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Episode15 Transcription「イタリアの甘いもの話」文字起こし

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(写真はイタリアの友人宅での朝食の光景/クッキー・パンナコッタ・マロンペースト・カフェラテのラインナップ)

たまき→た

あおやぎ→あ

た:第15回目の配信です、どうもたまきです。

あ:あおやぎです。

た:おねがいしまーす。

あ:おねがいします。

た:さてさて、今回はえーっと、早速トークゾーンに参りたいと思います。えー、今回はイタリアの甘いものについてということで。まぁ、その通りイタリアの甘いものの話をゆるゆるしていこうという感じでございます。

あ:そうですね。

た:ね、こないだおでんの話もしたし、で、昨日はハロウィンだったし。まぁちょっと食べ物の甘いものの話をしようと言ったところでございます。なんかやっぱりね、日本もなんか和菓子とかあるけどイタリアとかそっちの方がね、甘いもの…デザート!!みたいななんだろう、そういうのってなんか種類も多くて美味しそう!みたいな勝手なイメージがあるけど。

あ:うーん…実際行って感動したのはジェラート!

た:ジェラート?

あ:うん。洒落た言い方してるけど、まぁアイスだよね。でもなんかねこう、テクスチャー…テクスチャー?なんで英語出てきたのかわかんないけど笑笑 なんかね、いわゆるこうアイスクリームのあのー、ほらサーティーワンとかの丸い形のやつあるじゃん?ポンポンって積み上げられるかんじの。ああいうのじゃなくて、なんかもうちょっとね、柔らかい感じ。

た:あー、なるほど。

あ:わかるかな?なんか…みよーーーんってなりそうなかんじ笑笑 まぁソフトクリームぐらいのかたさなのかな?

た:なんかね、私この間たまたまなんかそのジェラート…なんか美味しいジェラート屋さんみたいなところで食べて。私あんまりね、ジェラートって食べたことないっていうか機会がなかったっていうか。なんかソフトクリームはなんて言ったらいいの…なんかジェラート…美味しくないジェラートってほんとにおいしくないじゃん、なんか

あ:笑笑

た:でもなんかそこで食べたやつはその今言ってたみたいな柔らかくて、ちょっとなんだろう粘り気があるって言うと変だけど…なんか

あ:なめらかでね。

た:そうそうそうそう!だからね、なんとなく言わんとしてる食感はわかるかもしれない。

あ:そう、ソフトクリームではなくてなんかこうもうちょっと粘り気のあるというか、舌にこう…

た:まとわりつくみたいな?

あ:まとわりつくような!笑 なんか美味しい表現できないけどそういう感じ!

た:へー、やっぱ本場って感じ?

あ:いやほんとに美味しい… うん、あのね、 日本でさ、あのーカップのアイスクリーム…まぁ味2種類ぐらい選べてっていうと日本のそれ、いくらぐらい払った?

た:5.600円くらい払ったのかな?

あ:2種類で5.600円ぐらい払うでしょ?あっちはね、だいたい味2種類選んで2ユーロから2.5ユーロくらいだから、まぁ(日本より)100円くらいは安いんじゃない?たぶん

た:へーーー。手軽にパッと買えてパッと食べれるみたいな?

あ:そうそうそう。あのー、もうね、あの道歩いててあっちこっちにジェラテリアがあるってかんじ?

た:へー、コンビニ感覚みたいな?

あ:あ、そうそうそうそう!で、それぞれがお気に入りのジェラテリアあってあそこおいしいここおいしいとか。あそこのジェラテリアはフルーツ系が美味しいここのジェラテリアはクリーム系が美味しいとか。

た:なるほどね!

あ:そう。それでね、ちなみに私が好きな味はピスタチオが好きなんですけど…

た:あー!!美味しいよね、ピスタチオ!

あ:しかもちょうどピスタチオがとれる国だからさ。そう、産地だからやっぱ練り込める量が違うのかな?もう、ピスタチオ食ってるっっっ!!!っていう感じがする。

た:濃厚なんだ?へー!

