積み重ねていく
吉本ばななを読んでみることにしました。
さくらももこと仲良しだったことは前から知っていたけど、今日まで手が伸びませんでした。だけど今日になって急に、突然読んでみたくなって、歩いて30分くらいかかる本屋まで買いに行きました。
わたしにとってはかなり珍しい、でもそれは間違いなく衝動だったと思います。
わたしにその衝動が湧き上がるのは、行動することで自分の中のなにかが変わる兆しを感じたときだと思います。
曖昧だし、恥ずかしげもなくそんなことを演説してしまいましたが、大げさだけどこれほど適切な表現は、ありません。
『イヤシノウタ』を読み進めてまだ序盤ですが、その作品を通してきっとそれ以外のすべての彼女の作品も今後読み漁ることになるな、と直感しました。
日常のちょっとしたこと全てに意味がある、という考えが美しく、それに共感できるわたしでよかったと思いました。
そう思うために、今日の衝動は湧き上がったのだね。
最近の自分は、思考できる人間じゃないのに考えざるを得ない機会が増えていて、史上最もすごく難しい状況に直面しています。
周りのみんなが羨ましく思えてしょうがなく、そんなふうに思ったのは正直初めてです。
みんなの日常のほんの一部を見て羨ましいと思っていることは理解しているつもりです。
その上でみんなわたしよりは楽しそうだな、と考えてしまいます。
その理由がどこから来ているのか、わかっているけどね。
わたしは打算ができないから、その時々の直感で選択してきて今があります。
(選択だなんて、まるで一人で生きてきたみたいなニュアンスでゾッとしますね。)
今は少し停滞気味の現状だけど、きっとこれにも意味があるんです。
衣食住に困っていないし、遊んでくれる人もいるんだからね。
今日の衝動、少しだけ自分の感性に自信を持たせてくれて、ありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?