見出し画像

3回ぐらいでコツ掴む?!先輩という名のコーチの存在

ご縁があって、 CASTER BIZ recruitingでリクルーターをしている@asako_umezawaです。地方在住ながらフルリモートで複数のスタートアップ/ベンチャー企業の採用を支援しています。

そもそも、これまで人事や採用とは全く無関係だった私が、「採用の勝ちパターン」を見つけるまでには、計3社の採用経験がベースにあります。

今回は、その経験をシェアすると共に、その時の体験から生まれたサービス「パーソナル採用コーチング」についてお話ししますね。

経験ゼロで飛び込んだ採用の世界

右も左もわからずにスタートした採用業務。現場で飛び交う用語も分からず、最初のころ「JD」は女子大生のことだと思って話が噛み合わなかったこともありました。※Job Description…職務記述書、募集要項

そんな私に、初日から担当クライアントを気前よく任せていただいたのは、立ち上げ数ヶ月の部署とはいえ、良い意味でチャレンジングな環境だったと思います。

「分からない事があれば遠慮なく聞いてね」と言ってくれる先輩の言葉を頼りに、採用計画の立て方から、ターゲットの絞り方、募集職種の理解、使用する採用サービスの選定、求人票の書き方、スカウト文の訴求方法、応募者とのやり取りetc...と、初めての事ばかり。

「こ、こんなに考えることがあるのか...」

採用業務のタスク量に驚きつつ、分からないからこそ、遠慮なく何でも質問できる方がいたのは本当に有り難かったです。

先輩の力を借り、なんとか終わってみると無事に採用成功という結果が残せました。ですが、私の中ではしっくりこない。「なぜ採用が上手くいったのか」勝因がわからず、ただ言われるがままに駆け抜けた、達成感の少ないゴールでした。

企業によって異なる戦略

そこから2社目。企業規模も事業内容も、前回とは全く異なるクライアントの担当になりました。

採用全体の流れは掴んだので、さっそく動き出してみると、何かが違う。1社目では有効だったアプローチが、今回は全く機能しないのです。例えば、同じ「サーバーサイドエンジニア」という職種でも、やってほしい業務・求めるスキル・人物像、さらには募集する企業の魅力や成長フェーズといった条件が異なるため、それに適した戦略を取らないといけない。

普通に考えれば当たり前のことかもしれませんが、よく聞く「○○社ではこの方法で採用できたんだって。うちもやってみよう!」というケースが失敗するのも、同様の理由からだと思います。

これは困ったぞ、ということで、今度もやはり先輩の経験と知恵を借りて、クライアントに沿った戦略に改良したところ、状況が改善しました。

採用成功のパターンが見えてきた

3社目を担当するようになり、ある時ハッと気付くことがありました。

「このクライアントが採用したい人材、どこかで見たことあ...る?」

日々、数100件の求職者情報に触れていると、どの採用サービスにどんな人材が何人くらい登録しているか、知らず知らずのうちに当たりがつくようになっていたのだと思います。さらに、どんな文章で訴求すれば応募してもらえるか、何人くらい面接すれば1名採用に至るか、といった予測も立てられる自分がいました。

もうあの頃の、ただ言われるがままに求人票を作成し、スカウトを送り、応募数も読めない闇雲な状況から脱した、目の前がちょっとだけ拓けた瞬間。採用業務の面白さにようやく出会い、身震いしたのを覚えています。

振り返ってみると、1社目で採用全体の流れを知り、2社目で状況に応じた攻め方を学び、3社目でようやくコツを掴んだ、という感じです。

その後、採用で関わった企業数は二桁を超えますが、基本的な採用成功のパターンは同じなんだなという認識を日毎に強くしています。例えば、○月までに○人採用するには何人の応募が必要で、何回面接すれば入社に至るか。というゴールまでの最短経路、「必勝ワークフレーム」が見えてくるようになったのです。

先輩という名の『コーチ』の存在

こういった採用のノウハウって、スタートアップやベンチャー企業においては貴重な情報であると共に、なかなか得ることの出来ない情報なのかなと思います。ベンチャー企業3社の人事経験を持つ人材を雇うとか...無理ではないけど、今すぐ人が欲しい状況では現実的な選択肢にならないと思うんです。じゃあどうするか?

私が1社目・2社目・3社目と、何とか採用支援ができたのは、経験豊富な先輩が支えてくれたから。適切なタイミングで今やるべきことを示してくれて、失敗を防ぐ方法を教えてくれて、上手くいかない時に解決策を一緒になって考えてくれたから。

もし、私一人だけで動いていたら、きっと採用なんて上手くいかなかっただろう。万が一に採用できたとしても、その方が入社後に会社に馴染み、大活躍しているイメージは持てなかっただろうなと思います。

この体験をもっと広く企業の役に立てられないか?私にとっての先輩のような存在を必要としている方のために。

そんな事を考えながら、事業部長の森数と話していた時に

「「それって、コーチじゃない?」」

という話になりまして。『パーソナル採用コーチング』を始めることにしました。

人事がいない、欲しい人材が集まらない、初めての採用で何からやればよいか分からない、といった採用業務で困っている方のために、採用成功へ向けた「必勝ワークフレーム」を一緒に作っていくサービスです。

採用において、ゴールに到達するために必要なアクションについて壁打ちしたり、チェック&アクションを繰り返していける。そんなコーチがいれば、採用がぐんぐんできるようになると思います。

初回のオンラインカウンセリング(30分)は無料です。
こちらのbosyuもしくは申し込みフォームからご連絡ください。

以前の私と同じく、何が分からないのか分からない...という方も、まずは気軽にお話ししましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?