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雑感 2021/08/25

東京パラリンピックが開催し、本日から熱戦が繰り広げられる。
甲子園は、昨日からベスト8。昨日は4校が決まって、今日は残り4校が決まる終盤戦。

で、なんといっても将棋の王位戦の決着が本日つく。
藤井聡太二冠が王位防衛戦で王手をかけている。
前回負けてしまったが、今回は間違いないと思う。

8月25日ということで、学校の二学期始業式が行われる時期なのだが、昨今の感染状況との様子見状態となっている。
国からの全校休校が出なかった事から、各地自治体の感染状況に合わせて対応するみたいな、、、無法地帯になってしまった。
学校現場からしたら、こうなったら休校、こうなったら休校解除と言った数字や指針がない限り対応しようがないのである。。。

情けない。

という事で、自治体や各校、休校判断が出来ないし、休校を出した自治体や学校は多分解除できないだろう。

そして、肝心の感染状況なのだが、最悪を突き進んでいる状況。
テレビニュースショーでは、いまだに新規感染者数を日ごと、週ごとに見て、ちょっと減ったら「ビークアウトしたんでしょうか?」なんて言ってたりする。

面白い。

もうね、公表されている新規感染者数は全くあてにならないのに。
7月初旬までは、保健所での積極的疫学調査が加味された数字だった。
その後ぐらいから、保健所機能ひっ迫により、発症者しか検査できなくなり、検査したら陽性確実の人ばかりになってしまっている。
いまでは、所謂、濃厚接触者まで行きつかなくなっているんですよ。
(最初から曖昧な濃厚接触者の定義は不要だったんだけどね)

という事で、日々の新規感染者という物差しは、7月以前と同じではないので比べても意味がないのです。
現在の新規感染者数というのは、発症者の人が保健所に連絡してきて検査した結果の数。
以前の数字には、発症者周辺の無症状感染者も積極的疫学調査により感染者とカウントされていた。

こうしてみると、以前洗い出されていた『無症状感染者』は何だったんだろう。
偶々拾えていた感染者。
全員検査すれば、全数拾える感染者。

中途半端な検査体制なので、無症状感染者が入ったり入らなかったりで、感染者数というものは何とも変な数字なのに、これを基に政策や対策や色んなことを考えているから、全てがおかしくなっているという状況を見ると。。。
曖昧な基準が間違った結果をもたらす実例なんだろう。


まあ、最初から、新型コロナウィルスはこの無症状感染者を作るところが厄介だという事は分かっていたんですが、こんなことになるとは思ってもみなかったでしょう。

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