乱れのない自己肯定のすすめ

 メンタルが安定している時は「他人がどう思うかはあまり関係ないな」と思え、不安定なときほど「他人の目が気になってしょうがない、否定されたくない」と周囲に怯えてしまう。

 他人なんて関係ねぇと思うからメンタルが安定するのかメンタルが安定してるから他人なんぞと思うのかはわからないがいずれにせよ、サゲなとき周りの評価を恐れるのは、根底に自分は平均より劣っているという自覚があり、それをあってはならないことだと思っているからだろう。高い学歴や端麗な容姿、優れたコミュ力などを持っている者が偉いのだという価値観が自分の中にあって、「それらを持っていないわたし」という、理想とギャップの現実に苦しんでいるのではないだろうか(他人事)

 そういう相対的に優劣がパッキリと決まる事柄を自分の価値基準に当てはめようとするからその時のメンタルによって自己肯定感が上下するんだろうな。そうに決まってる。その物差しの上で良い数値が出たときは自尊心高まるしそうでないときは地の底にでも落ちた気分になるもん。

 だから周囲との比較の影響がない独自の視点で世界を見たほうがええんじゃないかと思うわけだ。そして自己肯定もそれに沿って行う。以上を踏まえて、「自分にとって面白いかどうか」を価値基準にしていこうと思う。それならばどこまでいっても自己満足で、他人の評価で良し悪しが決まらないので状態が安定する。そういうあやふやなものを中心に据えておくことが心を平穏に保つコツなのかもしれない。

学があるとかお金を沢山持ってるとかこれだけの女を抱いてきたとかそういうので自慢したりされたり見下したりされたりにはもううんざりだ。これからは自分だけの指標を持っていこう。

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