雑感 2021/12/03

今朝は地震

山梨県で震度5弱
和歌山県で震度5弱

どちらの地震もフィリピン海プレートによるものらしい。
まるで某放送局のドラマのような展開だ。。。

山梨県の方は震源が内陸部なので分からないが、和歌山県の方は以前から紀伊水道でスロースリップが発生していて海底での変化が確認されている場所だった。
この変化は南海トラフ巨大地震の予兆とも言われている。

そもそもこの南海トラフとは、フィリピン海プレートの北端がユーラシアプレートの下に沈み込んでいる場所の海底の溝の事だ。
この様な場所で発生する地震はプレート境界域地震と言って、プレート同士の摩擦や圧力の放出が地震の原因とされている。

日本列島自体が4つのプレート境界域の上に位置するので、東日本大地震は太平洋プレートと北米プレートの境界域を震源とするものだった。
この東日本大地震の発生により4つのプレートのパワーバランスが崩れてきており、次はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界域で発生するのではないかと言われている。

震度5弱クラスの地震が連発すると本当に怖い感じがする。
今後このような状況が常態化して何とも思わない様になるのだろうか。
それとも突然震度7強みたいな地震が発生するのだろうか。

それにしても、最近はどこのビルも耐震が強化されて地震発生時のお天気情報カメラ映像がほぼ揺れなくて地震映像が成り立たなくなっている。
同様に、放送局内の映像もビルが揺れないので局員の方も普通にしているので何を中継しているのかすらテレビの前ではわからない事になっている。

テレビ局は地震速報報道のやり方をそろそろ見直すべきだと思う。


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