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政治のことよくわからないから国会議員に会ってきた〜その3〜

1.はじめに

こんにちは、Umiでっす!
最近東京から砂漠…砂丘ある田舎に移動しました。
また近いうちに
田舎暮らしの魅力も綴りたいと思います!

今日は国会議員に会ってきたシリーズの3本目です!
このシリーズを簡潔にいうと、
一般ピープルのUmiが
現役国会議員(岡本衆議院議員)に会ってきて
いろいろ質問したよという話です。

たくさん質問したため、
1本の記事だと長くなりまとまりきらず、
シリーズ化して7本の執筆をすることにしました。

私が気になっていたことを解決するために
議員に会いに行ったので、
もし気になるトピックがあれば、
是非一般人と国会議員の会話を
のぞいてみてください。

1-2本目はこちらからどうぞ!

〜その1〜

その1の内容:
①選択的夫婦別姓(氏)制度
②結婚の平等
③難民支援の格差

〜その2〜

その2の内容:
①出産、子育てへの取り組み
②子育てに関する手当て格差について
③ひとり親世帯への取り組み

では、3本目も早速いきまっしょう!!

2.私の質問と岡本さんの見解&今後の展望

■若者から見た高齢者贔屓(待遇)■

高齢者関係の質問を3つさせていただきました。
※以下対話形式。「U」=私、「岡」=岡本さん。

①保守性
②選挙候補者(党)のマニフェスト
③年金について

①保守性

U:若者的な視点でいうと、
      目先のことばかりを考える年配者が多いため
      世の中が必要な方向へ変化していないのでは
      と思っている。

岡:まず前提として国民一人一人は
  桜梅桃李(おうばいとうり)、
  自分の人生を生きる権利があり
  尊重されるものである。
  その中で、日本は少子高齢化。
  現在約1億2600万の人口は、
  2200年には1000万人を切ると
  いわれている。
  そんな日本の状況においても、
  『高齢化』というのは
       誇るべきものだと思っている。
  これは言い換えると、
  長生きできる国ということ。
  その点についてはもっと、
       長く生きられる国、社会を、
  作っていきたいと思っている。
  それと同時に、
  少子化という課題にも向き合っていく
  必要がある。

②選挙候補者(党)のマニフェスト

U:選挙候補者は当選するために
  有権者層が多い年配向けに
  マニフェストを作成しがちなのではないか?

岡:多くの有権者に響くよう
  ポジショントークをするのはあると思う。
  何より議員は、
  有権者から票を得てはじめて議員になれる。
  国会で何かを訴えるにしても当選しなければ、
  そこにたどり着けない。
  有権者のうち、
  高齢者の投票率が高く、
  若者の投票率が低い。
  (投票率は以下の補記を参照)
       政策実現するために、
  特定のターゲットに向けて、
  候補者が演説をするというのはあると思う。
  公明党は、『高齢者』・『若者』が
  対立したり、偏ったりするのではなく、
  全ての世代の人々に寄り添い、
  必要な政策を実現し、
  皆が安心して暮らせる社会をめざす。

※補記:総務省のホームページによると
    投票率は以下のように推移している。
引用元→https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/

総務省HPより
総務省HPより

③年金について

U:年金の問題について、
  将来的にもらえなくなるということは、
  限りなくなくなったと思うが、
  国民への理解が追いついていないのではないか。
  また、政府でも議員でもない、
  情報発信力のあるYouTuberから
  政府の政策を聞かないといけないのか。

岡:年金については、
  まったくお得な制度で、
  税金のみを払っている人で年金制度に
  加入していないのは
  大変もったいない。
  なぜかというと、
  受給し始めてから死ぬまで、
  国が年金を支給することになる。
  現在、平均寿命まで生きると
  受け取る年金の総額は、
  支払った額の約4倍近くの年金を
  受け取っている世代はあるものの、
  年々減ってはくるが、
  それでも、今、年金を払っている世代も、
  いずれは支払額の2倍は受け取れる。
  情報の発信については、
  届けていけるように努める必要があると
  思っている。

U:長生きすることで、
      よりお得になることがわかったが、
      ニュースなどで
  『年金制度は破綻している』と、
      いうような報道も目立つ。
      国民に不安を煽っているように聞こえるが、 
     どういうことなのか。
    
