愛されたカラスのものがたり

いつしか私は、あっしゅさんが保護なさった
「カラスのジュール」に自分を重ねていた

ひとりぼっちのジュールは私だ

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ジュールは5ヶ月半
あっしゅさんのお宅の子になる
階段をぴょこぴょこ跳ねる姿や
ご飯をねだる顔、行水するジュール

愛らしいジュールに私は魅了された
いや、羨ましかったんだ
同じ不器用で、独りぼっち
浅く、広く交友関係があっても「ひとり」

カラスの知能は高度で
だけど生きるために人間から嫌がられる
私はジュールほど賢くないが
noteでは、限界集落にいる

ジュールを見て泣いた日があった
ジュールは幸せだよ、と思い
日々、愛されていくジュールの成長を願った

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先週のあっしゅさんのお知らせに
私はうまくコメント出来なかった
また、ジュールは猛禽類に襲われたのかと
心配になった

今日の最終回を読み
ジュールが巣立ったことを知った
10月、あっしゅさんのご主人は
ジュールらしきカラスと会ったらしいが
ジュールは本来のカラスに戻った

記事を拝読するだけで、胸が詰まった
ジュールがいなくなっちゃった…
あっしゅさんの悲しみを思うと

「ジュール、また春に会いにきてね
ジュールやあっしゅさんの幸せを祈るよ」

私はジュールのように成長したのか
まだ分からずに、noteの街を遠目に眺める

˚✧₊⁎あとりえ あっしゅさん⁎⁺˳✧༚
いつも
優しくしてくださり
本当にありがとうございます
過去の記事にどれだけ慰められたか…