羽田空港に着くとホッとした
さて、課題は「飛行」
飛行と言えば、私には成田⇔広島間かな
私はANAの飛行機を利用することが多いので
羽田第二ターミナルに到着する
広島を出るのが19:30ぐらいだとすると
羽田には20:45には到着する
機内では
昼間、上空から見える山を分けた街の縮図や
隆起する雲がオブジェのようで夢心地を体感する
夜間は音楽を聴きながら寝ていることがあり
シートモニターから現在地を眺めて
「伊能忠敬って凄いよね」と毎度、感心し
測量の素晴らしさをぼんやり考える
それにしても、機内で飲むリンゴジュースは
なぜ、あんなに美味しいのだろう
「そろそろ着くな…」となれば
耳が中耳炎レベルに痛みを起こし
鼻を摘んでは「フン」と耳から空気を抜く
窓から見える東京の海は、黒く落ち着き払って
いつ見ても、何回も見ても飽きることがない
「戻ってきたんだな」と慰められた
私の夜間飛行にロマンや夢はないが
非行に走り仕事を休みたいと感じるほど
明日からの現実に向けて考えることは山積みだった