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新陳代謝|私の学び直し

私にとって、2021年~2022年は、変革の年。

2021年、このままではいけないという強烈な感覚。
恐らく順風満帆と言っていいステップアップとは裏腹に、とにかく現状を変えなければとの思いが沸々と湧いてきました。上手く言語化も出来ていませんでしたので、恐らく周囲は理解に苦しんだと思います。
結果、新卒から16年間勤務した会社を辞めて、初めての転職。

2022年には40歳となり、2回目の成人式。
転職というターニングポイントを経て、残った細胞が活性化、新しくなった細胞が動き出し、起業というアクションに至ります。

この2年間で私の中で起きた新陳代謝。
もちろん上手くいくことばかりではありません。
それでも、何にも代えがたい2年となったことは間違いありません。

この2年間の経験について、3つの観点で振り返りたいと思います。

1.手放す
新卒から16年勤務した会社。
私自身は、どちらかというと自由な発想を好んで仕事をするタイプ。また、出世などにも特別興味があるわけでもなく、忖度を嫌う人間だと思っていました。
もちろん、少なからず固定観念もあるだろうということは頭ではわかっているつもりでした。

しかし、転職してみて初めて、痛感しました。
思っていた以上に、縛られていたこと。
しがみついていたこと。
結果として、大きく歪んでしまっていたこと。

気づかぬ内に、経験や実績、慣例などという名の濁った古い細胞たちが凝り固まっていたのです。
経験や実績を積むこと自体はとても貴重なことですが、一生懸命であればあるほど、大事にしたくなります。
それがある種セオリーともなっていくわけですが、そこには余分なものや古びたものなど、捨ててしまった方が良いものがあったりします。

私は転職という手段を取りましたが、そういったものを手放すことで、客観的に自分を見つめ直すことが出来ました。

結果として、
・自分の中に残るもの、つまりコアとなるものが明確になった。
・余白が生まれて、新しいものが芽生えた。
これが、とても心地よく、二次元から三次元の成長を自分自身で感じることとなりました。

2.磨く
手放すことを進めていく中で、手元に残るものがあります。
それは転職先の会社でも大いに役に立っています。
私の場合は、2つありました。

1つ目は営業力。
2つ目は人材育成力。

業界も全く異なり、当然のことながら、販売する商品・サービスも全く違う。
会社の組織風土を始め、いわゆる7Sも全く違う。

そのような中でも、発揮できた力の本質は何か。
営業力や人材育成力と言っても、数多くの要素で成り立っています。
私は、それを一つ一つ整理し、磨き上げ、体系化しました。

3.新しいものを取り込む
古い細胞を思い切って手放すことで余白が生まれました。
私の中では、その余白をあたらしい細胞(挑戦)で埋めていきたいという欲求が高まります。

そして、起業。
今回の話のように、人には誰しもターニングポイントがあります。
特に若手のビジネスパーソンにとっては、誰に出会うかということがとても大きな影響を持ちます。
最近良く耳にする「○○ガチャ」で言うと、「上司ガチャ」「配属ガチャ」・・などでしょうか。
ガチャなので、当たりも外れもあるでしょう。

そんな中で、ビジネスパーソンが早い段階で成長のターニングポイントを迎えられるような存在をつくろうという思いが起業のきっかけでした。

起業後には、集客と認知度向上のためにSNS各種をスタート。
どれも投稿はおろか利用することさえもほとんど無く、The手探り。

もちろん上手くいかないことだらけで、目も当てられない感じです。投稿の内容を見ても、統一感はないし、クオリティは低い。そんなことは、自分自身で見てもわかるのですが、まずはやってみようということで、果敢にチャレンジしております。
本当に失敗ばかりで、恥ずかしいのですが、転んで初めて痛みがわかる。最近転んでなかったなぁとしみじみ感じました。
ただ、転んでばかりでも、少しでも上手に出来ることが増えることは嬉しいものです。

ちなみに、私が悪戦苦闘するSNSについては、プロフィール欄にあるリンクからご覧ください。特にTiktokはヤバすぎて凍り付くかもしれません。皆様からの叱咤激励もお待ちしております。。


さて、少し話がそれました。

余白を使って新しいものを取り込むということに関して、起業に加えてもう一つ。
それは、子育てです。
私はシングルファザーで息子は中3。
これまでも、自分なりにきちんと向きあっていたつもりですが、もっと二人の時間を持って、色んな話をしようと決めました。
実は、これが一番良かったことかもしれません。
息子は、これまでよりもたくさん話をしてくれるようになりましたし、将来の目標や周囲や社会に対する興味が深まったり、目がこれまで以上にキラキラしています。
逆に言うと、今のこの段階でそういう時間を持つことが出来て良かったと心の底から思っています。いや、本当は少し遅かったのかもしれません。

今という時間は今しかない。

2年前の私と同じように、現状打破しなければならないと感じている方をはじめ、一例として参考になれば幸いです。

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