あ:そうそうそう。だからもう、ぴ、ピスタチオォォォ!!んぁぁぁ!!っていう味がする

た:溢れ出てたよ、今ピスタチオちょっと笑笑 ンァぁぁ!!って笑笑

あ:わかる?鼻から抜けるのよ、ナッツが!そう、それくらい濃いのを食べて超感動して。で、それを覚えてるからどっか日本帰ってきてからジェラテリアでピスタチオみつけてたべて、薄いなぁ…って毎度思ってる。

た:物足りないじゃん、それはもう。

あ:そうそうそうそう、そうなのよ。もうほんとに、イタリア行ったら食べて欲しい!

た:うまそうだなぁ… なんかそのなに、コンビニで…全然例え違うけど、コンビニでパッと肉まんあのー、買って食べるくらい気軽な感じでジェラート…

あ:あー!気軽気軽!あのー、タピオカスタンドみたいな。タピオカスタンドみたいな出立ちで。

た:あー、なるほどね。

あ:そう。コーンにする?カップにする?って言われて、カップにするーって。どれとどれっていったらチョンチョンって詰めてはいっ!てくれる。

た:へー!もうおやつとか、おやつ以外でも全然もういつでもどこでも食べるみたいな?

あ:あー、そうそう!結構あっちの人散歩好きだからさ。

た:あっ、そうなんだ、へー!

あ:どうするなにする?…散歩する!って選択肢ある国なんだけど笑笑

た:へー!すごいね笑

あ:そう、夏なんか特に。夏っていうかちょっとあったかくなってきたりとかすると、喉渇いたりとかして…まぁもちろんコーヒー飲むって選択肢もあるけど、ジェラート食べるっていうのも選択肢にあるから。ちょっと休憩するのにベンチに座って食べたりとか。…いいなぁ、これが毎度うまいしなぁ、いいのよ。

た:いいね、ちょっと、なんかなんだろう?イタリアの人はそんな感覚ないのかもしんないけど、ちょっとね、日常が贅沢な感じって思っちゃう。

あ:そう!もうほんとにね、全ての味がギュッ!としててね、で、甘くてくどいってことじゃないのよこれが。そう。もうなんか濃厚だけどしつこくない!っていうね、この絶妙な感じがね、たまらないっす!!!たべてーーー!!笑笑

た:募っちゃうよ笑笑 食べたい行きたい、イタリアに笑笑

あ:食べたい!行きたい!助けてください!笑笑

た:うわー笑笑 いや、根掘り葉掘り聞いていきますよ!

あ:はい笑笑

た:えー、でもなんかすごいね、そのなんかさそのやっぱどうしても甘いものっておやつ的なイメージあるけど、なんかそんだけさ、ジェラート屋さんそんなたくさんあるってことは割とこうね、時間帯問わずにそういうの食べるって感じじゃん?だからなんかそういう甘いものは何時でも食べるみたいな感じなのかね?

あ:何時でもっていうかね、朝ごはん…朝ごはん甘いんだよ。全体的に。

た:それはなに、シリアルとかそういうことじゃなくて?

あ:そういうこともあると思うんだけど、クッキーとかが多いかな?

た:それお腹膨れるの?朝クッキーって。

あ:うーーーーーん…膨れるほど食べれば?笑笑

た:えっ笑笑 なんかどうしてもさ、ほら、日本だと朝ごはんって、そんな家庭今あんまないけど、やっぱほらご飯とかお魚とか味噌汁みたいな。

あ:あーもう全然!しょっぱいのなんて!

た:なんかこうパンでもスクランブルエッグとなんかちょっとね、ソーセージがあってみたいな。なんかやっぱどうしてもこう、おかずとこうなんていうの…ごはんパンみたいなイメージがどうしてもあるからさ。クッキー朝ごはん!バンッ!ってそれ…えっ?みたいな。

あ:想像できないよね。あのね、なんかイタリアってBarっていうものがあって。いわゆるカフェみたいな。

た:はいはいはいはい

あ:で、そこで朝カプチーノとかエスプレッソとかグイッて飲んでからお仕事行くんだけど、そんなにゆったり普通仕事してる時はしないじゃん、朝。もうエスプレッソってその名の通りさ、あのー、急ぎじゃないけどさ、はやい!みたいなイメージ。そう、なんかギュッて出してグッて飲んで(仕事)行く!っていう感じなんだけど、それのお供ってなるとやっぱクッキーぐらいがちょうど良さそうな。

た:あー、なるほどね。

あ:そう。コーヒー頼んで二、三枚クッキー一緒に食べて、んで終わりとか。

た:じゃあなんかそんな食べて力を出すぞ!とかそういうことじゃないんだね?

