見出し画像

投資#205 保育士さんの観察眼がすごい


書籍の情報


タイトル:”未”顧客理解 なぜ「買ってくれる=顧客」しか見ないのか?
著者:芹澤 連
出版社:日経BP
発行日:2022年6月30日

書籍の抜粋


ノンユーザーやライトユーザーを獲得する上で、実務上最も重要なポイントは、「未顧客の文脈に応じてブランドを再解釈することで、興味関心を持ってもらうこと」です。第1章の残りのページを使って、「文脈に応じてブランドを再解釈する」とはどういうことか、身近な例でイメージをつかんでいただきたいと思います。
いきなりですが、お風呂が嫌いな子供って多いですよね。知り合いの保育士さんから聞いたのですが、お風呂が嫌いな子は、お風呂を「遊びの邪魔をするもの」と認識しているそうです。せっかく楽しく遊んでいたのに、お風呂のせいで遊びを中断しなくければならず、寒い(もしくは暑い)中で体をきれいにするという面白くない作業をしなければならない、だから「お風呂は嫌い」となるそうです。逆に、お風呂に抵抗がない子は、お風呂を「遊び場の一つ」と認識しているそうです(図表1-3)。
その保育士さんは、子供に「なぜお風呂に入らなければいけないのか」「お風呂に入るとどんな良いことがあるのか」と言って聞かせるのではなく、お風呂に入ること自体が遊びになるようにすることです。水鉄砲やアヒルなどのおもちゃをそろえ、「お庭で土遊びをしたら、次は、お風呂で水遊びをしよう」などと声を掛けます。もちろん水遊びだけでなく頭や体も洗ってもらわないといけないので、泡立ちやすいシャンプーを選び、「泡で変身しよう(髪を泡で変形させる遊び)」といった、水遊びが洗髪行動になるような工夫もしているそうです。(図表1-4)。
ここで、お風呂をブランド、お風呂嫌いな子供を未顧客、保育士をマーケターと考えてみます。ブランド(お風呂)は当初「遊びを邪魔するもの」でしたが、「水遊びをする所」として再解釈することで、未顧客(子供)への興味関心を生み出しています。つまり、文脈を変えて興味関心を作ったわけです。
(以下省略)

文脈を作れば興味関心は「作れる」

感想

抜粋した理由

マーケティングの書籍も
久しぶりに読もうかと
思い、手に取りました。

そうしたら、意外な出会いで、
育児に使えそうなネタが
と思い抜粋しました。

本文


プロの意見はすごいですね。
私は分かっていませんでした。

うちの子もそこそこ
お風呂を嫌がるのですが、
その理由を考えたことが
ありませんした。

また、お風呂におもちゃを
おいている理由は、冬に、
浴槽に長く浸からせて、
体を温めるためとしか、
考えていませんでした。

お風呂を嫌がるのは、
遊びが中断されるから
嫌なのか~と本書籍で知り、
早速実践しました。

さすがに電池で動く
おもちゃはダメですが、

お風呂に入れようとして、
嫌がる時には、

「(持っている)おもちゃを
お風呂に持って行こう!」

と声をかけます。

そうすると、嫌がっていたのに、
お風呂に入るではありませんか!?

すごい!効果てきめんと
思いました。

そういえば、下の子の誕生日に
おもちゃをプレゼントしましたが、
なかなかお風呂に入って
くれませんでした。

そこでは、お父さんパワーで
無理やりお風呂に連れて行った
のですが、

お風呂でさめざめと泣いていて、
あやすのに時間がかかりました。

思い返してみれば、
おもちゃであそぶのが楽しすぎて
お風呂に入りたくなかったのだと
今更ながら、理解しました。

5年以上、
父親やっているのですが、、、
レベルが低いですね。。。

と不勉強を反省させられました。

保育士さんの観察眼がすごいです。

お風呂=遊びを邪魔するもの
でしたか。

プロからしたら、当たり前で、
何を今さらなレベルなんでしょう
けれども。

まとめ

保育士さんの観察眼がすごい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?