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投資#226 求められている工夫とは



書籍の情報

タイトル:未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起こること
著者:河合 雅司
発行所:株式会社講談社
発行日:2023年1月1日

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だが、視点を変えれば見える未来は多少違ってくる。人口が急減し、しかも高齢者が増えていけば国内の食糧需要も減っていく。いたずらに輸入量や生産量を増やさなくとも、ある程度は自給率が上昇する可能性があるということだ。
食料確保政策としては、食生活の見直しや食品ロスの削減という方法もある。食糧自給率を品目別に見ると、カロリーベース(2020年度)でも米は98%、野菜は76%、魚介類は51%である。日本の自給率の低迷は食生活の急速な欧米化によるところが大きいのだ。国内生産されている食材を使って料理するだけで自給率は改善する。
食品ロスについてもかなり改善の余地がある。農水省によれば2019年度の食品のロスは570万トンに上るが、これは1人あたり毎日茶碗1杯分のご飯を捨てているのとほぼ同量だ。570万トンのうち生産や流通過程で破棄される事業系食品ロスが54%、各家庭で食べ残されるロスが46%である。
だが、食品ロス削減の取り組みを考えると、”自己満足”で終わっているケースが多い。典型的なのが堆肥へのリサイクルだ。「自分の食べ残しを無駄にせずに済んだ」ということだろうが、その堆肥に需要がなければ「捨てられる食品」が「捨てられる堆肥」へと姿を変えるだけである。求められているのは、食べ残さない工夫だ。

毎日茶碗1杯分のご飯を捨てている「食品ロス」


感想

抜粋した理由

人口減を考えると
マイナスの面ばかりに
目が行きがちです。

しかし、プラスの面も
あるのかと、考えさせ
られました。

おそらく一時的な
プラスで、全体で考えたら
マイナスなのでしょうが。

本文


―――1―――

日本は、食料自給率が低い
と言われてきて、改善の兆し
すら見えていないかなと
思います。

経済成長が30年間なく
デフレで、底辺を横這い
しているのと同様に。

明治維新の頃から、
欧米から新しい市場として
目をつけられていて、

洋食の文化も多く入って
きて、欧米の物を消費する
ようになったと思います。

そして、第二次世界大戦で
負けて、余計に、欧米の物を
消費する市場に作り変えられて
しまったようにも思います。

そんな中、和食の占める割合が
どんどん減っていっている
ように思いますが、

和食スタイルに戻ると、
食料自給率も上がるのですね。

トランプさんが大統領に
また選ばれるとすると、

この地産地消的な考え方を
していると、高関税を
かけられてしまいそうですが・・・。

―――2―――

さて、我が家でも食品ロス
が気になります。

妻は子どもの食べ残しを
ポイポイっと捨てます。

冬とか風邪がうつるから、
食べ残しを捨てるのは
分かるのですが、
この時期はどうなのでしょうかね。

もやもやっとします。

妻の実家は良い環境だった
のだと言い聞かせています。

私の実家はそんなことないので、
すごく、ものすごく、気になります。

これが積み重なると、
各家庭で食べ残されるロスが
46%になってしまうのか。。。

―――3―――

食べ残しを堆肥にリサイクル
することはいいことだと思います。

そこに胡坐をかいて??

「自分の食べ残しを無駄にせずに済んだ」
と考えることに驚きでした。

食べ残しをしてすでに無駄を
つくってしまったのではないかと。

それを無駄にせずに済んだ
とはどういう思考回路なんだろうと。

食べきれないほどの量を
つくったり、注文するのは
NGですね。

現実をよく分析したいです。

また、おもてなしとして、
食べきれないほどの量を
出す文化があるのあれば、

辞めてしまえとは言いませんが、

ロスを最小限にするために、
次の皿が出るちょっと手前で
食べるのをやめるのがいいですね。

他の人もいるのであれば、
コミュニケーションをとって、
すり合わせるといいと思います。

求められているのは、
食べ残さない工夫だ。

とまさにそう思います。

まとめ

求められている工夫とは、食べ残さない工夫だ


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