あ:うーん、なんか甘いもので糖分は補給してるって感じ。脳みそ回してこって感じはする。まぁクッキーだけじゃなくて、あのー、いわゆるタルトとかまぁ甘いブリオッシュっていうパンとか。夏になるとあのー特にシチリアだとね、さっきいったジェラートをブリオッシュってパンにはさんでたべるとか、そういうがある。

た:あぁぁぁ…美味しいやつだよね、あぁ…

あ:美味しいやつだよ笑笑 今何、美味しい呻きだったわけ?笑笑

た:うん、そうそうそう!知ってる、知ってる!って思って笑笑

あ:そう!そうなのよ。そういうのでねー、朝ごはんを済まして…でもね、あのー、ブリオッシュっていうものとかいわゆるクロワッサンみたいなやつとかは中にものすごいチョコレートクリームギューギューに詰まってて、その上にさらに粉砂糖かかってたりとかして決して軽いとは思えない。

た:えっ、それってさ、やっぱ、えっ、それは流石にくどいなって思うの?

あ:あ、お腹いっぱいになるね!しかもコーヒーでこう、かさまししてくじゃん?カプチーノとか飲んじゃったりすると。

た:すごいね、タフだねみんな!

あ:そうよ。まぁでもね、あっちにいるときは不思議なもんでね、食べれんよ、これが!

た:へー!やっぱその味自体もやっぱ違うんだよね?日本で同じもの出されてもやっぱ日本とイタリアじゃくどさが違うとかね。

あ:うん、そうだね。そうね、ラインナップもやっぱあっちのもんって感じするね。そのクロワッサンの中にさ、チョコレートこれでもかっっっ!!って詰まってたりとか、カスタードクリーム…カスタードの味もなんか違うんだけど。お酒が入ってるから。なんかそういうのとか、ピスタチオクリームが入ってたりとかするから、そういうのなかなか日本じゃね、ないよね。

た:ないね。

あ:ピスタチオクリームよ?重いわぁ…

た:ピスタチオ…やっぱピスタチオなんだね!

あ:ピスタチオと、Nocciola(ノッチョーラ)...Nocciolaって…Nocciolaってなに?Nocciolaってなに…ヘーゼルナッツ?

た:あー、はいはいはいはい!そうやっていうんだ。

あ:イタリア語だとNocciolaっていうんだけど。そう、いやーこれまた…そんな優雅な朝私は過ごしたいですね…あの、おうちにいる時はね、まったりとコーヒー飲みながらまぁおんなじようにクッキー食べたりフルーツ食べたり。

た:クッキーねぇ。クッキーか…

あ:うん。私朝ごはんもともと菓子パンとか甘いものばっか食べてたから全然抵抗なかったけどね。

た:あー、そう?なんかもたれそうだなぁって思っちゃって、ちょっと笑笑

あ:あー、逆に食べれないんだよ、朝しょっぱいもの食べる気ゼロ!

た:へー、うそ、私なんか結構今言ったなんていうの、ごはんと…まぁ魚…まぁでも漬物とかとお味噌汁とかあるとすごいちょっとテンション上がるけどね、朝とかは。

あ:ほんと?全然、しょっぱいなぁ…食べるのやめようかなぁ…って気持ちになるかも。今日いいかなぁって。

た:そうかー。へー。

あ:だから抵抗なかったタイプね、これは。

た:そっかぁ。え、そのクッキーが朝ごはんは結構当たり前なの?イタリアでは。

あ:当たり前、当たり前!もうスーパーに700gとかで、全く個装もされてないファミリーパックのクッキーの袋とか売ってる。

た:へー!

あ:もうね、多種多様なの、クッキーの種類が!こんなにクッキーのコーナーあんの!?ってくらいクッキーのコーナーあんの。

た:あー!主食って言うとちょっと大袈裟か、でも。

あ:まぁでも朝の主食っちゃあ主食かもしんないね。ビスケットやっぱ家に1種類、2種類はもう…

た:常備してある?

あ:そう、常備してる。日本じゃちょっとね、やっぱ湿度が高すぎてすぐ湿気る量だね。

た:あー、そういうことか。なるほどね!

