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MY HISTORY③~負の感情を出してはいけない〜

自分で自分に「そのまんまでいいよ!」
って言える人を増やしたい。
みやざき ひろみ(うみ)です。

今日もお読みくださりありがとうございます。

はじめましての方はこちら
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https://note.com/umi_hoshi/n/n3a9e5bba6a1a


負の感情は顔に出してはいけない

幼い頃の私の思い出で
一番最初に思い出すのが
母方の親戚が家を建てた時に
例のごとく親戚一同で集まって
写真を撮った時のことです。

3歳だった私は
集合写真で叔父に抱っこされた時に
めちゃくちゃイヤな気持ちになったんですよね。

それで、「イヤ」と声を発したかどうかは
記憶にないのですが、
その時に母に
「笑いなさい。そんな顔してるんじゃないの」
と言われたことだけは、はっきりと覚えています。

本当は叔父に抱っこして欲しくない

でも

そんなことは言える雰囲気ではない

そう感じてしまったんだと思います。

その頃から
大人の人にイヤなことされても
イヤな顔をしてはいけないんだ
「イヤだ」と言うことなんて
もっての外だ
少しずつそう感じてしまっていたんだと思います。

同居の祖父には
戦争中の怪我の傷跡が背中にありました。

祖父の手が届かない位置だったので
祖父の入浴後に毎晩薬を塗るのが
いつからか私の役割になっていました。

本当は、傷なんて見たくない
でも
誰かが塗らなければいけない

だから
イヤだけどイヤな顔しないで
私がやらなきゃ・・・

そう思ってやっていたら
いつの間にか
私がイヤな顔しないでやってくれるから
私の仕事みたいになってしまっていたんだと
思います。

そうしているうちに
誰かを傷つけることになるから
私はイヤでもイヤな顔してはいけない。

負の感情は顔に出してはいけないんだ。

家族や親戚の前で
素の自分を出してはいけない。

そんな風に小さな頃から感じてしまっていました。

④へつづく

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