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バンクーバーの高尾山的存在・グラウスマウンテンを登ったら、アドレナリンが止まらなくなった話

こんにちは。うめ組ランジェリーです。

海と山って、どちらが好きですか?私は緑がたくさんある場所にとても癒されるので、山派です。

ちなみに水のある風景であれば、海というより川や湖が好きです。東京で初めて一人暮らしをしたのも川の近くにある古いアパートで、会社からの帰り道、川を眺めて癒されていました。(夜で暗いと東京の川の汚さも見えず、光が反射してキラキラして見えるからね…!)

脱線しましたが、今回はバンクーバーで最も有名な山の一つ「グラウス・マウンテン」のトレイルについてです。

グラウス・マウンテンの中毒性

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車で30分・公共交通機関を使っても1時間ちょっとのところにあるグラウスマウンテン。都心からのアクセス良好で手軽に行けて、東京の高尾山みたいだな〜と思っていたのですが、今日初めて登山してみて改心した。この「グラウス・グラインド」というトレイル、高尾山なんてのん気なもんじゃない(笑)。

普段から運動していない人にとってはかなりきついと思う。けれども、登れないほどではない。この絶妙なハード具合に、はまる人が続出するというのも頷ける。

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↑とにかく傾斜が急。コースはきちんと舗装されていますが、手をつかないとキツイほど急なところもあり、がしがし登っていきます。

ランニングの走り始めと同じで、登り始めがいちばん息切れしたかもしれない。慣れてくるとランナーズハイのような感覚になり、ますますガシガシ登る。水分補給は必須。

短くも長くも感じるハードな90分は、まるで理想の生き方

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人によるとは思うのですが、このグラウスグラインド、私はかなり好きかもしれない…。平日で人も少なかったのも大きいと思うけれど、なんというか、とても良い感じの山なのだ。(完全に表現力が足りない)

帰りはゴンドラに乗って下ることができ、たったの8分でスタート地点に連れて行ってくれる。文明の力…。行きも帰りもゴンドラに乗ってしまうこともできるけれど、騙されたと思ってぜひ登りはグラウス・グラインドに挑戦してみてほしい。!

平均90分という登山時間は、登っているときは長くて、登りきってみれば短く感じる。思わず「きつい!」と言いたくなるほどハードな傾斜と階段がひたすら続く山道に、なぜかアドレナリンが止まらなくなる

はあはあ息を切らしながら、足元だけに集中してひたすら頂上を目指す。途中、木々の間から細切れに見える景色は、頂上からの素晴らしい眺望への期待を膨らませてくれる。

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水分補給程度の休憩しか取らず(お弁当ひろげて休憩するほど開けた場所はない)一気に登る90分は、とても清々しい。

私の人生もこんな感じが良いな、とふと思う。

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下山したところで待ち構えているのはもちろん、温泉ではなく、コーヒーをこよなく愛するカナダ人の憩いの場・スターバックス:)

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おまけ① 冬のグラウス・マウンテン

グラウスマウンテンは、ダウンタウンから最も近いスキー場としても有名です。私も一度だけスノーボードをしに行きましたが、ナイターが最高でめちゃめちゃ感激しました(↓)。もう1回冬を経験するならシーズンパスを買いたいほど。

おまけ② お役立ち情報

▼登山の持ち物リスト
□歩きやすい靴(地元の人はサンダルで登る強者も…。私はランニングシューズ履いて行った)
□飲み物(710mlの水をほぼ飲みきった)
□クレカ(スタバが現金使えない)
□ケータイ(電波はバリバリあるよ)
□上着、帽子
□軽食、スナック(頂上で食べるおにぎりに勝るものはない。飲み物・ご飯を買える売店も有)
(□軍手などの手袋→ブログ等でお勧めされてたので持って行きましたが、特に使わなかったです)

▼アクセス
Google Mapで調べれば間違いなしですが一応◎
Vancouver City Centre駅の近くから出ている、240番のバス(Lynn Valley行き)→236番のバス(Grous mountain行き)を乗り継いで行きます。帰りはノースバンクーバーからダウンタウン(Waterfront駅)へシーバスに乗ってみるのもおすすめ。

ありがとうございます。下着作りに活用させていただきます🎀✨