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夫のうつ闘病記④

11月になった。
夫のうつとの戦いが開始してから1ヶ月経った。

相変わらず家でずっと寝ている夫。
私は何にもしない夫にイライラしていた。
※当時はわからなかったが、うつ病になったときは、とにかく身体と精神を休めるために寝るのがよい。

私が少しは家事を手伝ってと伝えても、やっぱり夫は何もしなかった。

夫に対するストレスはMAX。

夫に対するイライラなのに、最低な行為だとわかっているのに、幼い子供に対して必要以上に叱ったり、当たってしまうこともあった。

私の我慢と精神も限界を迎えつつあり、これは本当にまずいな、夫に暴力を振ってしまうかもしれないと危機感を感じた私は、学生時代に仲が良かった友人に相談しようとLINEでメッセージを送った。

根本的な解決になんてならないかもしれない。でも、とにかく今の現状と気持ちを共感して欲しかった。
少しは心が楽になるかもしれないから。


ほどなくして、友人からLINEにメッセージが来た。

「久しぶり!連絡ありがとう!元気かな?私は今月なら土日はいつでも予定空いているよ」

私はさっそく1番近い土曜日にお茶でもしようと友人をメッセージで誘った。

「いいよ!11時にcafe前で待ち合わせしよう!」

やった。

久しぶりに「嬉しい」という感情がでてきた感覚が
あった。

つづく
夫のうつ闘病記⑤

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