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映画、鬼滅の刃はとぅるっとぅる!(ネタバレなし)

本日より公開した映画「鬼滅の刃 無限列車編」
それはそれはとぅるっとぅるの映画でしたよ。はい。もはや生ガキ。
鬼滅の刃は生ガキです。(暴論)

鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載していた作品です。
すでにジャンプ本誌での連載は終了しておりますが、まだまだ大人気の作品です。

この映画はテレビアニメ最終回の続きで、無限列車編という長編を映像化し、劇場公開したものです。

知らない人のための鬼滅の刃

ざっくりとしたあらすじ
炭治郎はある日、大切な家族を鬼に殺されます。
唯一、妹である禰豆子(ねずこ)だけが生き残るのですが、彼女に鬼の血が混ざってしまい、人を食らう鬼へ変わってしまいます。

まあ鬼を倒すや、妹を救うやら、色々とひっくるめて鬼を倒す組織「鬼殺隊」へ入り、個性的な仲間たちと共に鬼を倒すべく奮闘するお話。

どうしてこんなに人気なんや?(関西弁)

大ブームです。
単純に作画がすごい。かっこいいしきれい。映像映えする技の数々。

なにより少しのグロさと感動。そして個々に持つ特殊な刀。と、中高生を引き寄せる要素がパンパンです。
それと、どこか愛嬌のあるキャラクターたちが彩りを添えているように感じます。
少しダークな世界観というのはいつだって興味を引きますよね。
少し前だと進撃の巨人とか、最近だと約束のネバーランドとか。

鬼滅の刃はそれらと似た闇深い香りと同時に、少年誌の黄金的法則である、友情、努力、勝利を成立させている作品なのです。
この作品の特徴はなんといっても敵対する鬼がめちゃめちゃに強いことだと思います。
めっちゃ強い人でも気を抜けば死んじゃうレベルです。だから炭治郎は仲間と友情を育み、助け助けられ、そして修行に修行を重ねて、そうしてようやくギリギリの戦いをギリギリで勝利していく。そんなところにスリルあり、応援したくなるのです。ジャンプ作品であることがわかりますね。

そんな理由もあってか中高生だけに留まらず、幅広いファンがいるのかなと思います。
僕はそんなこんなで気付けばファンでしたわ(おっさん)


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この鬼滅の刃というのは「鬼殺隊」に所属する主人公たちを中心に物語が展開されます。
そして、その鬼殺隊にはと呼ばれる剣豪たちがおりまして、彼らは鬼殺隊の顔として、最強である剣士としてその称号を得た者たちです。
本編では各長編でこの柱たちが登場し、共に戦った炭治郎たちが成長していくのですが、今回の映画の無限列車編では炎の剣技が特徴である炎柱の「煉獄(れんごく)」が登場し、列車内で鬼との戦いが繰り広げられます。


待望の映画、どうだったのか!

正直に言います。
長く感じました。

なぜか!
それはやはり長編を映画化したからにあると思います。

やっぱりジャンプ作品は各週で引きを作ります。
次週…どうなる!
みたいなやつです。それは次話までの1週間をスパイスへと変えて、ジャンプ発売日に最新話を美味しくしてくれるものです。
テレビアニメも引きを作れますが、今回は劇場版。それは難しいのです。
よって漫画内に存在していた「そういった部分」は消えてしまったんですね。元々映画用に作られたお話ではありませんので、仕方ないのですが、それが長く感じた要因なのだと思います。

といっても、飽きさせないほど美麗なアニメーションでお腹いっぱいですけどね!

あとは前説というか、あらすじの説明が本編中にほとんどないので初見向けではなかったように感じます。
あくまで一長編なのでこれだけで完結しているのですが、各登場人物の背景や、世界観など。それだけでも調べておくといいかもしれません。

あ! あとこの映画はPG12です。12歳より下の子供でも見れますが、血が出たり、少し強めのグロ描写があったりしますのでお気をつけください。

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(本日、公開初日のためネタバレは避けています。)
今作は炭治郎一行が列車に乗るところから始まります。
その列車内では行方不明者が多数存在しており、調査に来た鬼殺隊も消息が不明とのことで、柱の1人である煉獄が直接出向きます。
そこへ炭治郎たちが合流し、列車に潜む鬼を討伐しようとします。

鬼たちは奇っ怪な術を使うのですが、今回戦う鬼は人を眠りへと誘い、夢を見させることができる術を使います。強い。
発動条件も簡単で、ほぼ避けられない攻撃です。寝ちゃうんです。気合いでもどうにもなりません。

こうして列車の中で夢に閉じ込められた一行は、過酷で残酷な現実とは違う、温かで理想のような夢を見るのでした。

こんなストーリー。

辛い。
亡くなった人と会えてしまう夢の世界。そこから出て現実に戻りたくないよなぁって思っちゃいます。
いかにしてこの術を解くのかは注目です。目頭が熱くなります。
ジャンプ主人公はやっぱり応援したくなるよね。

様々な技を超美麗なアニメーションで魅せてくれる鬼滅の刃は劇場版でもぬかることなく、圧巻のアニメーションを見せてくれました。最高。

炎柱、煉獄は炭治郎たちにとって初めて共に戦った柱と言ってもいい人物です。
自分たちが目指すべき存在の1人でもあり、今回彼からなにを学び成長するのか。この無限列車編はそこが重要なのです。

ジャンプ主人公が通る道ですよね。
自分より圧倒的にレベルの高い戦いを直接見るっていうのは。

旬も旬!
アニメーションだってぬるぬるぐるぐる動きます!
とれたて生ガキのようにとぅるっとぅるなわけですよ!
作画はとぅるんとぅるん! 話題性も抜群! だって旬だもの!

食べようぜ(?)

さぁそんな映画、鬼滅の刃 無限列車編は本日から公開しています!
みなさんもぜひ休日に観てみてはいかがでしょうか!

ちなみにパンフレットは豪華版を買いました。

サポートいただいたものは今後の作品に使わせていただきますので、ぜひサポートのほどよろしくお願いいたします! 今後も気合を入れてバシバシ書いていく所存です!