲む。
自分で淹れた珈琲は 普通に美味しい。
適当に淹れても
自分の好みと 離れ過ぎることはない。
緊張感も感動もないけど 安心する「普通」。
もう一度 本を開く。
同じところを 声に出して読んでみる。
声が震えた。
涙が滲む。
心が。ちゃんと動いた。
さっきよりも確実に。
こんなに
自分に刺さるものなのに
さらり通り過ぎてしまうところだった。
身体を通る感覚。
もっと もっと 身体を通したい。
今のわたしに大切なことを呼び戻す
入口になった気がした。
自分の淹れた珈琲と
自分の空間で
そうなれたことが嬉しい。
noteも
久しぶりに書き終えられそうだ。
自分と向き合う 自分のための文章。
だけど
誰かが読んでくれているのなら
お久しぶりです。
わたしは元気です。
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