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24歳の小売マンが考える小売業の未来

初投稿のumaumaと申します。

こういった投稿は初めてなので記事の分かりづらい点やお見苦しい点があるかもしれませんがそこはご愛嬌で。

私は入社3年目の小売業で働いている24歳の営業マンですがこのアカウントでは自分なりに考える小売業の未来や仕事に関して、私生活に関してゆるく綴っていこうと思います。

というのも今後の自分の働き方を考える機会があり、自分の挑戦してみたい事は思いつくものの何も行動に起こせずただ考えるだけに留まるのは勿体無いので一つのきっかけ、備忘録としてnoteに投稿した次第です。

初めての記事では「小売業の未来」に関して。
小売業とは商品を仕入れて、最終消費者に対して販売することですが、現状その役割はリアル店舗ではなく、大半の商品がAmazonによって消費されています。

記事を読んで下さっている方も耳にタコができるほどニュースや各メディアで触れていると思いますが、Amazonによって小売業が縮小している事は事実です。

自分自身、日常の生活に使用する大半のものはAmazonで購入しています。
重いお米や水、歯磨き粉、シャンプーなどボタンを一つクリックするだけで自宅まで届けてくれる画期的なサービス。しかも翌日というおまけ付き。

そんな世の中で日用品やロープライスな消耗品をリアル店舗で販売している企業を見ると今後どう生き残ってのかとつくづく感じます。

ただ、リアル店舗を持つ小売業でも生き残る道はあると思っています。

1つ目は「体験」を売ること。いきなり小売業とは⁉︎とツッコみたくなりますが、小売業を営んでいる方なら共感してくれると思います。

先述の通り、日用品や消耗品はもうAmazonでいいのです。在庫数や価格ではAmazonに対抗出来ない事は明白です。

例えば、ポルシェやFENDIのPeekabooを購入する事は大半の人にとって「ワクワク」できる体験だと思います。ワクワクできる理由としては「ハイプライス」や「ハイクオリティ」という点を通してブランドの世界観を体験できる事にあると思います。

そしてリアル店舗として人々のライフスタイルに影響を与える商品を売る事がこれからの小売業に求められる重要な考え方だと思います。

またその商品を持つ事でお客様のライフスタイルが豊かになる事をイメージさせる事も小売業の重要な役割だと思う。

2つ目は小売業のSPA化。
SPAとは(speciality store retailer of private label apparel)の略。
主にアパレル業界で使用される言葉で自社で商品を製造し販売まで一貫して行う形態です。有名な企業だとユニクロやMUJIで有名な良品計画もまさにSPAの実践企業ですね。

SPAの持つメリットは高粗利である事と、「ここ」にしかない商品を生み出せる事だと思います。大半の商品はネットで購入できる時代だからこそリアル店舗ではその場所でしか買えない物にこだわる必要があると思います。

また自社のオリジナル商品が持つ魅力がリアル店舗のリピート率や満足度に大きく関わってくる事も当たり前の事だと思います。

3つ目はリアル店舗を「メディア化」する事。
メディアとひとしきりに言っても色んな意味がありますがここでは「情報を発信する」ことを指しています。

現在、ほとんどのリアル店舗を持つ小売業はSNS等を活用してリアル店舗をメディア化する事に力を注いでいます。しかし最終的なメディア化の目標は「ブランディング」だと思っています。そのお店でしか持っていない情報やイベント、商品をECやSNSを活用して発信する事で人々の関心をひき、実際の来店につなげる。そしてそこでしか出来ない体験こそが企業や店舗のブランディングに繋がるのだと近頃よく感じます。

誰もが知るAppleが高品質でプレミアムなPCを販売している事は周知の事実ですがなぜあれだけの大企業が未だに各国の一等地に大きなリアル店舗を構えるかを考えると店舗自体が一つのメディアとなり企業のブランディングに一役買っているのだと考える事が出来ます。

と長々と文章を書いてしまいましたがこれだけインターネットが普及した時代でも小売業にしか出来ない事はまだあると思っています。しかし実際に過去の業態を続けている企業があっという間に倒産まで追い込まれている事も事実です。

結構、小売業で働いていると言うと周囲から心配されることも良くあるのですが顧客にとっての価値を「体験」に重きを置く事で生き残る道はあると個人的には思ったりします。

ただ今後も小売業でずっと働くかと言われると実はそんな事もなかったり・・・笑

またその事は今後の記事にでも書きますね。
ここに書いてある事はあくまでも個人的な見解なので疑問や質問があれば是非コメントをして頂けると嬉しいです。(果たしてnoteにコメント機能があるのだろうか・・・?)

それではまた!

 













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