岡:私は金融マンだったので
  「破綻」という言葉には敏感である。
  当時「破綻とはどういうことですか?」と
  野党議員に質問しても、
  答えられる人は誰もいなかった。
  「破綻している」というのは、
  年金が「決められた日に振り込まれない」
  「約束した金額が支払われない」
  ということで、
  そのようなことはこれまで一度もない。
  またMr.年金と呼ばれているとても有名な人で
  長妻議員という方がいるが、
  その方が言う『破綻』の定義には、
  期間の指定がない。
  破綻する論を提示するなら、
  一定期間の見積があって然るべき
  議論ができるが、
  言葉遊びのようなやり取りで、
  本質的な解決論の道筋へ向かっていかない。
  そしてその表層の言葉がメディアを通じて、
  人々に拡散している。
  ここでメディアに対してもっと、
  議論の核となる要素を盛り込むように
  働きかけができないかという話になると思うが、
  したとしても大きく取り上げられるのは、
  人々の関心をひくものごとである。

U:メディアも商売で、
  客寄せの話題提示になっている場合がある
  側面を理解した。
  要はメディアは参考で、
  その情報だけを鵜呑みにせず、
  自分で言葉の本質や裏側を知るために
  情報を知りに行く必要があると感じた。
  (心の声:非常にめんどくさい仕組みだ。
      が、仕方ないか。)
  年金に関しては、
  加入している人にとって、
  将来的には支払額以上に
  国からもらい続けられる
  お得な制度であると理解した。
  それでも、公明党には、
  国民にもっと情報が届くような取り組みを
  期待したい。

※補記:岡本さんが年金についてお話されている
    動画を見つけたよ!

  〜岡本三成衆院議員の教えて年金① 〜
「年金制度はお得なの?」

 
〜岡本三成衆院議員の教えて年金②〜
 「選べる!年金支給の開始時期」

→2022年4月より、受給開始時期の選択幅が、さらに75歳までに拡大された。
  参考:
【主張】年金制度の強化 高齢者の多様な働き方を後押し 2022年4月15日

 〜岡本三成衆院議員の教えて年金③〜
 「年金って 破綻してるの?」

 
 
〜岡本三成衆院議員の教えて年金④ 〜
「公明党の年金への取り組み」

まとめ(Umi的見解と今後の展望)

①保守性
みんな違ってみんないい。
保守的や革新的な意見もある中で、
課題をどう解決していくかを議論していくのが
政治の役割。
少なくとも公明党は分断的な議論より
協調していく道を模索し政府に働きかけている。

②選挙候補者(党)のマニフェスト
政策実現のためにポジショントークする人と、
当選目的のためにポジショントークする人がいる。
前者か後者かは、
公約(国民との約束)の成果を見るしかない。
(でも国民は大体追い続けない)

③年金について
年金制度に加入していれば将来的に必ずもらえる。
平均寿命まで生きると受け取る年金の総額は、
支払った額の約2倍!
長生きすればするほどお得!

3.さいごに

私はテレビや新聞をほとんど読みません。
スマホでネットニュースに触れる程度です。
なので質問の中には
私の中でアップデートできていない問題を
その当時の古い情報で聞いているところもあります。

それだけ社会や政治に関心がないままでしたが、
今回岡本議員に話を聞く中で、
『政治って生活なんだな』
と思いなおすことが多くありました。

議員を選ぶ選挙は国民に委ねられているけど、
生活に直結する思考がないままに
適当な人を選ぶと
生活が荒む気がしました。
でも誰のせいって、
ちゃんと政治家選んでない自分のせい。

生活に不満がある人や不便を感じている人が
たくさんいると思います。
また私の場合はどちらかというと
『もっとこうだったらいいのに』
と考える性質。

生活や生き方がより豊かな方向へ進むように
そういう声を拾ってくれる
政治家選び(選挙)があるんだなと思いました。

これは実感ってやつですが、
今まで倦厭(けんえん)しすぎていた心が
自分や大事な人に関係のあることだと理解して
他人事ではなくなった感覚です。

頭では理屈で理解していたことが、
行動を伴っていくくらいのモチベーションにまで
引き上げられたのはとても大きな収穫でした。

自分の身の周りの生活の中で、
政治に訴えかけていけるようなところがないか
これからは気にしてみようと思います。
そして、
これからはもう少し政治を
ウォッチしていこうと思います!!
いつか公約推進力や
達成力とか検証してみたいですね。笑

また、
公明党の取り組みについて、
この若者の政治参画への仕組みづくりも
今後気になるところです。↓↓↓

またまた長くなってしまいましたが、
ここまでお付き合いいただき、
ありがとうございました!

このシリーズまだまだ続きます。笑

では、また!

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