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投資#222 新しいアイデアに必要なものは


書籍の情報

タイトル:未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起こること
著者:河合 雅司
発行所:株式会社講談社
発行日:2023年1月1日

書籍の抜粋


大多数は高校や専門学校、大学を卒業する20歳前後で社会人になる。そこで20年後の「20代前半」が現在と比べてどれくらいの水準になるかを計算してみる。
厚生労働省の人口動態統計で2021年時点における「20代前半」を計算することが可能だ。該当するのは1997~2001年生まれなので、この5年間の出生数を合計すると593万3690人となる。一方、2021年の「0~4歳(=20年後に20代前半となる人たち)」である2017~2021年生まれは438万2242人である。両者を比べると20年後には、「20代前半」が26.1%も少なくなる。
多くの会社は何年も先まで見越して人事計画を立てる。わずか20年で新規学卒者が4分の3になったのでは計画を見直さざるを得なくなるだろう。短期間でここまで減ると、大企業や人気業種であっても求める人材を十分に採用できなくなるところが出てくる可能性がある。
これほどの若い世代の減少が待っているのに、年功序列や終身雇用を無理に続けようと単純に定年年齢を引き上げたならば、若手に閉塞感が広がる。
新規学卒者採用が減れば組織は新風が吹き込みづらくなり、マンネリズムに支配されることにもなる。少子化がもたらす最大の弊害は、各所で若い世代極端に少ない状況が常態化し、社会や組織の勢い(=活力)が削がれることである。同じようなメンバーで議論を重ねていても、似たようなアイデアしか出てこない。
日本経済に新たな成長分野がなかなか誕生しにくくなったことと、少子高齢化は決して無関係ではないのだ。

序章-人口減少が日本にトドメを刺す前に
少子化がもたらす最大の弊害

感想

抜粋した理由

組織の中の平均年齢が
高くなってきたな・・・。

そんな感じがして、
目に留まりました。

今の勤務先も、若い人に
見放されるようなことを
したら、

おじさん、おばさんだらけ
になって、事業継続できずに
つぶれるんだろうな・・・。

そんなことを考えてました。

本文

2021年の「0~4歳(=20年後に20代前半となる人たち)」

つまりは、我が家の子どもたち
と思いました。

めちゃくちゃ希少価値が
あがるんだなと思いました。

大企業や人気業種であっても
求める人材を十分に採用
できなくなるところが
出てくる可能性がある

とありますから、

当然ですが、ブラック企業は
その前に消えてくれていると
思います。

変な企業に潰されることが
なくなっていると、
さらに望ましいです。

一つ驚きだったのが、
新しいアイデアと年齢
の関係です。

確かに、言われてみれば
そうなのですが、

加齢と共にアイデアの出が
悪くなってきた感があります。

きっと、似通った思考パターン
ばかりしているからですね。

どんどん考え方が硬直化して、
ダメになっていくのでしょう。

その行く着く先は・・・
といいますと、

そうか!

日本経済に新たな成長分野が
なかなか誕生しにくくなるのか!

子どもだったせいもある
かもしれませんが、

1990年代は2010年以降
に比べて、新しいものが多かった
気がします。

きっと成長分野が多かった
のでしょう。

新しいアイデアに必要なものは、
若さでしたか。

まとめ

新しいアイデアに必要なものは若さ


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