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投資#87 「オッサン化」をやめれば、理想の人になれるかも


書籍の情報


タイトル:劣化するオッサン化社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか
著者:山口 周
出版社:光文社
発行日:2018年9月30日

書籍の要約

  • 「オッサン」とは、新しい価値観を拒み、過去の成功体験に執着し、目上の者に媚び、目下の者を軽く見るなど、傍若無人な振る舞いをして自らを省みない人々のことである。

  • 今の50~60代のオッサンの劣化の原因は、次のようなものだ。

    • 彼らは、人生を決定付ける20~30代を、常に右肩上がりだった時代が終焉する前、バブル景気の中で過ごした。当時の経験や価値観が、今日のマインドセット(考え方の枠組み)に影響を与えている。

    • 彼らは、70年代に絶滅した「教養世代」と、90年代以降の「実学世代」のはざまに発生した「知的真空の時代」に若手時代を過ごした。

  • 組織のリーダーは構造的・宿命的に経時劣化する。よって、長く継続している組織ほど、優秀なリーダーを選ぶのが難しい。

  • 今日の組織では、数が最も多い三流から支持された二流が大きな権力を得る。そして二流の人間は、一流の人間を恐れて抹殺する一方、扱いやすい三流を重用する。二流が引退すると、彼らに媚びてきた三流が後を継ぐ。こうして世代が変わるごとにリーダーのクオリティ、そして組織は劣化していく。

感想


本のタイトルで、手に取ってしまいました(笑)
社会をテーマに本を選んできましたが、
そろそろ次のテーマに移ろうかなと
思い始めました。

「オッサン」の特徴を逆にすると、
新しい価値観を受け入れ、
未来の体験を重視し、
目上の者に媚びず、
目下の者の意見にも耳を傾け、
自らの行動を自省する人
になるでしょうか。

よくリーダーシップ論に出てきそうな
ロールモデルのような人になった
気がしますね。

このロールモデルの逆なのだから、
「オッサン」は、
なってはいけない人の代表例
ということでしょうか?

少なからず、「オッサン」に通じてしまう
特徴を持っている気もします。

クレームという形で、
おかしいと思うことにおかしいと意見すること
(オピニオン)
を出すことが勧められています。

自分にも出さなくてはと思いました。

あと、
二流が支持を得て、
二流が一流を抹殺し、
三流が重用されて、
二流が引退すると、
三流が残る。

これが事実であれば、
確かに組織が劣化するなとは思いました。

まとめ

「オッサン化」をやめれば、理想の人になれるかも

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