あ:だからイタリアならではかもしれないね、あんだけクッキー置いとけるのは。

た:いやー、ないもんね。なんかもうクッキーってなに…そんな私なんか全然食べないからさ。それこそなんかなんていうの、クッキーのイメージってこう、ちょっとお呼ばれしてなんか人の家お邪魔させてもらってお茶するときに出てくる、みたいな。

あ:あー、お茶請けぐらいのイメージでしょ?

た:そうそうそうそう。

あ:あーもう全然。ボリボリボリボリ食べてる笑笑 まぁおいしいけどね!

た:面白いね、やっぱ気候とかが絡んできてこう、クッキーがよりこう、日本よりも馴染み深いというか。

あ:うん、そうね。あとやっぱコスパがいいよね。700gとか入ってても全然500円とかしないし。

た:へーーー!

あ:日本なんて、ね、まぁオレオとかだってさ一箱150円から200円くらいするじゃん、あれしか入ってなくて。

た:うん、するね。

あ:そんなの朝に毎日食べてられないしさ。

た:ちょっとね、コスパ悪いよね。

あ:そうそうそう。もう食パンやっすいの何枚切りかを揃えておくのとあんま感覚的には変わんないかもね。

た:なるほどね!

あ:カビないし。あとね、えーっと日本人がみんなビスコッティだと思ってるやつあるじゃん?ビスコッティ(biscotti)って、そもそも意味がね、bisっていうのは2回?だからアンコールみたいな感じ。

た:はいはいはいはい

あ:2回目〜で。cotti(cottoの複数形)っていうのは、cottoっていうのがね、火を通したって意味になるんだけど。

た:2回火を通した?

あ:そう。まぁ2回火を通したってそのね、いわゆる我々がビスコッティだと思ってるやつ、あの細長くてかったいやつあるじゃん?あれ一回オーブンから出してもっかい形整えてもっかいオーブンに入れるからなのかなぁ?だからビスコッティっていうんだと思うんだけど、確かにそれは正当なビスコッティなんだけど。もうクッキー全部ビスコッティっていうんだよ。

た:ほう!

あ:そう。ぜーんぶ!いわゆる我々がずっとクッキー、クッキーって言ってるやつはあっちの人はビスコッティって呼ぶんだけど。

た:はー!なるほど!

あ:そう。で、あの思い描いてるやつはカントゥッチ(cantucci)っていうのが多い。

た:はー!

あ:でもそれはね、あのね、お酒に浸して食べたりするよ。

た:ん??それはうーん、お酒って例えば、なにそれ、例えばどういう…わ、ワインとかそういうこと?

あ:あのー、いわゆる普通の赤ワインとか白ワインじゃなくて、あまーいワインあるじゃん?貴腐ワインとかいうのかな?まぁ甘口のワイン。あれにビッショビショに浸して食べたり。

た:えっ、そのビスコッティ自体も甘いよね?

あ:うん、甘い甘い。甘い。

た:えっ…だってそれさ…

あ:いや、美味しいって!

た:その、いやだって、なんていうのよくさ、それこそさっき話が出てたオレオをちょっと牛乳に浸して食べるみたいなさ。なんかそれはわかるけど、言ってもアルコールでしょ?お酒でしょ?

あ:アルコールだよ、うん。いや、でも考えてよ!あのーパウンドケーキとかさ…にこう、ドライフルーツがいっぱい入ってて…っていうケーキってさ、割とラム酒のシロップビッショビショにかけてるじゃん?おんなじようなことじゃない??

た:えーーー?そう…?いやなんか食感というかねぇ…

あ:いやいやおいしい!あの乾燥してる分…ゴリゴリに乾燥してる分ね、なんかよく…よく(甘いワインを)吸って!…よく吸って…?笑

た:えっ…えぇ…?

あ:だからあのー、そのー、甘いワインが口にワッ!と広がるのよ!

た:はー。その吸い込んだ分がこう、フワーッと?

あ:そうそう。フワーッと広がる…いや一回食べて!ほんと!Vin santoっていう…Vin santoっていうお酒なんだけど、意味はねVinいうのは多分ワインって意味なんだよ。で、Santoはいわゆるセイント。聖人のみたいな。聖ワインさん。

た:はぁ…はっ…?笑

あ:聖なるワインさんにつけて食べるの!笑笑

た:はー…いやーーーちょっとなぁーー今話聞くだけでは全く美味しそうじゃないけどね、今んところ!

