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もし私がある映画の登場人物だったら

最近漫然と生きていると思うことがあって。

徒然なるままに書こうかと。

自分の存在のこと。どこにも逃げていかない自分のこと。

分かりやすく映画に出てくる登場人物に置き換えてみた。

自分はホラー映画だと序盤の二番目に死ぬタイプだなあって。一人目じゃなくて二人目。しかも殺されたんじゃなくて、自分の過失で死ぬみたいな。

サバイバル映画だと、主人公に生き延びるための道筋を指し示すカギを持っているんだけど途中で罠にかかって死んで、しかもそのカギが実は間違っていたことが後々分かってみたいな。

青春映画だと、主人公と甲子園を目指していたけど怪我で出られなくなってベンチにいる、元キャッチャーの三人隣におる補欠みたいな。ギリ画面映らないみたいな。足だけ見えてるみたいな。

スパイ映画だと、主人公のライバルのスパイ、しかも序盤でしばかれるタイプのスパイの専属運転手みたいな。

ミステリー映画だと、同窓会行ってはみたものの、ちょっと覚えていてほしい先生に「お前誰?」みたいな顔されて、必死に話しかけてはみるものの、終始苦笑いで話合わせてもらうみたいなくだりを画面の端っこでやってるみたいな。

ラブコメ映画だと、主要メンバー男女二人づついるとしたら、メインじゃないサブカップルの男の方の友達の友達みたいな。四人で喋ってる時にちょっと名前出るけど、「それ誰やねん」みたいな雰囲気になるみたいな。

そんな感じ。

そんなことを思いながら今生きていられることに感じる幸せ。だって殺されないし、罠にかからないし。ガスの安全確認怠らなければ過失で死ぬことはないでしょ。

いつ死ぬか分からないけれども。

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