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2023/12/2、3 油っぽい郷土料理とバスタブの魔力やいかに

3日目の朝、思わずアリエル歌い出しそうな寝起き。前日の満身創痍からの嘘のような回復。自分ってすごいかもと思うや否や、ストック組立て方は動画を観ればいいかもと気づく。2,3チェックして、結局ただ引っ張ればいいだけだと知る…えー⁉️でも解決!今日もイケるかもと思いながら、前日テキトーに済ませた歯磨きも入念にやろうと、歯磨きそしてフロス。ここで緊急事態発生!下の歯を終えて上にうつった途端に腕が攣る…そうか自分はまだ回復していない、今日はここアストルガで一日休もうと決意する。

よく考えたら回復した足腰には、前日の夜に大正製薬の湿布ペーストみたいなのを塗ったと気づく。腕には塗っていなかったから。腕が疲れている、とか認識すらしてなかった。荷物が重い上にストックがない分だけ前傾したり支えることができないから、負荷は増えているはず。あー認識するって大事。この湿布ペーストは前回歩いた時にどこかの街で購入したもので、日本でも売っているんだろうか?あれば買い溜めしておきたい。買い溜めして毎回全身に塗りたくりたい。何も考えずに。疲れているのだから。

写真はアストルガの郷土料理の多分ツートップ。一日休むと決めてBooking.comで風呂のあるホテルを予約、早々に受付に行ったら自分の予約した部屋は安すぎて風呂がないという。泣きを入れたら変えてくれた。優しい、喜び。お礼にそのホテルの経営しているレストランで飯を食うことを約束したら、このたいそうな料理が出てきた。これに加えて最後、えのき茸の優しいスープまで出てきた。彼らの胃袋はどうなっているのか笑。

翌日にベルギーの女の子と出会った。その子はベルギーの親の家からここまで歩いてきたというおったまげな女の子なのだけれど、その子曰くフランス歩いていると健康的な食事とかカロリーを抑えたものばかりなのに、スペインに入った途端に太りそうとか健康に悪そうとか。美味しいかもしれないけれど…みたいなものばかり出てくると言っていた。この右の豚足みたいなのとかはきっと脂だらけだけれど、とても美味しかった。そしてとても回復した気がする。自分、ややスペイン化傾向。若干贔屓気味。

2日目はサンマルティンデルカミノ〜アストルガ、24.6kmを歩いた。アストルガは丘の上にある街なので、ラストに登るときはお爺さんみたいに歩幅30cmで腰を曲げて歩いてた。風呂も3回入ったし、もう一度湿布薬も塗ったので明朝はもっと回復しているといいな。

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