あ:そうかなー?オレオがわかるのになぜわからないんだ?!

た:なん…やっぱお酒…だからそのラム酒はわかるよ、その、いや、理論上はわかるんだけど、うーん…

あ:もちろんエスプレッソに…エスプレッソに浸すパターンもあるよ!

た:あー…うーん…

あ:…あんまりわかってくれない感じだねぇ?

た:まぁ、そうね…食べてうまい!って思ったらまぁちょっとあれだけど…まぁ話を聞く分にはなかなかちょっと理解し難いというか。

あ:なるほど。じゃあ今度もしお会いする機会があったら、あのー、持参してみよう。食わせよう、おぬしに。

た:うーん…そう、美味しいって言えるかなぁ?っていう感じが、今んところ。美味しいってお世辞でも言えないんじゃないかなぁ?っていう今ちょっとそんな感じです…

あ:まぁ、食べれなくても私が食べるからノープロブレムです!

た:美味しいもんね、だってあおやぎさんは笑笑

あ:私は美味しいから笑 酔っ払ったら介護してっていうくらいです!

た:えっ、ちょっとまって、それってさ、あのー、えっ、それを浸してたべて酔っ払うってあるの?ないよね、さすがにそれは…

あ:まぁそんな量を食べるってことはないと思うけど…

た:ないよね?ないよね?そりゃそうだよね。

あ:まぁ決して度数がチューハイぐらいの低さっていうわけではないから笑

た:そうか、高いのか…

あ:そうそう、それをグッショグショに浸して食べるから…

た:いや、よくやるね、そんなこと!えー…

あ:やるよ、やりますよ笑笑

た:すごいねぇ、やっぱちょっと文化が違うなぁ…

あ:まさかこんなに受け入れてもらえないとは…私ショックですよ!笑笑

た:えーーー、いや!いや、多分だけど日本人…日本人っていうかいや、多分大半の人こういうリアクションなんじゃないかって私は思っちゃうけどねぇ…えぇー?!って。

あ:信じない!そんな話は信じないよ!笑笑

た:うそだ笑笑 ちょっと、ちょっとアンケートとってみたいだもん。

あ:あぁそう?美味しいと思ったけどなぁ…

た:すごいねぇ、そうか…いや、でも逆に、なんかこう…まぁあんまり恋しくならないだろうけど、そのー、和のお菓子とか置いてないの?イタリアには。

あ:あー、滞在してた時に?見つけたよ!あったあった!あのね、最近その前も言ったけどちょっと日本食ブームみたいな。

た:あー寿司のね、話とか!

あ:そう、ただやってるのがチャイナ…チャイナっていう。

た:はいはい、ありましたね!

あ:だからアジアンスーパーみたいなところに行くと売ってたりするんだけど。あのなんかね、もちろんねMochiって書いてあんの。MOCHIか。Mochiって書いてあって、いわゆるモチっていうと全部大福になってる感じがある。

た:ふーん…まったく…はぁ…も、あー、こう、いわゆるさ日本人の餅ってこう、四角切りのさ、とか丸餅とかのさ、ああいうのじゃなくて…

あ:もう磯部…磯部焼きじゃん?どっちかっていうと。

た:大福?ってことはもう中に餡子とか何かしらが入ってんの?

あ:そう、絶対なんか入ってる。絶対、絶対餡子入ってる。なんか甘いもの…あれこそ餅だと思われてるんだけど。そう、あれとセットで餅だと思ってるけど、いや、餅はその皮の部分のことだけだよ…っていうね。

た:ね!

あ:そう。求肥の部分だけなんだけどなーって思うんだけど、みんなやっぱ餅って言うとそれしかみたことないから甘いもんだと思ってて。我々があのお正月に食べるさ、雑煮とか磯部焼きとか。

た:はいはい、きなこまぶしたりとかね!

あ:そうそう!甘いって言っても安倍川餅でしょ?っていう感じじゃん。餅って言ったらそっちを思い浮かべて、餡子入ってたら今度大福とかさ、名前変わっちゃうじゃん。

た:変わるね。

あ:そう。ちょっとなんかね、そこら辺がね、大雑把にモチになってる印象。

た:なんか餅って素材だけどさ、大福ってもうなんかね、料理名っていうか、一つのね、なんか。

あ:そうそう!

