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アルコール依存とアルコール中毒~その違いをわかりやすく!(後)

こんにちは!杉間馬男です🐴

アルコール依存症とアルコール中毒の違いについて、前編では急性アルコール中毒になった先輩社員の話をお届けしてきましたが、今回はその後編ということで、アルコール依存症になった母の話です。


前編で話したように、初めてそれが分かったのが私が20代半ばだった頃でしたが、それ以前から兆候のようなものは見られていました。

大学生の頃でしたかね。

✔️洗濯ものをたたんでいるところ、何やら静かすぎると思って様子を見に行くと、壁にもたれかかって痙攣していた。
✔️入院している時、他の患者の荷物を物色していた。

ということがあって、それらの出来事は今でも忘れられませんし、今思えば間違いなくアルコール依存症の症状だったと思います。


話を戻して、20代半ばの頃に我々家族が『さすがにおかしい』と感じて専門病院に診てもらったところ診断され、その数日後に治療のために長期入院。
退院後も抗酒剤を服用し1ヶ月ぐらいは調子が良かったのですが、ある時顔つきがおかしいことに父親が気付き、よく調べるとワンカップの酒があったことで再飲酒が発覚しました。

『専門病院にまで診てもらったのに・・・』

私はやるせない気持ちになったんです。

結局また元の木阿弥、それどころか行動はエスカレートして酒を手に入れるためなら何でもするようになってしまい、スーパーでワンカップを万引きして店員に見つかったこともありました。
しかも、その店は当時妹がパートで勤めていたところ。

そして、亡くなる数年前からはフィジカル的にも年齢相応ではなくなっていき、ほぼ寝たきり状態でした。


途中説明したように、アルコール依存症の最大の特徴は酒を手に入れるためなら何でもしてしまうところだと思っています。
普通の頭脳であれば、万引きは悪いことであり、ましてや娘が勤めている店でそれをやるなんて到底考えられないはずですが、それをも厭わなくなってしまうのが依存症の怖いところ。

つまり、アルコール依存症者にとっては、

酒 >> 家族

なんです。

そして、長期間にわたって飲酒を続けた結果、フィジカル的な症状も患いました。
それが、慢性アルコール中毒の症状です。

すなわち、アルコール依存症になった結果、慢性アルコール中毒を患ったということ。


最後は中毒と依存症とが混ざり合った話になりましたが、私が思うにその2つは密接な関係があって、

1⃣アルコール依存症⇒慢性アルコール中毒
2⃣慢性アルコール中毒⇒アルコール依存症

の両方のパターンがあると思っています。


母親の場合、専門医いわく精神的な苦痛が伴って長期間酒に逃げた結果依存症になり、飲酒が長期間続いて慢性中毒になったとのことでした。


以上、先週から続いてアルコール中毒と依存症の違いを実例を交えて説明してきました。

今後数回は、アルコール関係の発信をしていこうと思いますので、今後ともご愛読よろしくお願いします🙇


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