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胸とブラと夢の話

初めまして、こんにちは。Dカップのブラを着用しているSと言います。

男性はよく女性の胸の理想のサイズをCカップ。Dだとなお良し。と聞くことが多いですが、そう聞くたびに貧乳の私は無い胸を痛めていた。

自分でメジャーで測ると私の胸のサイズはBだった。なので私は今までずっと自分で測った通りのBカップのブラを付け続けていた。

もちろんBという小さいサイズの胸ってのは個人的にはコンプレックスとなる。

飲みの場などでたまに男性と話しててタイプの女の話になった時などに、会話の流れで巨乳好きだと聞くと『デカさより形だよわかってねーなぁ』と思ったし、貧乳好きだと聞くとそれはそれで『変態だなぁ』と思った。

たまにそんな話の流れで私の胸元をチラッと一瞬見たあと「俺は大きさよりも形が良い方が…」なんて言う男もいたが、そんなフォローも私には皮肉にしか聞こえず目潰ししたい衝動をグッと堪えることもあった(つまり性格が悪いので何を聞いても良くは思わない)(てかどこ見てんだよキメェな)。

だがある日、何気なく入った下着屋で何気なく下着のサイズを測ってもらうと店員から「お客様はCですね。アンダーサイズを下げるとDでも良いと思いますよ?」と言われた。

「このわたしが…D…だと……。」

ずっとBだと思っていた私の胸を店員が、いや、店員様が脇から背中から肉を詰め込んでくれるとあら不思議、2カップもサイズアップしたのだ。

もちろんアンダーサイズを下げ、笑顔で私はDカップのブラを購入した。

全男性人に私はアピールしたい。「Dカップの女ですよー!!今が買いですよー!!」と。

もう性格の悪さは克服し、男性の理想の胸のサイズの話題になっても「俺はCかな、Dだとなお良し」「ふっふっふ、それって私のことですね?」と言えてしまう。

そんな妄想でウキウキしながらいざ帰って購入した下着を改めて付けてみると、カップの中には不思議と隙間ができてしまった。

店員様が魔法のように胸以外の肉を詰め込んだDは結局のところBでしかなく、私にはその魔法を使う技術もなかったようで自力でどうにかこうにか頑張っても詰め込めた肉はCまでが限界だった。

私のDはまやかし、いや、脇肉や背中の肉を詰め込んだデタラメのDだったのだ!!
(うまいこと言えてると思ったらスキを押してください、お願いします)。

なのでアピールの仕方は変えなければならない。

「ブラのサイズだけDをつけてますよー!!」と。

うん。すげーダサいな。

ちなみにDのブラにはしっかりとパッドを入れて今もちゃんと使ってます。


そんなひと時の夢を見た私。ネットで『大人になってからのバストアップ』というネット記事を…そんな新たな夢を見つけてしまった。

内容はバストアップに効く食べ物だったり、マッサージ法だったり、補正下着で胸肉を集めて胸に変えよう!といったものだった。

もちろん全て試した。1万を超える補正下着も何着も買った。

だが結果は…泣。育ったのは胸ではなく、性格の悪さだけだった。けっ!ざけんなよ!!泣。

そういえば昔、スーザンボイルがオーディション番組で歌った曲のタイトルって「 I dreamed a dream(夢やぶれて)」だったっけ。あとで聴こう。

そんなBカップ(自力で詰め込んでCカップ)の私、S、これからつらつらとここにブログ(もとい駄文)を書いていきたいと思ってるので気が向いた時にでも読みに来てもらえると嬉しいです。

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