た:えーじゃあ、えー、それあんこだけ?それ売ってるのって。

あ:うん、基本的にあんこ!なんだけどたまに…

た:なんかさ、あーそうだよね、なんか…

あ:たまにね、ドリアンって書いてあるの見かけたことあるよ…笑笑

た:………

あ:絶句するなよ!!笑笑

た:えっ、それ実が入ってんの?

あ:あーなんか…

た:なんか嫌じゃん!その、え、ペースト?

あ:え、だってあんこの状態になってんじゃないの?そりゃ、最近のほら、みかん大福とかフルーツなんちゃら…

た:そうよ、フルーツ大福とかあるじゃない?そう言う概念かなと思ったのよ!

あ:ちがうちがう、逆にそれだったらそれもヤダよ笑笑

た:いやだけどさー!!えー?発明したやつ誰よ、ってちょっと言いたくなるね。

あ:原産地…原産地とか見ると中国でもなくなんか台湾…?なんかもうちょっと南な方だった気がした。なんかドリアンありそうなところだよ!笑笑

た:アジアン…アジアンマーケットだから?なんかせっかくだったらねぇ、そのピスタチオクリームだかなんだか入れなさいよ!って言いたくなるよねぇ。

あ:そうだよね!こっちはだってさ、最近生クリーム大福なんて流行らせてるからねぇ。

た:そうよ、それをさぁ餅っつってさぁ、その、ねぇ。そう言うフルーツとかさ、そういうね、ピスタチオとかそういうのと生クリームいっしょに入れてやったらなんかそこそこ美味しそうなのにさ。ドリアンかよ…それ食べるの?イタリアの人は。

あ:…いや、買わないでしょ。流石にドリアンは笑笑 ドリアン売るなよ!って思うけどね笑笑

た:どこに需要があってそれが発売されてるわけ?ドリアンの大福って笑笑

あ:わかんない笑 餅だったらいいんじゃないの?笑 いや、基本はあんこのを買ってると思うよ、もし食べるんだとしたらね!最近はさ、ちょっとやっぱジャパニーズカルチャーが入りつつあるから。そう言う日本食をやってるっていうと今度どら焼きとか、たこ焼きとか、まぁたこ焼き甘くないけど、なんかそういうもうちょっと入り込んだ日本の食べ物というか、そういうのも見かけるようにはなってきたね。

た:どら焼きかぁ…

あ:そう。どら焼きはでもね、ドラえもんの絵描いてあったからね、ドリアンとかじゃなかったよ。

た:なるほどね、はー。一応そういうでめまぁ、なんか勘違いされてるけど日本のそういうのはあるのね、一応なんか大福…

あ:そう!そうそうそう。あれは大福ですよ、みなさん!って私は言いたい。

た:日本に来てフルーツ大福なんて見た日にはおったまげるでしょ?モチー!って

あ:なんだコレ?ってなるよね?これモチ?って言われるけど…うーん、大福?っていわれるよね。

た:そうかそうか、イタリアの人は大福を知らないんだもんな。大福という概念を。

あ:そう。

た:おもしろいなー。

あ:餅食べたいって言われたら磯部焼出しちゃうよね?海苔に巻いちゃうよね?醤油つけちゃうよね?笑笑

た:そうねあまじょっぱいね、ちょっとしょうゆにね。

あ:そうそうそう。そうよ。甘いのが良い…甘いのが良いんじゃきなこ買ってこないと!ってなっちゃうもんね。

た:ね!なるよなるよ。

あ:それかあんこか…うーん…それかあんころ餅とはいうけど。なかなか最近は家庭ではつくらないからね。

た:そうねぇ。そのさっきピスタチオの話とかもあったけど、やっぱりそういうナッツ系がイタリアはすごいなんていうの、多いというか。日本てあんまりないじゃん?

あ:うーん、(日本だと)ナッツ高いもんね、ほんとに。

た:イタリアはもっとそれが身近な感じなんだね、やっぱり。産地って言ってたし。

あ:やっぱ(ナッツが)とれる、とれるとれる。あのー、場所は違う…ピスタチオはシチリアとか。うん。あとねピエモンテっていって、あのね、トリノオリンピック覚えてる?

