専業フリーランス時代のトホホ経験④

④忘れられる

「存在を忘れられる」という意味ではなくて、請求書のこと。フリーランスとして仕事をした場合、月末か翌月月初に、自分で作成した請求書を企業に送付し、その月内か翌月に報酬が振り込まれるケースが多いです。(もっとも遅くても翌々月)

出した請求書が処理されてないことがある

請求書は、直接その企業の総務や経理担当に送るパターンと、一緒に仕事をしている企業の担当者に送って、担当者から総務・経理に回してもらうパターンがあります。(わざわざ請求書を印刷して郵送しなくても、メールに添付して送ればOKなことがほとんど)

問題は、後者の場合。企業の担当者も人間ですから、抜け漏れやミスはあります。フリーランスから送られてきた請求書を、総務や経理に回すのを忘れてしまうんですね。

フリーランス側は、当然そんなことは知りません。で、振込予定日になって銀行の残高照会を見て気づくのです。「あれ、振り込まれてない」って。

そこから担当者に連絡し、担当者が請求書を回しておらず処理できていなかったことが判明。でも、企業ではその月の処理は終えてしまっている。

この場合、必然的に次回の振込になることがほとんどです。要は、報酬の支払いが一ヶ月遅れるということ。これ、数回ありました。

担当者にとっては「タスクのひとつ」程度なことも

きっちりしている企業の場合、締め切り日が近づくと「○日までに請求書を送ってください」というリマインドがあったり、総務・経理担当から「請求書を受領・確認しました」という連絡が来たりします。(ありがたい)

そうじゃない場合、請求書って意外とルーズな扱いをされることがあるというか。もちろん悪気があるわけではないのですが、担当者にとっては「フリーランスの請求書を忘れずに総務・経理に回す」というのは「最優先事項」ではなく、人によっては「タスクのひとつ」程度の認識だったりもします。

会社員だと、まず給料日に給料が振り込まれないなんてことはないし、あったら大問題ですよね。でもフリーランスの場合は、ときどきそういうことが起こります。

請求しているのがけっこう大きい金額だったり、クレジットカードなんかの支払いが多かったりする月にこういうことがあると、地味〜に困ることがありました。







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