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10.言語聴覚士(ST)のリハビリを受ける

言語聴覚士(以下ST)のリハビリを受け始めました。

この記事にあるように、私は言葉が不自由でした。もっとも、ブローカ野が壊れた「運動性言語障害」だったため、伝達する機能さえ回復できれば元のようにお話ができるだろうと考えていました。

暗算ができなくなった

私のSTは、私がどういったことができるのかをチェックしていました。

なんせ昔の話で、記録をこちら側が取っている事でもないから詳細は殆ど覚えてはいません。でも、1つだけハッキリとしたことがあります。

暗算ができない

元々数字には弱い文系人間だったのですが、簡単な暗算でさえもできなくなっていました。

1+1=2

これぐらいはできましたが、四則計算の桁数が増えるともうダメ。紙に書いてもダメでした。

また、よくSTが訓練で行う下記のような計算は全くダメでした。

100-7=93

93-7=86

86-7=79

(以降繰り返し)

今でも、93から7を引く暗算は・・・できません。

「電卓があるからいいんじゃん!」

そりゃそうですが、買い物時のとっさの計算ができなかったりするので、暗算ができないと少ーし不自由です。

大きな声が出づらくなっている

これは、身体の丁度真半分が麻痺していることもあり、声帯も麻痺しているようで大きな声が出辛くなってしまいました。

細かい話ですが、このような病気になると様々な障害が起こって来るのだなと、この頃になって理解し始めました。

そして、これは麻痺のせいかどうかは分かりませんが、痰が20数年経っていても絡むので、通しで長時間話をすると痰が絡んで来ます。

これは私の想像ですが、この転院の後も他病院で全身麻酔(全麻)の手術を何度か繰り返し受けているため、挿管で呼吸器を入れて長時間のオペ(手術)をした後遺症なのかなと。

これらは、プレゼンや簡単なレクチャーをする際には結構大変です。

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