た:はいはいはい!

あ:冬季の!あれイタリアだったんだけど、そのトリノがあるとこ。その州がピエモンテって言うんだけど、そう、そこの州がね、すごいね、さっき言った…ヘーゼルナッツか。ヘーゼルナッツとかアーモンドとか、まぁピスタチオもとれんのかな?あのほんとにね、ナッツの産地でね。そう。いいよねー。だからすごいね、お菓子とかにもナッツがたくさん使われてる感じがする。ふんだんに!

た:ナッツ好きにはたまらんなぁ…

あ:そう、ナッツ好きにはたまらないんすよ〜。ナッツ好きなんで…

た:ね!あのーアーモンド…ナッツのあの…

あ:チョコレート?

た:あれとかね、うまいよね…

あ:そうよ、超うまい…ナッツとチョコレートのセットはね、まじでね、神がかってるね。

た:あれは私もよくコンビニで買っちゃうなぁ、あれ。全然イタリアの話じゃないけど笑笑

あ:いやーでもわかるわかる!やっぱあれは王道の美味しさよ。気づいたら無くなってるから怖いよね笑笑

た:わかる…イタリアだとやっぱさらに美味しいみたいな感じなの?そういうのも。

あ:うん。あのねイタリアにあるジャンドゥイヤっていうチョコレート…クリーム?

た:クリーム?

あ:あのチョコレートの形になってるとジャンドゥイオットっていうんだけど。まぁジャンドゥイヤっていうのはチョコレートとヘーゼルナッツのミックスしたやつ。

た:はぁはぁ…

あ:Nutellaしってる?

た:え?わかんない…

あ:知らない?あのチョコスプレッド。パンに塗ったりとかしそうな。まぁチョコレートのクリームなんだけど。

た:あー!はいはいはいはい。

あ:ああ言うチョコレートのペーストだけじゃなく、そのヘーゼルナッツが入ってるから、こうナッツの香りがして大変おいしく…カロリー爆弾なんだけど…笑笑

た:確かに高そう!

あ:そう、それがね、あのさっきも言ったピエモンテとかあっちの方の名物のチョコレートになるんだけど。そのジャンドゥイヤっていうのが!

た:クリーム、クリーム状っていうかペースト状ってことなんですね?それは。

あ:ジャンドゥイヤっていうとなんかそんな感じ?あのー、さっきいったジェラテリアとかいってもジャンドゥイヤっていうフレーバーがあったりとかする。まぁチョコレートのこともジャンドゥイヤっていうのかな?

た:なんか…あんまないよね、日本…ある、あるのかな?そう言うさ、チョコレートクリームみたいな、なんていうの生クリームみたいなものとかはあるけど、そう言うさっきいったパンに塗るようなペースト状のそういうってあんまないよね?チョコで、って。あんまだから、いまいちピンと来てないんだよね。

あ:あー…いやでもNutellaは日本でもあるからちょっと今度探してみて。

た:ヌテラ?

あ:PLAZAとかなんかちょっと輸入っぽいの扱ってるとこ行けば売ってるよ?

た:あー!そういうところね!

あ:そう!なんかオシャな感じに聞こえるかもしれないけど、別にそう言うわけじゃなくて。結構Nutellaはね、あのーアメリカ人とか(イタリア)国外の人も食べてると思う。有名なはずよ?

た:(画像見ながら)あ、すっごい、THEアメリカのお菓子!!って感じがする笑笑 

あ:まぁ確かにNutellaはちょっとなんだろう、体に良くなさそうなものがいっぱい入ってる感じがするね笑笑 あ、出てきた!

た:いやーーーこれかぁ!!これは…いやーーーーちょっとねぇ…いやなんか別に私Nutellaは食べたことないけど、この日本でもこういうのってさ、まぁスーパーの超狭いところになんかポンって置いてあったりするじゃん?こういうの。で、何回か食べたことあるけどもうとにかくさ、喉にこうつっかかる…

あ:へばりつく感じね!

た:うぇぇぇぇぇっ!ってなるかんじのイメージがあるから…

あ:な…なんだそれは!笑

た:いや、だから要はやっぱりちょっとくどいなって言うね、イメージがあるってことよ!

あ:いや、くどいよ。いや、美味しいですよ!

