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僕と龍の物語#3地球で遊ぼプロジェクト

前回の話を読んでない方はこちらです。


深い催眠状態になって、いよいよ地球に生まれる瞬間を各自が体験することになる。地球では時間が直線上に体験されるので、私たちが決めたスケジュールの地球時間にそれぞれが生まれる。

この物語を書いている今日、三月十八日はモエが生まれた日だ。モエは自分が決めた設定通りに、全介助が必要な障害者となって生まれた。

母親は約束通りアサナだ。出産も大変なものだった。医師は三歳まで生きられるかどうかと告げた。誰に何を言われようと、アサナは愛を込めてモエを育て上げ、今日二十一歳の誕生日を迎えたのである。

「地球で遊ぼプロジェクト」は、催眠状態でプレアデスの三人の女の子が地球で体験する出逢いと友情のお話なので、生まれた順に書いて行こう。

最初に生まれたのは、私パメラ。そう、感のいい読者はあの「雨の空の上は晴れ」の主人公さっちゃんだと気付いたかも知れない。だって私も障害者になったのだから。

アサナは私よりずっと後に生まれた。そんな二人が出逢ったのは、沖縄で開催されたあるスピリチュアルなワークショップだった。

チャネリングとか透視とか体外離脱やリーディング、地球人が好きそうな能力開発のワークショップだ。

アサナも私も既にそれらの能力は持っていたのに、何故か参加した。後で分かったけど、二人が出逢うポイントだったのだ。

宇宙での記憶が不思議にピタリと合っていて、いつもどこかで一緒に過ごしていた。余談だがみんなでお風呂に入った時に、私がお風呂の引き戸が開けられなくて、「誰かドアを開けて下さい」と声を出したら、アサナが直ぐに手助けしてくれた。ほらね。私が思った通りのアサナだ。

その後、遠く離れた地に住んでいてもインターネットで繋がり、一緒にブログを書いたり、Skypeで過去や未来に遊びに行ったりして、一回り以上歳が違うのに私たちは友だちになった。

実はアサナのことも物語にしてある。あの「あさちゃんと豆太郎」のお話だ。

そしてもちろんモエのこともお話や詩に書いている。去年の二十歳の誕生日に私は二人に詩を送った。

☆笑顔の天使☆

わたしは

えがおのてんしです

わたしは

えがおをわすれた

てんしたちに

えがおを

おもいださせて

あげるために

うまれてきたのです

それは

みんなでかんがえた

ちきゅうであそぼ。ぷろじぇくと

わたしが

あなたのこどもに

うまれて

「ともにえがお」が

わたしたちの

あいことば

ちきゅうのじかんは

ゆっくり はやく

すぎて もう

にじゅうねん

わたしが

うまれたひは

あなたが

おかあさんに

なったひで

ふたりのやくそくが

はじまったひ

おかあさん

いつも

いつも

えがおを

わすれずに

わたしを

あいしてくれて

ありがとう

そらのやくそく

あたらしい

すてーじの

はじまり

はじまり

ほら

えがおをおもいだした

あのこもいっしょに

くわわって

ちきゅうであそぼ。

⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎


プレアデスでは青い星から来た私たちの先生は、私たちより先に生まれて待っていてくれた。ヒプノセラピストのポール先生になっていた。

今も私たちの☆地球で遊ぼプロジェクト☆は続いている。私の役割は記録を物語にして残す係りのようである。

だけど本当はすべての夢は終わっている。らしい。


おしまい


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