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コーヒーはなぜ苦いのか解説

みなさん、どうもウメナカです。
今回の記事では、コーヒーがなぜ苦いのかを分かりやすく解説していきます。

この記事では以下が理解できます。
・コーヒーの苦味の原因
・なぜ苦味を美味しく感じる人がいるのか

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このように苦味があっても美味しく感じる人もよくいます。
そして、なぜ苦味があるのかを結論から説明していきます。

結論
◎コーヒーの苦味の原因は?
➝焙煎による化学変化や焦げによる影響。
◎苦味を何故美味しく感じるのか?
➝コーヒーの質感や飲む人の経験値が関わる。

ざっくりと結論はこのような感じになっています。
ですが、これではしっくりこないと思うのでセクションに分けて解説していきます。

焙煎による焦げの影響

最初のセクションでは『焦げの影響』についてお話します。
焙煎が苦みの原因になっているのです。
気になるところは「なんで焙煎で苦くなるの?」ってとこですよね。

前提として焦げって凄く苦いですよね?
これを考えると、珈琲も焼くから焦げが発生して苦くなるのです。
焙煎=コーヒー豆を煎ることです。

・煎る時間が長いほど焦げが増えて苦みが強く。
・当たり前に短ければ焦げが少なく苦みは弱く。

超深煎りは焦げを飲んでると考えても過言ではありません(笑)
これが焙煎による焦げが原因で苦くなる理由です。

化学変化による影響

2つ目のセクションでは『化学変化による苦みへの影響』について話します。
焙煎による生豆の加熱でクロロゲン酸類が反応して出来たものや、超微量の糖やアミノ酸が焼かれて出来たメラノイジン(焦げ)の苦味です。
難しいのでここはへぇ~程度でも大丈夫です(笑)
引用ですが下記のような面白いお話もあります。

「ミュンヘン工科大学のトマス・ホフマン教授は2006年、コーヒーの生豆に含まれる成分をそれぞれ単独で加熱し、どの成分がコーヒーらしい苦味になるかを実験した。するとコーヒーに一番近い苦味となったのはクロロゲン酸の加熱物であったという。さらにクロロゲン酸ラクトン類とビニルカテコール・オリゴマーという苦味物質を発見し、これが生豆には検出されないものの、焙煎によって生じる物質であると突き止めた。
大人のコーヒー常識より

生豆自体の成分の量によって苦さが変わってきます。
奥が深いし面白いですよね。
次のセクションからもっと面白くなってきます!

コーヒーの質感

3つ目のセクションでは『珈琲の質感』についてお話していきます。
苦みを美味しく感じる理由に質感が関係してきます。

◎美味しく感じる質感
➝まろやか、スッキリ、クリーンなど
◎美味しく感じない質感
➝ひっかかる、ざらっと、土っぽいなど

このように質感によって色んな感じ方があります。
例えば、苦くてもスッキリしてると飲みやすく。
苦くてざらっとしてると口の中に苦みが凄く残って飲みにくいです。

以上のようなことが『苦みを美味しく感じる理由』の1つです。

飲む人の経験

4つ目のセクションでは、【飲む人の経験】についてお話します。
皆さんも昔はビール、珈琲、おつまみ等あまり美味しく感じなかった。

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だけど、大人になるにつれ美味しく感じると思う事ないでしょうか?
これは経験を重ねていくうちに脳が受け入れ態勢に入っているのです。

コーヒーも『苦いと思う潜在意識がある』ことで苦くても美味しく感じる。
「これがコーヒーだ!」となるのです!
逆に、カフェオレ=コーヒーだと思ってる人からすればブラックのコーヒーを初めて飲むと凄く苦く感じてしまうでしょう。

以上のように、苦みを美味しく感じる理由は『個人の経験や社会的文化の受容』が関わってくるのです。

まとめ

以上が苦みの原因と美味しく感じる要素です。
その他に喫茶店のマスターの人柄が良くて美味しい、夜景が綺麗など。
コーヒーには色々なカテゴリーによる美味しさがあると思います!
これがコーヒーの面白いところですね◎

今回の記事で皆さんの疑問が晴れたならば嬉しいです^^
そして楽しくコーヒーを飲んでいきましょう☕
最後までご覧頂きありがとうございました。
では、良いコーヒーライフを!

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