た:あーーー…そうですかぁ…!

あ:私は好きなんですよねぇ!!あのーこれほら、もちろんパンに塗ったりして食べたりするからさ。スプーンとかヘラとかですくうじゃないですか。これがねー、気づいたらそのヘラはベロベロに舐めてるね!!

た:すごいねぇ…ほぇー… ちゃいますなぁ、文化が… すごいねぇ…

あ:いやー、おいしいですけどねぇ?いやーほんとにこのちょっとナッティな感じがたまらんす…

た:ナッティな感じですか…

あ:えぇ、まじナッティです、まじで。まじナッティですよ。くいてぇなぁ… あ、でもね、最初からこうしたくてこうなったわけじゃないらしいよ。

た:ほう…ならざるを得なかった、みたいな?

あ:そう。あのーカカオとかさやっぱチョコレートのさ、材料って高級品じゃん?

た:はいはい

あ:ってなると、チョコレートが多分…また戦後とかなのかなぁ?なんかまた足りない時期があったんだよ、多分。高価でちょっともう品薄で足りなくて、どうしよ…何で埋め合わせしよう?って思った時にピエモンテだからこのヘーゼルナッツがいっぱい取れるじゃん?これ入れちゃえ!!っていって、それでチョコレートの分誤魔化したら思いのほか美味しかったらしい。

た:へー!それでもうそのまま根付いちゃったというか。

あ:そう、それであのジャンドゥイヤが生まれたなんていう言う説が。なんか料理本この前読んだけど書いてあったよ。

た:へーーー

あ:そう。いやー、チョコレート足りなくてよかったー!!っていうね?笑笑

た:よかった…まぁ結果論としてはね?笑

あ:そう!結果オーライってまさにこのことか!と思いました!いやー、寒くなってくるとこう言うね、喉にへばりつくような甘さのものが恋しくなるんですよ!!

た:チョコ好きだねぇ笑笑 いやぁ、まぁ話は尽きないんですけど、今日のこの聞いた話で、私がこう…うわぁ!ってちょっとときめいたと言うか前のめりで聞けたのはジェラートだけかもしれない…ひょっとしたら笑笑

あ:あれっ…やっぱちょっとさっぱり感ほしかった??

た:うん…いや、私そんな甘いもの嫌いとかって思ったことないし、やっぱ本場行ったらおいしいんだろうなーって思うんだけど、なんかね…特にあのなんだっけ、そのチョコレートにナッツが練り込まれている…?あそこら辺の話は、なんか梅干し聞いて唾液が出るじゃないけど、話聞いてるだけでなんかちょっと喉が詰まりそうな感じだった笑笑

あ:胸焼けした?笑笑 そうかーーー。残念だなぁ…

た:まぁでもわかんない、これももしその本場のものを食べるとちょっと違うのかもしれない!やっぱ言っても私はそういうスーパーのどこのメーカーかよくわからんもののそういうね、やっすいものを食べてるから。やっぱ本場のやつ食べると、おっ!ってなるかもしれないし、ビスコッティも酒に浸したらうまいっ!ていうかもしれない。まぁちょっとこれはもういつか食べさせていただこうかな、と。

あ:わかりました。お口直しのためにちゃんとしたワインとかも持参します…

た:はい。ちょっとその時にぜひチャレンジしてまた報告したいと思っております、わたくし。

あ:そうですね、チャレンジした結果を報告できる日が来ることを楽しみにしておりますんで。

た:はい!

あ:はい!私にとっては今回すごいおいしい話でした、ありがとうございます!

た:いやー、すごいそう!楽しそうで、やっぱり食が好きなんだなだと改めて感じました。

あ:そうですね、もう好きっていうか執着っすね!

た:笑笑 いやでもそう言うのがあるっていうのはいいことよ、やっぱり人生において。

あ:いやー、この後お菓子作ろうかなって言うくらいに甘い気分です!

た:いいじゃないですか!またあおやぎさんのお菓子が恋しいわ… まぁまぁ…あの甘いもの食べてこの寒い冬もちょっと乗り切りましょう!

あ:はい!糖分過多で頑張っていきたいと思います!!

た:がんばりましょう笑笑 では、はい笑笑 これにて15回目の配信これにて終了です!ありがとうございました!

あ:ありがとうございました〜〜〜

(あおやぎ)

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