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本日のコーヒーvol.1 「ニカラグア」

「本日の〇〇」という文言は大変魅力的だ。
特にその分野に明るくなくても、「本日の○○ってなんですか?」と聞きたくなるのが人間の性だと思う。

本日は「八戸市内のWi-Fiとコンセントのある過ごしやすいカフェ」を探していたのだが、「vida cafe 八戸ニュータウン店」に行き着いた。
こちらのカフェは TSUTAYA 八戸ニュータウン店内にあり、美味しいコーヒーにお食事が楽しめる他、なんとTSUTAYAさんの本を持ち込み、読むことができるのだという。(2020年10月17日現在、コロナの影響で中止していた)

店内はガラス張りになっており、暖かな日差しが差し込む空間で、優雅にお茶ができそうな雰囲気である。
時間帯が良かったのか、人も多くなく、我々の作戦会議を行うにはもってこいの場所だった。一店舗目で早くも当たりのカフェを見つけてしまった。

さて、冒頭に戻るが、「本日の○○」というものは、例えその分野に明るくなくても「本日の○○って何ですか?」と聞きたくなってしまうものである。
例に漏れず、コーヒーを欲していた小田桐となつめは、「本日のコーヒーって何ですか?」と店員に聞いた。


店員曰く、本日のコーヒーは「ニカラグア」産だという。
なるほど、わからん。
聞いたくせに「ふぅん、ニカラグアね」などとかっこつけることもできず、店員さんにはなんとも申し訳ない気持ちである。

そんな感じでよくわからんが、ひとまずそれを注文した。

待っている間に「ニカラグア」なるコーヒーについて調べてみたが、なるほど、南米産のコーヒー豆らしい。
コーヒーは好んで飲む小田桐だが、豆の種類までは存じ上げない。
これを機に少し勉強してみようかと思ったが、note先輩はなんて便利なのだろうか。こちらで少し見聞を深めていきたいと思う。

さて、出来上がったコーヒーを取りにカウンターに伺うが、またも我々を驚かせてきたvida cafe先輩である。

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これどやして飲むんだじゃ、と思わず心の中で訛ってしまったのは我々が田舎者であることに他ならない。

急いでメニューを見返し、見かけた「フレンチプレス」なるものをぐぐり、飲み方を調べた。
なるほど、押して飲むんですね、だからプレス。ほうほう。
ぎゅぎゅっと押していくのは、まるで自分自身でコーヒーの旨味を抽出している気分になり(実際しているが)、何とも気分が良い。
最後の味付けを自分で決めたかのような達成感。最&高。
フレンチプレスしか勝たん。

実際に飲んでみると、ネットで調べた通り、今まで飲んだコーヒーの中で甘味が強かった気がしなくもない。
何せ、海猫ふれんずコーヒーデータベースNo.001なため、比較評価ができない。
ただ、美味しかったことだけは確かだ。

おかげさまで海猫ふれんず作戦会議も順調に進み、本日の目標であったロゴ作成をやり遂げた。

個人的な意見だが、コーヒーは私のやる気スイッチだ。
しばらくは「本日のコーヒー」の名前を聞いてもアホな顔で「わがんね」と答える南部ガールだが、積み重なる本日のコーヒーを深く味わいながら、前向きに今後に向けて作業をしていこうと思う。

小田桐 咲


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