10億円会議-70

『10億円会議』 合格の裏側と、その後。

2019年4月、僕はabemaTV『10億円会議』で合格をいただきました。

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今回はその番組の裏で起きていたこと・テレビでは映らなかったところを中心に副音声的な記事を書いたらみなさんにもまた違った角度で番組も楽しんで観てもらえるんじゃないかなと思い、筆を取りました。


それでは、スタート!


テレビ出演決定!そして即収録へ

『10億円会議』を知ったのは2018年12月。番組がついにスタート!というタイミングで番組の存在を知った僕は一旦応募せず(制作の初動としてもう何組も確保してるはずだから)O.Aに沿って何組かを観てみることにしました。

で、不合格が続いていたので今までのプレゼンターと被らないように文章と資料をつくって応募を提出すると、すぐに担当者から連絡がきて、一度電話をしたら「来週撮影できますか?」と。嬉しさもありましたが、不安なところもあって。

というのも、撮影をするということは伝えたいメッセージが決まっていないといけません。いつもなら1ヶ月くらいはかけるところを電話からの1週間でプロジェクトの仕組みを決めきったことは僕にとっても初のことでした。

収録の際も何回も撮り直してもらったので、たどたどしさがあるのはこのせいです(笑)

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ディレクターとの二人三脚

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実際の撮影風景です(笑)

ここにも写っている担当のディレクターの方との出会いも合格を分けたポイントだと思います。収録前・収録中もそうですがすべての撮影が終わった後もプライベートな時間なのにずっと話を聞いてくださって、なんとか合格をさせてあげたいという気持ちが痛いくらい伝わってきました。

お寺でhiphopイベントを行なっている『煩悩』の鎌田くんもこのディレクターの方がご担当されていて、合格のアプローチも正しく導いてくれたことが本当にありがたかったですし、プレゼン日直前まで紹介VTRのめちゃくちゃ細かい調整も行なってくださって、同業種なだけにその取り組む姿勢に本当に感動しました。

番組内ではプレゼン以外で僕に語りかけてきてくれているのがその人です。優しく落ち着いた言葉で語りかけてくれるので、ぜひそこも注目して見てもらえると嬉しいですね。

今でも連絡を取り合っていますが、いつかまた一緒に仕事をすることが僕の目標にもなっています。


他のプレゼンターとの距離感

当日、4組のプレゼンを収録していて僕の順番は一番最後でした。

前半の二人は不合格だったようで少し重たい雰囲気もあったんですが、そこで話しかけてみると本人もスッキリはしていたみたいでなんだか自分が相談を聞いてもらっているような安心感がありました。

本番の時間も近づいてきた時、楽屋で最終準備を進めていると隣で聞いたことある声がしてきてふと見るとそこにはタカの姿が!

その日、プレゼンターとして出演を予定していたそのまんま壮の荒木(タカ)は昔から同じ界隈で切磋琢磨した戦友で、今日まさかお互いが出演するなんて思いもしていませんでした。

「絶対に取ろう。世界を僕たちでよくしよう。」と一言交わして彼が先にスタジオに消えていき、そして見事合格。僕はその直後のプレゼンで、嬉しさと不安の気持ちが渦巻いていました。

さぁ、本番です。


番組と実際の構成の違い

『10億円会議』はすべての回を何回も観て、審査員のすべての質問やコメントも自分に置き換えて返答を考えていたりしたので、準備は万端!

のはずでしたが、独特の緊張感があって、特に僕の場合は撮影をしている人たちが同業者。その視線も強く感じていたので画面に映る閣下・審査員の方々だけではなく、画面外の聴衆の存在も緊張感が高まる要因になりました。


で、番組の構成的に上西さんが一番最後に質問をしていましたが、実際は一番最初の質問が上西さんでした。さすが元政治家だなと感じるほど僕にとって嫌な質問で質疑の時間でいきなり窮地に追い込まれました。

その際に助け舟を出してくれるようにTKO・木下さんがボケもいれつつ、Zeebraさんもエンタメ視点からの質問をしてくださって、そこからはどうしたらよりよいプランになるのかをみんなで議論するような時間になってきて、気づけば審議の時間に。


プレゼン後の時間

合格を果たしたあと、ディレクターさんに「本当によかったね」って言ってもらえてそこで全身の力が抜けた感覚になりました。なんだか放心状態で足もフワフワしていてなんだか宙に浮いたみたいな感覚。

で、審査員の方々ともお話をさせていただいて感じたことは本当にみなさん綺麗な目をされてはるんだなってことでした。収録中もそうだったけど本気の想いに寄り添ってくれる安心感が感じれて、それは皆さん一人一人が夢を持って、困難を乗り越えて、愛された人だからなんだろうなとも感じて自分も”そこ"に行かなきゃなって心に誓いました。

僕はいつも人の眼を見るんですが、テレビであっても眼は嘘をつかないと思うのでそこも注目してもらえればいろんな心情がわかるかもしれません。



特に黒い話とかはなかったですが、これが僕が見てきた『10億円会議』であって、リアルです。

確実に僕の人生が変わった瞬間でもありました。本当にいい機会をいただいて日本財団さん、出演者の皆さん、制作に携わったみなさんに心から感謝しております。

高村治輝

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