僕の職業～何もない僕がたどり着いた場所～

僕は「飲食」の業界で働いています。

物心ついたときから飲食の業界で生きていくんだなんてそんな綺麗な話ではなく...

特別何かやりたいこともなくただ毎日を過ごす日々。

この業界に足を踏み入れたのは物凄く単純な理由。
昔から食べるのが好きで、家に食べるものがないと自分でチャーハンとか簡単に炒めて作れるものを作っては食べてた。
それらを振る舞ったりするのも少なくはなかったわけで。

その時に気付いたんです。
自分が作ったものが相手に渡り口にして、美味しければ喜んでくれる。
すごく単純なことだけれど、実はこの業界に限らずだけど人に喜んでもらえるってとても素敵なことで、人に喜びや感動を与える、それが自分の職業になるって考えたら凄くワクワクするんです。

それはこの業界に入って自分でできることが増えたら増えた分だけよりワクワクする。

ただそれ以上に経験を積めば積むほどもう１つ気付いたことがあって、人に喜びや感動を与えると思っていたけれど、そのリアクションを見て一番喜びや感動を与えてもらってるのは自分なんだと。

綺麗事なんかじゃなく身をもってわかったこと。

学生時代何もやりたいこともなく、ただ何となく過ごしてた毎日。何者でない僕がたどり着いた居場所。

それが僕の職業であり僕の居場所、それが「飲食」

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